東京を中心にダイニングレストランを展開する南国酒家が、沖縄食材をベースにオリジナルの中華料理を創作。先日は料理のお披露目と試食に招かれました。場所は原宿駅近くの一等地!セレブが行き交う界隈で、料理のタイトルコンセプトが「琉球チャイニーズ」。ゴーヤー・ズッキーニ・とうがん・島人参・オオタニワタリなどの緑黄色野菜やアグー豚にラフテーなどの肉類がオリジナルカラーをちりばめています。えっ?感想ですか、そりゃあ!もう満足!シイラ(マンビカー)の卵の香り煮込み・・唐揚げのイメージが強いシイラの卵を香ばしく煮込んだ料理は、初めて味わいましたがタラコに似た食感で美味しくいただけましたよ~、クワッチーサビタン。
ピンクや白の花吹雪舞う新宿御苑、そろそろソメイヨシノの見納めどき?一部は葉桜に替わりつつ、名残を惜しむように時折り降り注ぐ花びらの舞い・・・八重紅しだれ桜の薄いピンクが今日の青空に映えますねぇ。樹木の緑からはマイナスイオン・・・穏やかなお昼どき・芝生のそこかしこは、行楽客の花見弁当が開いています。そういえば・お腹がすきました・・・。
第80回選抜高校野球、祝!沖縄尚学優勝・・今頃、沖縄は歓喜の声に包まれて大騒ぎでしょうね。基地あるが故の昨今の暗い話題を払拭しました。このとき、スタンドの応援団と一緒に「ハイサイおじさん」を口ずさみ、指笛飛び交う光景を共有して、ウチナーンチュであることを喜ばしく誇りに思いました。奄美の皆さんも共に喜んでくれますよね・・。準優勝・埼玉聖望学園も十分に健闘しました。頂点に達した沖縄尚学・・勝因は好投手を擁して失策の少ない固い守りを徹底したことに尽きます。もちろん、非凡な打撃も評価されますが、大事な場面でバントを成功させたこと、豊富な練習量に裏打ちされて大技小技を絡めた総合力に勝りました。紫紺の優勝旗、80年の歳月の重みが9年ぶりに海を渡ります。
月が替わり、気持ちも新たに新年度のスタート。花々が芽吹くように春の爽やかな息吹が空気に満ちて、景色が春色めいてきました。拙宅の名嘉睦念版画カレンダーの絵柄は猫のヨガポーズに替わりました。なめ猫や鍋猫ならぬヨガ猫も本当にいるかも・・・。
満開のソメイヨシノから花吹雪が舞っています。路上は白い花びらが敷き詰められたよう・・暖かくなるにつれて植え込みのクルメツツジが早くも淡い紅やピンクの花を開いています。そして今日の甲子園球場・選抜高校野球は熱かった・・・沖縄尚学-東洋大姫路の準決勝はエースの気迫のこもった投げあいに両チームとも失策が1個だけという引き締まったゲームでした。8回裏にツーアウトから連打・敵失で一挙4点の逆転劇。かつての沖縄代表からは想像もつかない粘り勝ちでしたね。さて、明日は決勝戦・・9年前の再現なるでしょうか?沖縄尚学。
今日の選抜高校野球、試合の明暗を分けたのはバントでしたね。沖縄尚学・天理、両校とも好投手を擁して駒を進めてきただけに、天理には勿体ないバントミスがあり、片や沖縄尚学はバント成功がゲームの流れを引き寄せた形になりました。いずれにしても東浜投手は途中登板とはいえ気迫のピッチングでした。全員が勝とう!という気持ちがひとつになったのでしょうね・・。試合後も青年監督の奢らない謙虚な態度が清々しい・・ところで、沖縄尚学の校歌斉唱を見聞きして急いでメモした歌詞は・・・・那覇を見渡す祝嶺森に聳える甍は吾等が母校・・・あれ?短いです・・甲子園用に短めヴァージョンを用意していますね。かつて、ひげ親父の母校が甲子園で校歌斉唱の折も慣れ親しんだ校歌が短めに編集・演奏されていましたから、これは相手チームにも配慮した結果なんでしょうね。グラウンドの上では礼に始まり礼に終わるのです。
取引先から営業の青年が事務所に訪ねてきました。初対面ながら仕事の段取りなどをスムーズに確認・・・そのうちに彼が口を開いて言うには、「私も九州に近いんですよ」、えっ?「父親の出身が大分市で・・・」おぅ、温泉どころの大分県。・・・「母親は奄美です」・・・オオッ!奄美と聞くと詳しく知りたくなる性分、で・・奄美はどちら?「名瀬市です」・・やったぁ!もっと詳しく教えてたぼれ。根掘り葉掘り聞こうとしたところ「でも、私は子供の頃に一度訪ねたきりでして・・・あまり記憶がないんです」・・・ですか・・鶏飯を食べたことは覚えていたようです。彼の中では奄美が現在進行形ではないようでしたので、深くは聞かないようにしました。でも、奄美って聞くと反応しちゃうんですねぇ、ひげ親父は。
時折り冷たい風が吹きますが、好天に誘われて浜離宮へ足を運びます。広大な敷地の東側に黄色も鮮やかな菜の花畑・・・春は菜の花、秋はキバナコスモスが咲き誇るそうで、かつての歴代徳川将軍の庭園は散策コースにお薦め。六代徳川家宣の時代に植えられた三百年の黒松は枝ぶりが美しい。