オホーツクだらだらOutdoor

日本の北はずれのオホーツク網走地方で、釣りやキャンプなどのアウトドアを楽しんでいます

18日カレイ船釣り

2009年07月20日 | 釣り
今年3回目のカレイ船釣りです。海アメもカラフトマスも気になりますが、サロマ湖沖の大物カレイも気になります。そんなわけでとっちさん夫妻と出撃です。

現地に着くと朝日がお出迎え。天気はこの18日午前中に限っては悪くても曇りで大丈夫らしいのですが、まだうねりが残っていると予想されました。船酔いの不安が頭から離れません。ここ最近の船釣りで揺れにはずいぶん慣れただろうという楽観的な考えとともに、微妙な心境で準備を始めました。



船に乗り込み、ロッドホルダーなどてきぱきと準備しました。今年3回目、自分で言うのも何ですが手慣れてきました。



出港です。サロマ湖内は鏡のような水面で滑るように船が進みます。沖もこんな感じだったらいいのになあと、とっちさんとおしゃべりしながら眺めていました。



第2湖口を通過するときに揺れ方が急変。昨年よりは揺れていないような気がしますが、それでも何かに掴まっていないと転がってしまう揺れです。船酔いの不安倍増です。いやいや、「病は気から」ですから釣りのことだけ考えて・・・。



いきなりの海底50mの深場で、ほとんどの人は電動リール。我ら3人は果敢に手巻きリールでアタックです。カジカが多いのですが船長さんのアドバイス通りに釣りを続けると良型のマガレイとクロガシラが心地よく釣れてきます。

今回はサロマ湖の5kmほど沖だそうです。陸地が恋しくなるほどのうねりの中、あとどのくらいの時間で帰港かなあという思いが浮かびます。そんな気持ちを吹っ飛ばそうと釣りに集中です。



次第にうねりが大きくなり、立っているとバランスを崩すことが多くなりました。動画でこの揺れが分かっていただけると思います。私は船酔いギリギリのところで踏ん張り何とか釣り続けることができましたが、とっちさん夫妻は後半お休みでした。

この揺れにもかかわらず、終盤はマガレイの30cm前後の良型が連発して「おもろー!」でした。時化前の荒食いかもと船長さんが話していましたが、とにかくそんなマガレイが入れ食いとなりました。



うねりが大きく船が立たなくなったということで、予定より15分ほど早く帰港するとのことです。帰りは第1湖口からサロマ湖へ入っていきました。ここを通るのは初めてになります。

船から上がるとフラフラして頭痛に悩まされます。いわゆる「丘酔い」でしょうか。こんな状態で近くのレストランに行き、大盛りのホタテ丼を食べてしまいました。まあ、腹は減っていたんで。その後、寝る前までクラクラしてました。

本日は良型揃い。30cm前後以下の大きさは全てリリース。クロガシラ30cm後半と合わせると40枚ほどでしょうか。クラクラしていたので数とか数えずに冷凍したのでよく分かりません。

50mの深場で右腕は筋肉痛となりました。コンパクトな電動リールが欲しいなあ。シーボーグ150とかね。高い・・・。

あと、19,20日予定していた「太平洋遠征巨アメを釣るツアー」は天候不良のため中止。行きたかったなあ・・・。

1日ヤマベ解禁

2009年07月02日 | 釣り
道東ヤマベ解禁です。毎年行く川に行ってきました。

ようやく明るくなってきた頃に最初のポイントに到着です。このポイントは周りが釣れない場合でも何だかんだと魚が出てくる場所です。車が1台止まっていたので先行者が1人かなと思ったんですが2名いました。まあ、それでも大丈夫だなと思いながら支度をして川に入ります。



水量がそれほどでもなく、ちょっと今年は釣りづらそうです。ここだと思ったポイントにはヤマベの気配はなく、時間だけが進んでいきます。ようやく1匹釣ったのですが良型の一歩手前というサイズ。昔はここのポイントは良型揃いだったのに。



ここがだめならもっと上流へということで奥地へ向かいます。クマスプレーを持参しているのでお守り代わりにそれを持って車から出ますが、先ほどのポイントよりさらに水量が少なく、先行者も釣れていないようなので竿を出すことなく再び移動です。



今度は大人になってから初めて父に連れられていったポイントに行きました。懐かしいなあと思いながら竿を出しますが、やはりヤマベは出てきません。辛うじて先ほどよりは大きいヤマベを1匹釣りました。

2回のアタリで2ゲットですからアワセが難しいと言われているヤマベの釣りで100%のゲット率はまずまずかな、と勝手に一人で思いこんでいた頃、上流から釣り下ってくる釣り人がいました。70過ぎくらいのおじいさんでしょうか。挨拶をすると、今年は全く釣れないねえと愚痴をこぼしながら、私がトレースした場所から3匹釣り上げていました。腕が違うなあ。



おおよそ1年に1度となっているヤマベ釣り。今回は形見となってしまった親父の魚籠と竿を使いました。魚籠は生前、よく自慢していました。TENDERというかなり高級な魚籠だそうです。調べてみたら確かに高級品。モンリミが買える値段でした。今ではもう生産されていないそうな。

本日の貧果、親父に「何だ、これだけしか釣れなかったのか」と言われそうです。そう思うとなぜか逆に嬉しくなりました。