「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2023年大相撲五月場所の結果

2023-05-31 18:56:42 | スポーツ

幕内は、横綱照ノ富士が14勝1敗で8回目の幕内優勝を果たしました。元、大関ですが・・
病気とけがで2018年7月場所では、幕下からも転落。2019年序二段48枚目まで番付けを落として、普通なら諦めると思います。3度の膝の手術を経て病気を治療しながらの再起を図ることになりました。

本人は、引退を考えたようですが、師匠の伊勢ヶ濱親方が絶対に認めなかったそうです。「とにかく、体を治せ」とそれだけ言われて、引退も出来ずに地道にリハビリとトレーニングを継続した結果、徐々に体力が回復し復調します。2021年7月場所後に、横綱に昇進しました。

今場所の前3場所は古傷が悪化して休場しての再起の場所でした。今でも、膝の調子は完調とは程遠い状態でしょう。本当に、努力の人だと思います。膝のケガが悪化すれば即引退ですから、体調に気を付けて励んでほしいと思います。

他では、大関とりの関脇の霧馬山は、11勝4敗で大関昇進を確定させました。

来場所が大関とりになる、豊昇龍・大栄翔・若元春は、それぞれ3場所33勝が、目標になります。ただ、内容によっては33勝でも見送られる可能性もあります。
現在、大栄翔22勝・豊昇龍21勝・若元春21勝となっています。33勝では、少しインパクトが足りないような気がします。

こん場所は、十両が盛り上がりました。
やはり、「令和の怪物」落合がいますから、十両の取り組みにも注目が集まり、また他の力量上位の力士も気合が入ったようで優勝争いは、ハイレベルでした。

豪ノ山14勝1敗。落合14勝1敗。熱海富士13勝2敗。湘南乃海11勝4敗。武将山10勝5敗。
優勝決定戦の結果、豪ノ山の十両優勝が決まりました。
これだけ、二桁勝ち星の力士がいるのは、珍しいと思います。そして新しい顔ぶれも増えています。来場所、幕内からの陥落と幕内の空席を考えると、5人くらい幕内に昇格できるのでは、ないかと思います。初入幕の力士が多いですから、来場所はフレッシュな幕内になりそうです。

豪ノ山25歳177cm170kg3場所通算34勝
落合19歳180cm162kg2場所通算24勝
(十両2場所目)
熱海富士20歳185cm176kg3場所通算やや不足
湘南乃海25歳193cm186kg3場所通算32勝
(十両3場所目)

ここに挙げた4人は、年齢的にも上がり目がありますし体も出来ています。3人は、ここ3場所の成績も安定していて強いです。来場所は、幕内で苦戦するかもしれませんし大勝ちするかもしれません。十両でこれだけ強ければ、幕内の下位なら十分、通用する力はあると思います。初入幕が多いですから、どこまでやれるか?楽しみです。

湘南乃海は幕下でかなりもまれて苦労したと思います。でも、それで実力が身に付き十両3場所で初入幕です。体も大きいですし、ある程度完成された強さがあると思います。大勝ちしそうな一番手です。

落合は、関取4場所目が初入幕ですからどこまで通用するか?ですね。「令和の怪物」なら数場所で小結・関脇の地位まで駆け上がると思います。それが出来て本物の「令和の怪物」です。

「遠藤」タイプなら、結構苦労すると思います。
上位に行くと通用しないパターンです。来場所は、真価が問われます。



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