10月30日 菅古道北部と稜線ルートの調査研究の一環として、宮沢ルートの踏査を行いました。
その入口である宮沢の現在です。
自生する数種類のカエデやモミジ、広葉樹の紅葉が真っ盛りでした。普段は車止めで一般の立ち入りが少ないためか、こうした景色がこの場所に存在することはあまり知られていないようです。
この宮沢は先日開通した「菅古道:熊沢道~風吹き峠稜線~宮沢~菅古道(里道)」のラウンドトレイルの一部ですが、途中に江戸時代(天明期・嘉永期の馬頭観音を含む)の石造物が3基確認されており、昔は稜線越えで木曽福島側に降りる古道であったと推測されます。
登山口までのアプローチは現在林道を使っていますが、馬頭観音碑の位置や碑面が川に向いているところを見る限り、本来の古道はもっと沢沿いについていたようです。
現在確認されている3基以外にも「もう一基小さいのがここより上流、川のそばにポツンとあった」という話もあるので、丁寧に踏査すればまた新たな石仏が見つかるかも知れません。
沢の水流も多く、風倒木を片づけ、下刈やちょっとした除伐など、少し森に手を入れるだけで素晴らしい紅葉の名所となる可能性を秘めていると確信しました。
来年にはぜひともここも公開できるような形にしたいものです。
その入口である宮沢の現在です。
自生する数種類のカエデやモミジ、広葉樹の紅葉が真っ盛りでした。普段は車止めで一般の立ち入りが少ないためか、こうした景色がこの場所に存在することはあまり知られていないようです。
この宮沢は先日開通した「菅古道:熊沢道~風吹き峠稜線~宮沢~菅古道(里道)」のラウンドトレイルの一部ですが、途中に江戸時代(天明期・嘉永期の馬頭観音を含む)の石造物が3基確認されており、昔は稜線越えで木曽福島側に降りる古道であったと推測されます。
登山口までのアプローチは現在林道を使っていますが、馬頭観音碑の位置や碑面が川に向いているところを見る限り、本来の古道はもっと沢沿いについていたようです。
現在確認されている3基以外にも「もう一基小さいのがここより上流、川のそばにポツンとあった」という話もあるので、丁寧に踏査すればまた新たな石仏が見つかるかも知れません。
沢の水流も多く、風倒木を片づけ、下刈やちょっとした除伐など、少し森に手を入れるだけで素晴らしい紅葉の名所となる可能性を秘めていると確信しました。
来年にはぜひともここも公開できるような形にしたいものです。