以前、このブログでもんたアンドブラザーズ23年ぶりの再結成について触れましたが、今宵久々に最新の映像を観ることが出来ました。1980年のヒット曲・ダンシングオールナイト・・・もんたの泣きのボーカルは昔と変わらずで渋い、いやぁ懐かしい。さらに、1979年の話題曲「君の朝」・・・岸田さとしがすっかりおじさんになって、荻窪の歌声喫茶?からライブ・・・ですか。歌の生まれた時代をたどると、自分の青春がしっかりと確認できるのね。あぁ・・・馬鹿ばっかりやってたあの頃が、歌と一緒に蘇る。
先月、島根の出雲大社に足を運んだときに童謡「一月一日」の歌碑を見かけました。出雲大社の宮司は代々の家系で、千家(せんけ)家が継いでいるのですが、一月一日の歌詞は先々代の宮司が作られた由。「年の始めのためしとて・・・」新年を祝う唄のルーツは出雲大社にありました。
世界遺産・白川郷は、とんがり屋根の集落が特徴。日本有数の豪雪地帯のため、茅(かや)を重ねた急勾配の屋根を日本家屋の上に乗せるのです。屋根の形が手を合わせた姿に見えるため、合掌造りと呼ばれています。先程までテレビで観ていたのは、村人が総出で屋根の茅をふきかえる光景でした。農閑期を利用して、一軒あたり一万二千本の茅を束ねて屋根をふきかえています。白川村の合掌造りは江戸から明治にかけて造られて集落を形成したもので、屋根の茅をふきかえるのは地元で「結い」と呼ばれる共同作業に支えられています。結いは助け合い・相互扶助の精神の発露・・・。そうして屋根に新たな命がふきこまれていくのです。沖縄の「結いまーる」と一緒ですね。語感も意味も通じます。沖縄ではサトウキビの製糖シーズンなどに「結いまーる」がみられますね。奄美では「結いまーる」と言いましたか?