「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

日本ハムファイターズの「エスコンフィールドHOKKAIDO」<2023年5月

2023-05-31 18:55:11 | スポーツ

今明かされるファイターズ新球場決定の”運命の日” 日本ハム取締役会は揺れた!「札幌と北広島、劣っている部分はどこか?」敵なのか、味方なのか…
2023/05/25 17:01
https://number.bunshun.jp/articles/-/857587

総工費600億円の大プロジェクトです。
出来上がった球場は、単なる球場ではありません。
日本初のボールパークです。

どうしてそれを建設したのか?
やはり、夢があったからだと思います。
夢が語られやがてそれを実現する方法を考え、多くの人たちの努力があったから夢が実現したのだと思います。

その環境ときっかけがありました。
日本ハムファイターズは、2003年に札幌に移転しました。それは、それで興行的には成功でした。東京の不人気球団から北海道の人気球団に生まれ変わりました。

日本ハム新球場へ移転後「札幌ドーム」の生きる道 2023年からは北広島市にできる新球場へ移転
2022/01/20 16:00
https://toyokeizai.net/articles/-/503906

【新球場構想から7年】ファイターズ移転の軌跡 球団なき札幌ドーム 「新モード」に活路
https://www.youtube.com/watch?v=RK8a3aKFjPM

しかし、当初から問題はありました。
それは、サッカーと併用のため人工芝が固く故障する選手が多かったことです。更には運営会社が札幌市の外郭団体であり、野球場として運営するには様々な不便がありました。

そのような事情があり、新球場建設が現実に検討されるようになりました。しかし、7年の準備期間を見ても簡単なことではありません。

で、結論は従来の野球場とは全く違うものを作ろうと考えるに至りました。それがアメリカ型のボールパーク構想です。その一端の完成形が以下の通りです。

北海道日本ハムファイターズ の新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」3月オープン
https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/article/001904.html

球場建設予定地も最後まで揺れました。
札幌市の真駒内か北広島かです。
しかし、具体的な計画は・・
約32ヘクタールの敷地に球場、商業施設、住居などが並ぶ「北海道ボールパークFビレッジ」
600億円を投下してこれを建設するわけですから、その土地が必要です。これを考えると適地は、北広島しかなかったと言えるかもしれません。

球場建設が、広い土地の再開発、商業施設の建設、住宅建設など様々な事業が複合的に行われています。

エスコンフィールドの魅力紹介 - 北海道お出かけスポット
https://www.fighters.co.jp/expansion/2023/bpbeginner/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_term=%E6%9C%AD%E5%B9%8C%20%E6%96%B0%E7%90%83%E5%A0%B4&utm_content=230315_txt_0003&utm_campaign=23_outside_con&gclid=EAIaIQobChMIlM2KxOGX_wIVScBMAh0F2gHsEAMYASAAEgICW_D_BwE

新千歳空港が近いです。つまり、北海道観光の玄関口になることも目的になっています。選手の移動にも便利ですね。

実際には、単なる野球場の建設ではなく巨大な開発事業であり行政や産業界や地域振興や北海道外の観光客誘致も巻き込んだ、一大プロジェクトと言った方が正確です。野球場の建設は、そのパーク内の大切なコンテンツではありますが、全部含めて「パーク」になっています。

少数の人々が見た夢が多くの人々や企業や行政の参加をいざない、こんな巨大なプロジェクトとして完成しました。

「北海道に行って、ちょと豪華にファイターズの試合見ようかな?ついで、近場の北海道観光もしようかな?」

と思う人が増えるほど、様々な人々が潤う仕組みになっています。そのために、ド~ン!とボールパークを建設したわけです。



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