石北茶屋

北見市北3条西5丁目、小林病院の近くで街中です。石北といっても峠でないし、茶屋といってもお茶屋さんではありません。お蕎麦屋さんです。

結構年季の入ったお店で、北見では老舗です。お店の庇の下部分に駐車、店内に入ります。店内は懐かしい雰囲気の漂う感じでした。しかしテレビは液晶で地上デジタルが映っていました。何となくアンバランス？な気分で、たぬきそばを注文。

お昼のお店はサラリーマン風の人が多くてネクタイのしている人が多かったのですが、このお店は注文してからすぐにお蕎麦がやってくるようなので、そんなお昼休みのな人には有り難いですね。私のところにもそんなに待たずにたぬきそばがやってきました。

温かいお蕎麦は久しぶりです。麺は太めですが手打ちなのである程度太さがまちまちです。もちろん長さもです。色は田舎風なそば殻の混じったような感じでした。食べてみると食感、喉越しは良く、スルスルッと食べていけるお蕎麦でした。汁は熱くてすぐに飲めないほどで、中途半端にぬるい蕎麦が嫌いな私には良かったです。

他に丼物とうどんもありますので、街中でお昼時にさまようことがあったらこのお店を選択肢に入れていいのではないかと思います。

かね久 北見店

北見市大通東８丁目、国道３９号線沿いで、北見駅から網走方面へちょっと行けば左側に見えてきます。本店は美幌町にあり、美幌町のかね久は有名店で、聞くところによると昔は食堂や旅館をやって今に至るようです。支店が網走と北見にあるということになります。

立派な玄関をくぐると意外と座席数がある店内でした。家族と一緒だったので小上がりに進みます。メニューを見る前に玄関の所にあった「練り梅シリーズ」が気になっていたので梅おろし蕎麦を注文。しかもこの梅は２種類あるそうで、ちょっと迷いましたが安い方にしました。

やってきたお蕎麦を見ると、麺が緑色です。クロレラ入りなのかヨモギ入りなのかは分かりませんが、久しぶりにカラーなお蕎麦を見ました。そして健康そうな練り梅が器に入っていました。早速梅とタレを合わせて蕎麦をいただきます。

このかね久のタレはさすがにおいしいですね。深みがあります。ただ、私好みの麺の堅さではなかったために少々歯ごたえが足りない感じがしました。どうでしょう。

２８日網走湖ワカサギ釣り

まだ暗いうちに呼人会場の駐車場に到着。１人でいそいそと準備を始めます。２２日の解禁日と比べると釣り人は圧倒的に少なく、駐車場もガラガラです。明かりが灯っているテントの数も１０コあるかないかでした。

この後に毎年恒例となったお二人を招いてのワカサギフィッシングとなりますが、２人は明るくなってからの到着となるので、１人でテントを立てて明かりを灯し、釣りを始めます。１人で釣るのって久しぶりだなあ・・・。

２人が来るまでに数釣りしてバケツを一杯にし、驚かせようと企んでいましたが、かなり散発的な釣れ方で弱りました。明るくなり始めても、６時半頃の明るくなってもあまり釣れません。こんないい時間に釣れないなんて、ひょっとすると場所がおかしい？　それともワカサギがいない？

せっかく招待しての釣りなので、釣れない釣りをさせてしまってはつまらないし、申し訳ないなあと思っているときに、ＳＵさんとＫさんの２人が到着です。この２人は「３シーズン目だから任せておいて！」と豪語していましたが、何のことはない、３回目の初心者です。しかしやる気満々、ワカサギ釣りの楽しさを覚えた人たちなので、今年も楽しく釣りができそうです。

早速穴を掘り、仕掛けを投入。やはりワカサギが私のテントの下にいないのかあまり釣れません。仕方がないのでおしゃべりを楽しみます。

しかし、しばらくして徐々に釣れ始めました。爆釣といえるほどではないのですが、飽きない程度に釣れ続けます。まあ小爆発程度でしょうか、一安心です。ＳＵさんとＫさんも順調に釣り続けます。低調だった昨年より２人ともどんどんバケツの中にワカサギを入れていきます。さすが３シーズン目？

Ｋさんは私の目から見ても誘いと手返しが上手になり、安心して見ていられます。ＳＵさんは手返しに苦労していましたが、アワセや誘いはなかなかです。ただ、指を数度針で刺してしまって血を出していたのと、私のテントを釣っていたのにはびっくりでした。

結局、私は３００程、２人はそれぞれ１００程釣ったでしょうか。もちろん私のワカサギは２人で分けてもらってお土産にしてもらいました。おいしくそれぞれの家族で食べてもらえれば私もうれしいですね。

焼肉道食

職場の人に教えてもらった焼肉屋さんです。北見市北6条西3丁目です。街中なのでここを１次会にしてというのもありだと思います。１階部分が肉屋さんで、焼き肉を食べるには階段をのぼって２階へ行かなければなりません。

２階へ上がると、平日なのになかなか混んでいます。大柄なご主人が厨房で支度をしていました。古くからある焼肉店なのでそれなりに時代を感じさせる造りとなっています。そして焼肉の煙と香りが充満しているので少々目が痛くなるほどです。

カウンターには２，３人の単独客がいました。ぶらっとやって来る人もこのお店では多そうです。それ以外の小上がりにも４，５組のお客さんがいました。狭い店内なので隣の人たちとくっついているような感じです。我々３人は出入り口に近い少々寒い場所へ。


まずはビールを注文。昔懐かしい「ジャイアント」が出てきてびっくりしながらもうれしい気分。超大瓶でビールを楽しみます。焼肉は何となくサガリからホルモン、ガツ、コブクロ、味付け肉などまで堪能。ほとんどのお肉の値段が安いので、ついつい食べ過ぎてしまうかもしれません。

肉良し、タレ良し、値段良し、文句のないお店です。特にガツが歯ごたえも良かったしおいしかったなあ。やっぱり七輪での焼肉はいいですね。

２２日（土）網走湖ワカサギ解禁

網走湖解禁というお祭りを祝うために、私とメガ弟さん、イノケンさんが集結。まだ薄暗い中、たくさんのテントがすでに張られていてそれぞれ明かりを灯していました。駐車場も残りわずか。今年も皆さん気合い入ってますね・・・。

私たちも参戦すべく、静かな場所を求めて氷上を進みます。星空が突き抜けるようにはっきりとしていて、非常に寒い気温でほっぺたが凍りそうです。発電機が各所で騒音をまき散らしているので、そこから離れた静かな場所を選びました。ちょっと遠い場所です。

テントを立ててランタンを灯して早速実釣です。ところがサッパリ釣れません。発電機の強力ライトに群が吸い寄せられているようです。まあこうなったら明るくなるまでゆっくり待つか、ということになります。とってもくだらない話で盛り上がりながら時を過ごします。

少々明るくなっていてからイノケンさんが初ゲットとなるワカサギを釣り上げました。うーん、いいなあと思っていると再びイノケンさんが数匹ゲット。私とメガ弟さんを置いてきぼりにするような釣果ですが、ようやく私にも１匹目のワカサギがかかりました。外を見るとようやく明るくなってきた感じです。

何となく小爆発モードが続くようになりました。３人で次々と釣り上げていきます。今シーズンのワカサギは昨年より大きめで、引きもいいし何よりおいしそうです。そんなころにメガ弟さんにドッシーンとカワガレイがかかりました。久しぶりの登場にみんな盛り上がります。私にもウグイがグン！とかかって楽しませてくれます。

日が高くなって釣果が落ちてきました。そしてピタリと止んだのがお昼前、今日は４ケタ行かないかな・・・。場所が良くないのか、それとも今年が良くないのか分かりませんが、例年の解禁直後という釣れ方ではないようです。

その後ダラダラモードでしたが、メガ弟さんが帰ったお昼過ぎの２時頃から再びエンジンがかかり始め、入れ掛かり状態が続くようになりました。中爆発です。イノケンさんと一緒に次々と釣りまくってお昼の不調を挽回させようと頑張ります。

１時間ほど連チャンを楽しんで撤収準備です。私は荷物が多いために早めに切り上げましたが、遠いところから来たイノケンさんにはしばしの間、超入れ食いモードを楽しんでもらいました。イノケンさんの笑顔を見て私も気分が良くなったところで３時半頃、撤収しました。

解禁日、まずまず我々を楽しませてくれたので、今年の網走湖も順調に釣れ続けると思います。この日釣れたワカサギは６５４匹。魚体が大きくずっしりと重かったのですが数はそれほど出ませんでした。いずれにしても場所の選択さえ誤りがなければ年末は３ケタは確実でしょうねえ。

かまじい

美幌町東町１丁目、といわれても美幌町民以外はたどり着けない場所にあります。東陽小学校とビッグハウスとの間の住宅地、うーん・・・。国道にあるトヨタカローラ店から脇道に入ってビッグハウスに行く途中に何とか見える・・・。えーと、私も迷ったくらいなのでがんばって行ってみてください。

このお店にやっとの思いで辿り着くと、次は本当に入っていいかどうか迷うこととなります。看板がなければただの民家です。もちろん玄関も普通の玄関です。

ピンポンを押さなくても普通に入っていいのか悩みながら玄関を開けます。何となく不法侵入を犯しているような錯覚に陥ります。そして次のちょっと重たい内戸を開けると、これまた普通の居間が・・・。

普通の居間にテーブルがあるだけです。イスと座布団の数から、最大１６人入れるようです。隅っこの普通の石油ストーブの前に小さくなって座ります。居間のベランダには普通の家庭の物置や花壇も見えます。この時点まで、お店に入ったというよりは知らないおうちの中に無断で入っていったという印象の方が強くて、気持ちが縮こまります。

実は私、ラーメン屋やお蕎麦屋さんなら１人で入れますが、回転寿司やレストランとかは入る勇気はありません。１人で飲みに行くなどもってのほかです。この間、職場でそんな話になったときにそんな場所でも１人で行けるという人が多かったのでちょっとびっくり、というか私の度胸のなさに少々落ち込んだのでした。

少々話がずれてしまいましたが、「かまじい」とは壁に貼っている絵から考えるに、映画「千と千尋の神隠し」に出ていたキャラクターのようです。しかし店主の顔は少々無精ひげがあるもののそこまでひげ面ではありませんでした。まあ、そんなことは気にせず味噌ラーメンをオーダー。

味噌ラーメンがやってきました。チャーシューに太めの焼き目が縞模様になっていて見るからにおいしそう。オイルがたっぷり浮かんでいて見た目はオイリーです。スープは魚系のダシ、ちょっとしょっぱめな味噌でとてもこってり、味は濃く感じられるのですが、ベタベタ残らずスッキリしています。うーん、かなりおいしいです。チャーシューも１ｃｍぐらいの厚さで程よい柔らかさ、もちろん味もグッド。結局スープを全て飲み尽くし、満足しながら完食です。

いやー、こんな見つけるのも入るのも難儀なラーメン屋は他にはないですよ。しかもかなりおいしいですので、是非！　醤油と塩もおいしそうなので今度チャレンジしますがカレー系のラーメンも充実しています。一度入ればしめたもの、もう怖がらずに入りますよ。

グルメな旅を分けました

気がついたら「グルメな旅」の数が多くなって大変なことになっていました。すでに１４０近い記事があるので、これをうまく分けてスッキリさせようかなと・・・。

「ラーメン編」「そば・うどん編」「食堂・レストラン・喫茶店編」「焼肉愚連隊」「その他」の５つに強引に分けました。ちょっと迷ったのが中華料理とスイーツ。それぞれレストランとその他としました。まあ、今後再び細分化するかもしれません。

これから成長株が「焼肉愚連隊」です。冬の野外で行われる焼肉祭りにも参加予定、上着が臭くなっても活動を続けます。

うーん、それにしても食べ過ぎなのでコレステロールに注意です。フフフ・・・否！そんなの関係ネー！

カムイ四条店

北見市北４条西３丁目、北見の飲み屋さん街にあるラーメン屋です。北見市大正にあるカムイの姉妹店となっています。夜の７時から午前４時までやっている、完全に酔っぱらい相手のラーメン店です。

これまで数度お世話になっていますが、このお店でいろんな酔っぱらいを見てきました。フラフラしていてラーメンの器の中に顔をつけていた青年、カウンターで寝込んでしまって店主からもう帰ってくれといわれても動けないおやじ、千鳥足で厨房の中に入っていこうとしていたおじさんなど・・・。深夜は酔っぱらい最終便の様相です。

基本的に姉妹店である大正にあるカムイと味は同じと思いますが、こちらのほうがずっと味は濃くしょっぱく感じます。酔っぱらいは塩分をほしがるとのことでそのようになっているのかは分かりませんが、普通の時に食べるとエッ！というぐらいしょっぱく感じるのではないかと思います。

味噌がお勧めのようですが、私はこのお店では醤油です。味噌もいいんですが飲んだあとはこってり過ぎるとの自己判断です。こってり感じるラーメンは寒い北見の夜を温かくしてくれますけどね。

北見の夜はどちらかというとそば派の人が多いようです。散々食べて飲んだあとのラーメンは確かに体に悪そうな気がする・・・。