オホーツクだらだらOutdoor

日本の北はずれのオホーツク網走地方で、釣りやキャンプなどのアウトドアを楽しんでいます

26日大津 太平洋戦争終戦

2007年08月28日 | 釣り
引き続き泊まり込んでの釣りとなります。イノケンさんととっち夫妻はそれぞれテントを持ち込んでそのままキャンプ?です。私はツーリングテントなんて持っていないので愛車まで戻ります。自転車でなかったら戻りたくない距離です。

早朝、霧がかかって視界が悪い中での準備。そして非常に寒い・・・。意外と釣り場に隙間があるのが目立ちます。しかも垂らし釣りが多いので人も少なく見えます。準備を終えて後はキャストするだけでしたが、昨日は朝まずめはほとんど釣れなかったとの話だったので戦意もそんなに高くはありません。何よりも昨日ゲットしていたので余裕があるのかもしれませんね。

それでも薄明るくなってきているので、まずめ用の今年の新兵器をキャスト。いい感じで目立ってくれています。しかしやはりお魚が少ないようで、ずっと遠くまで続いている垂らし釣りの人たちにもヒットはないようでした。それでも散発的にヒットが見えるようになってきました。

そうなるとちょっとは頑張るようにしていたんですが、この状態は昨日の夕まずめよりずっと釣れない感じ。あとからドッと群でも入ってこないかなあと考えていた矢先、イノケンさんにヒットです。こちらにも魚がいたようです。みんなに写真を撮られた後、無事にネットイン。やはり銀ピカです。

本腰を入れて再びキャストを繰り返しましたが、釣り場全体の釣果はそれから下降線。そうなるとどんどん眠たくなり、ついにはイノケンさんのマットの上で横になり小1時間ほど寝てしまいました。

異常に暑くて目が覚めるともう8時半。寒くて上着を二重にしていましたが、汗ダラダラでした。まだ眠たかったのですが・・・。釣り場は依然として釣れないモードが支配しています。私もたまーにキャストしてはすぐやめるという、いわゆるダラダラモードへ移行。釣れないと食べる時間も増えますので太りそうです。

結局正午過ぎまでこんな感じ。定置網が入ると激減するのか、それとも今日だけの気まぐれなのかは、初めてこの釣り場に入った人間には分かるはずもないんですが、ふらっと現れたベテランの釣り人が断言して言うには、工事の影響で「明日からここは入れないよ。」とのことでした。

十勝の釣りってオホーツクと違うなあと思い知らされました。港でのブッコミが非常に多いのにビックリ。砂浜だけではないんですね。三脚に投げ釣り竿、カレイ釣りのようでした。そして一人あたりの垂らし釣りの本数の多さ。網走方面では最小限の本数にしてほしいと思いました。

居付きアザラシもコロちゃんは見れませんでしたが、イルカも見たし海岸線がきれいだった太平洋。銀ピカの異常なくらいの多さに驚き、十勝の釣りに驚き、そして新鮮な気分を味わえました。遠征っていいですね。また今度行くんじゃないかな。イノケンさん、とっちさん、どうもでした。

25日大津 太平洋戦争前半

2007年08月26日 | 釣り
大津ってどこよ?

それが私の第1印象でした。とっちさんから誘われての釣行。地名を聞いてまずは地図とにらめっこしました。太平洋・・・。

地図を見ると、十勝川の河口近くの漁港だということが分かりました。十勝って場所取りが大変で釣る場所がないというイメージでしたので大丈夫かなと思ったんですが・・・。ブッコミと垂らし釣りの中でウキルアーできるのか? しかも太平洋で釣るのは初めてです。まあ、とにかく教えられたとおりに出発です。

夕方に目的地に到着。すでにとっちさんの車がありましたので身支度を終わらせて歩きます。身支度は大変でした。アザラシが出るということでスカリは使えない、そこでクーラーボックスを持って行かなくてはなりません。そしてかなり歩かなくてはならないということでした。荷物と体力と精神力もたっぷりと用意する必要がある釣り場です。

自転車で荷物を引っ張りながら何とか現場到着。イノケンさんととっち夫妻がすでに夕まずめに向けてキャストをしていました。私は明日の朝狙いでしたのでダラダラしていると、イノケンさんにヒット、あっという間に私の差し出すタモにネットインです。うーん、銀ピカのいい魚体です。

うらやましいのですぐさま準備をして釣り開始です。するととっち奥さんにアタリがあったのですがフッキングせず。次にとっちさんにヒットしてこれはゲット。さらに私にもアタリがあったのですが痛恨のすっぽ抜け。早アワセしたつもりではなかったんだけどね。

今日は無理だな・・・と思っていたところ、再びアタリがあったのでじっくり待ってフックオン、元気のいいオスが暴れてくれます。釣り場も広いしロッドが海面に突っ込むように曲がるのでドラグを少々ゆるめにしました。遊ばせながらもイノケンさんの差し出すタモの中にネットインです。

太平洋で銀ピカアキアジを何とか釣り上げることができました。無事に太平洋戦争、前半戦を折り返しです。

網走はちょっとお休み

2007年08月21日 | 釣り
ここのところ、好調だった網走の定置網に入る魚の量が減ってきているそうです。

お盆前と直後は良かったんですが、ここ2日間ぐらいは半分近くとなっています。これはたまたま減ったのか、それともマスの入りが早かった分終了間際なのかは即断はできませんが、このペースダウンは釣果に反映しています。

お盆のころから網走は不調で、その後も全く同様ほとんど釣れない状況です。お盆前はまだ可能性が高かったんですがね。

今週末はそんなに期待できそうもない状況でしょう。やはり釣る可能性を求めたら知床の各河口に集結しているマスたちを狙うしかないようです。知床のマスたちはそろそろ熟成しそうですので思うように口を使ってくれないかもしれません。釣り人の創意工夫が試されそうです。

マスはもういいという釣り人は、まだ薄いアキアジを求めて稚内方面か、爆釣が伝えられる十勝方面もいいでしょう。早期群のトルクフルな引きを求めて旅するのも良さそうです。

いずれにしてもここ数日、そして週末の網走は厳しいでしょう。

マス祭りの終わり

2007年08月16日 | 釣り
今日、定置網を元に戻す予定になっていますね。カラフトマスの釣りの祭典も今日で終わりということになると思います。

今年は各釣り場は出だしが好調で、昨年の不漁・不釣を忘れさせるいい釣りをした人が多かったと思います。釧路、稚内、知床で始まり、あっという間に7月中でも紋別や網走方面でもポツポツと釣れ始めました。今年のマスは早かったですね。

お盆シーズンは一体どうなるものかと思いましたが、網走は予想に反して不調でした。一番人が賑わう第4,5埠頭がかなりの貧果で、15日は朝のうちに人気ポイントがガラ空きとなっていました。鱒浦漁港も13日はまずまず良かったんですがそれ以降は下げ調子。

他の地域は爆釣情報が頻繁に入ってきました。紋別・湧別・常呂・斜里は場所によって超爆釣で、素人と一緒に行ってその素人が10本釣った!などと景気のいい話が聞こえてきました。いいですねえ・・・。

今回の網走不調の原因はよく分かりません。水温が高いといっても他の地域だって高いはずだしね。ちょうど群の切れ目といったらそうでしょうしね。

結局、マス釣りって昨日たくさん釣れていたから今日もたくさん釣れるとは限らないし、その逆もよくあります。当たり外れも結構あるのがマス釣り。外れても仕方がないと笑ってごまかせばいいし、超爆釣に当たったら笑って自慢すればいいんです。

オホーツク網走はしばらくお休み状態で、9月のアキアジを待つことになります。アキアジの仕掛けの制作と整理をやっておきましょう・・・。

15日網走鱒浦漁港

2007年08月15日 | 釣り
引き続き、朝まずめ狙いの釣行です。夕まずめは群もそんなに多くはなく沖に溜まっているような状況ではなかったので、あまり期待せずの釣行です。別な場所という選択もあったんですが、やはり網走を一度ぐらい攻めてみないとね・・・。

暗いうちから悩まされた問題が2つ。まずは暑いんです。ここ数日の猛暑は夜も熱帯夜にしています。スタミナ切れになりそうな予感です。もう一つが蚊です。ここ鱒浦漁港の蚊は匹数も多いししつこいことで有名です。常呂漁港の次にひどいと思います。体中に虫除けを塗り、自分なりに万全の用意をしていると思っていたんですがそれでも5,6カ所刺されてしまいました。

悩まされつつも、薄暗くなったところで試しにウキフカセを実行。知床であれば大体の人がキャストする時間であったので始めてみましたが、マスの跳ねもモジリもなくすぐ飽きてしまって終了。仕掛けが流されるのもイヤでした。

ずいぶん明るくなってからほとんどの人がルアーをキャストし始めましたが、まるっきり沈黙でした。たまーにヒットしやる気を少し起こしてくれますが、すぐに自分に群がる数十匹の蚊が気になるし釣れないもんだから飽きてしまいます。

結局朝まずめの段階では、全体150人ぐらいの中10本ちょっと程度。散発的で場所が決まっていました。ちなみに昨日の夕まずめに入ったポイントが数本釣れていたので、とっちさんと2人で少々うなだれました・・・。

最終戦の網走にさんざんな目に遭いました。2年前の鱒浦ではずいぶんとラインブレイクを連発させられた苦い思い出があり、リベンジという意味もあったんですがまた来年以降に持ち越しとなりました。

それにしても鱒浦の蚊はひどい。そして他の地域では結構釣れているのに網走地区はホントに釣れてないね・・・。

14日網走鱒浦漁港

2007年08月15日 | 釣り
知床にずいぶん行った今年でしたが、最終戦は網走だと初めから思っていました。今年一番釣れているところはずばり鱒浦漁港でした。しかし、第4埠頭も含めて釣果がどんどん先細りという話でしたので不安になりながらもまずは夕まずめです。

夕まずめの時間帯に到着です。この猛暑の中でもずいぶんと人はいます。鱒浦は例年、沖に群が溜まるので遠距離攻撃タックルで臨みます。モンリミと重武装のルアーを持ち込みました。

残念ながら遠距離攻撃の想定は外れ、前日は多く見えていたといわれている群はそんなに多くは見られませんでした。遙か彼方数百m先、たまにモジリが見えるだけで実際は絶対届くわけでもなく、意外と足下近くをたまーに群が通ります。

まずはルアーで挑戦しました。何投かしているとアタリがあったのでルアーを見ると、3,4匹のマスが追いかけてきて鼻先でアタックしていました。喰ったと思ったらすぐ離脱を繰り返し、結局のらず。

周りもほとんど釣れていない状況なので、しばらくしてフカセ釣りに変更。何度か群を見ているのでルートは分かります。私の仕掛けの周りを1周して鼻先でツンと突っついたマスが1匹いただけで、他の群には完全に無視され続けました。

というわけで私は2アタリで夕まずめは終了です。しかし一緒に釣行したシーバスさんは立派なオスをサクッとヒットさせてランディング成功。前日は夕まずめ6本釣ったというからお見事です。ただ、彼女さんが目の前の根がかったラインの墓場に3度ほど引っかけて苦しんでいました。

とっちさんは大きな群をルアーで引き寄せ、そのうちの1本をくわえさせることに成功しましたが残念ながらバラシ。レガオさん、メガ弟さんはノーヒットで終了です。

鱒浦もどんどん釣果が下がっていると思わせる夕まずめでした。

12日知床オシンコシン

2007年08月13日 | 釣り
網が昨日あがったということで、いつもフンベばかりじゃだめだろう、そしてチカさんたちと合流しようという目的でオシンコシンに行きました。網走はそんなに釣れない予想を立てていたしね。

しかし難問がありました。夜から朝にかけて大潮の満潮に当たっているということでした。オシンコシン、渡れない・・・。それでも何とか行こうとしたらすでに岩礁の上にはヘッドランプの明かりがたくさん見えるではありませんか。無茶な人たちがたくさんいるようです。

こんな状況ですからチカさん御一行を待つ前に出発です。とっち夫妻と3人で水没している岩礁地帯の上を行きます。途中からなかなか進めない状況となり、3人で大変苦労しながら死ぬ思いで水面上の岩礁地帯にたどり着くと、すでに人がいっぱいで場所がありませんでした。

仕方がないのでまだ水中に埋もれている先端部分の岩を私たちの場所としました。早くその岩が出てこないかなと思いつつ朝を待ちます。

あまりこういうことは書きたくないのですが・・・、

薄明るくなってきてその岩の後方で待機していたらどこかの親父が割り込んできました。普通、人の前にドーンと入ってきますか? えーと、我慢です。

明るくなり始めてキャストし始めましたが、そのどこかの親父のメンバー全員で斜めキャストです。私どころか隣のとっち夫妻のラインにまで絡んできます。普通、そんなに斜め投げしないでしょう? えーと、我慢です。

今度何かしたらケンカ、否!、交渉だなあと思っていたところ、その4,5人ぐらいのメンバーが退散していきました。どうやらバラシ数度で釣れない状況に嫌気が差し、別の場所にいるメンバーと合流するようです。しかしオシンコシン全体ではまだ数本しか釣れておらず、だけどそれだけアタリがあるんだったら同じ場所でもっとじっくり狙えばいいんですけどね。新たなその場所で新たな摩擦を生むことがないように祈っておきました。

すっきりしたので集中して釣りをすることができました。とっちさんはまだ私がキリキリしている頃にルアーで釣り上げて一安心でした。その次にとっち奥さんがいいファイトをしつつゲットして、気がつけば再び私が取り残されている・・・。

実はこの日、追いもアタリも多いんですがなかなか釣れない状況でした。足下までやって来るんですが・・・。3度くらいはルアーを咥えてロッドが曲がったんですが即さようなら。それでもめげずにキャストしていたらやっとガブリと咥えてくれたマスがいました。ヒットです。ドラグを鳴らしていいファイトをしてくれました。

ゲットした後に、2年ぶりのルアーゲットだということに気がつきました。エサもウキも付けずに釣り上げるのって久しぶりです。これで3人全員ゲットすることができ、先ほどまでの気分はすっきりとしました。

チカさん御一行は岩礁地帯の基部のほうでやりました。お子さんの友だちとkenさんがゲットし、全体そんなに釣れていない状況でまずまずの結果を残していました。

大体全体が終了したので我々も引き上げます。その後峰浜にいるチカさんたちのところへ合流し、これまた久しぶりの清さんとも楽しいお話をしてきました。今年のアキアジ釣りに向けてまた楽しみが増えそうです。

11日知床フンベ

2007年08月13日 | 釣り
ずいぶん通った知床に区切りをつけたつもりだったんですが、また行ってしまいました。本当は常呂の予定、しかし濁りがひどく釣りになりそうもない・・・。そうなれば知床という選択肢しか残されていませんでした。

知床フンベに夜集合です。もう人が河口に降りているようなので私たちも降りていきました。お気に入りの場所がすっぽりと空いていたので楽々ゲット。前の日の夕まずめにレガオさんが3本軽く釣り上げているので期待が高まります。

川の流れの横をふと見ると、レガオさんとウメちゃんが一生懸命、釣ったマスを入れる穴を掘っていました。10本以上釣っても大丈夫そうな大きさです。かなり気合いが入っていますが・・・。

周りが見えるようになってからウキを流し始めます。しかしガヤっぽい反応しかありませんでした。やはり釣り人の多さによるハイプレッシャーからか? しかし群は前回に引き続き見えるので中距離を中心に狙います。すると、ウキルアーにチェンジしたレガオさんにエンジンがかかり始めました。

今日はレガオさん祭りです。次々と4本ヒット、隣のウメちゃんと私はうらやましく眺めているしかありませんでした。あんまり変わらないことしているつもりなんですけどね。とっちさんもゲットし、再び取り残された感が強くなった私でした。何かこのパターン、最近いつものような気がします。

日が高くなってきてそろそろフンベも朝の終了時刻に近づいてきました。ここ最近のフンベと同様、遠いところでマスが回遊し始めました。前回まではあきらめてしまいそうな距離なんですが、今日は特別に作ってきたウキを持ってきました。超遠投用ウキです。

このウキを使えば対岸に渡った人たちの圏内にまで届きます。実際絡んだりしてしまいました。しかしなかなか口を使ってくれず、私のウキの周りでグルグルと回遊するのがいじらしい・・・。

ふと手の匂いをかいでみると異常なほど臭い匂いがしたのでもしかしたら・・・、イカが腐ってました。涼しい顔して隣のレガオさんの新鮮なイカをいただき、再びキャスト。すると間もなくヒット! やっぱりイカが原因?と少々思いつつ遠距離でかかった鱒とのファイトをじっくり楽しんでゲット。

そういえばこの間も手持ちのイカがなくなって、人からもらってのゲットだったよなあ。ということでイカのせいにしておきます。結局レガオさんは朝だけで6本釣り、私ととっちさんは1本ずつ、ウメちゃんはボウズと、大変明暗をつけた結果となりました。レガオさんだけ爆釣でした。

8日知床フンベ

2007年08月10日 | 釣り
いよいよ最終戦、作戦を練り昨日のような場合の対処法を考えて挑みます。昨日はあの遠くの群れに対処できなかった自分が悔しい・・・。

今日も暗い中河口へ降りていこうとしている人たちがいたので我々も降りてゆくことにする。下へ降りていこうとしたらハシゴのところで声をかけられました。「早いですねえ。」だって。一番早い人たちに言われるとはびっくりでした。

場所を確保して明るくなるのを待ちますが、その前にレガオさんがまだ来ていないので待たないといけません。携帯で呼びかけても応答無し。しかし明るくなる前にやって来て一安心。それと今日も暗いうちからキャストする人たち多数でハイプレッシャーな予感です。

周りが見えるようになったギリギリのところでキャスト開始しました。最初は近場だよなあと思っていると、今日は昨日と少し状況が違うようです。モジリや跳ねの様子を見ていると、昨日より魚の数が多いようです。実際、頻繁に群れが移動するのを目で追えます。

見えるとさらに釣りって難しくなります。遠くの群れを狙うと近場に群れが来ていたりその逆もあったりと、少々右往左往してしまい自分の技量の少なさにがっかりです。私よりずっと目がいいレガオさんも苦戦していました。もう一つ、アタリはあるのだがなかなか乗り切らない状況も多いので厳しい・・・。これはすでに遡上準備で食いが非常に悪くなった群れでしょうかね?

そんな感じで続いていた5時前、ようやくレガオさんのウキルアーにヒットし暴れるマスを岸近くで寄せていたら痛恨のバラシ! レガオさんのバラシを今季2度も隣で見ると私もがっかりです。

そんなときに遠投好きなレガオさんが遠くの群れをウキルアーで引き寄せてヒットさせて無事ランディング。狙い通りだったのでうれしさ100倍です。引き続き、とっちさんもその後近くに迫った群れをウキルアーでヒットさせて無事ゲット。これで残りはオレだけとなった・・・。

群れがいろいろ見えているんですが、遅い時間となったので遠投1本に絞ることにしました。ウキフカセによる超遠投です。しかしあとわずか、届かない。あと2,3mなんだよなあ・・・。レガオさんと一緒にたまに群れのど真ん中に仕掛けを投入させて群れを散らしてしまうことも。だめだ!

少々風向きも味方につけてきたころ、ようやくいい場所にキャストできるようになってきました。ふと自分のウキを見ると、ない! 超遠投なので最初は見失ったと思ったんですがまさかねえと思って思いっきりあわせるとのった! 遠くでのヒットって面白いです。ファイトの時間が長いですからね。たっぷりと楽しんで無事ゲット。これで全員釣れたしボウズ回避したしうれしい・・・。

まだ群れが遠いところで動き回っているので再び超遠投。狙い通りの場所で待っているとウキがピコピコと動き始めました。さらに右に向かってズズッと移動した後に沈んで見えなくなって・・・、ヒットです。超遠投なので思いっきりあわせます。これもかなり遠いところでのヒットだったのでファイトをたっぷりと楽しんでゲット!

ウキフカセ、非常に奥深いです。魚のいるところや群れの移動を的確に捉えて釣りをできる人であれば、確かにルアーより釣れる釣りです。ただ、経験を積んだ人でないとそうはいかないですね。

ウキの選定も重要です。数年前のフンベで、各種ウキを10コも20コも持ち歩いていたおじいちゃんがいましたが、ようやくその意味が分かってきました。ウキフカセってお手軽な釣りじゃないんですね・・・。

いずれにしても知床最終戦、今年のカラフト戦線の前半戦を飾るこの日に全員ゲットできたのはよかったし、良い折り返しができたのではと思います。

7日知床フンベ

2007年08月09日 | 釣り
気合いを入れての朝マズメ狙いです。昨日の夕マズメで2本ゲットしているとっちさんは余裕の表情です。2人していい釣りをすることを誓いながらフンベの駐車場へ向かいました。

まだ早いなあと思っているとすでに河口へ降りている人たちがいます。場所の関係もあるし、私たちも暗い中を用意をして降りていきました。すると昨日の夕マズメでバンバン釣り上げていたおじいちゃんたちでした。すごい・・・。

まだ暗いうちからバンバン仕掛けを投入している人たちがいるので群れが散りそうです。我々は周りの岩が十分見えるようになってからウキフカセをキャスト。

潮回りがちょうど干潮となっているためにいつもとヒットゾーンが違うだろうなあと思いつつ、仕掛けを漂わせます。するとコツンコツンとアタリがありました。またガヤだろうなあと思ってフッとあわせると気配が消えました。その数秒後、1mぐらいしか離れていないとっちさんの仕掛けにヒット!

ひょっとして私、もったいないことした?と自問自答をしながら、薄暗い中のとっちさんのファイトを見ました。スルッと岸にたぐり寄せてゲットです。周りではまだ釣れていないようだったので浜一ということにしました。以前知床では貧乏神に取り憑かれていたとっちさんですが、2日連続のゲットは素晴らしい!

しかしその後が良くない状況とないました。干潮と重なっているためか、それとも釣り人のプレッシャーに押されてか、マスたちは遙か彼方の遠くで跳ねたりもじったりしています。隣のおじいちゃんは大きな棒ウキで超遠投、ヒットさせるということを何度かやっています。うーん、我々の装備では無理なんだよな・・・。

しまいには雨が降り始めました。リュックにビニールをかぶせ、自分はレインスーツを着ます。そのとたん大粒の雨が襲ってきました。海面に音を立てて落ちていくのでざわついたような感じとなりました。ここで帰る人たちも多かったのですが、小康状態になったら活性化するのでは?と考えてとどまりました。

結局その後も状況は同じで、かなり遠くの群れは我々の届かないところをグルグル回っていました。網の中にかなりの群れがそのまま入っていき、網の近くでたむろしていた群れも漁船の網おこしでどこかに消えました。これでフンベの釣りはほぼ終了。結果としてとっちさんの薄暗い中でのゲットからはノーヒット。私はボウズをくらいました。

まあ、明日があるさ・・・。
8日に続く。