オホーツクだらだらOutdoor

日本の北はずれのオホーツク網走地方で、釣りやキャンプなどのアウトドアを楽しんでいます

6月28日海アメ海サクラ

2009年06月30日 | 釣り
二日酔いで目が覚めました。頭が痛いのを堪えながらイノケンさんととっちさんのエスコートでサーフへ向かいます。昨年いい思いをしたサーフということです。私もワクワクしながら、うっすらと明るくなった砂浜を歩きます。



この辺でまずはやってみる?という釣りができるのがサーフの強みです。この一帯が全部ポイントですよとのことですが、注意深く波の様子などを観察して釣り始めます。



まだ朝日が差していない時間でした。数投目にイノケンさんにいきなりヒットです。小さいなあと言いながらもしっかりとチーム一番乗りでアメマスを釣るのはたいしたものです。



イノケンさん、釣れていいなあと思いつつ、私もルアーを変えて数投目にヒット。40cm弱のアメマスでしたが、昨日に引き続き違う場所でも釣れたのは嬉しかったです。

それからすぐにあちらが釣れているみたいということで移動です。移動中に波をかぶりちょっと危なかったです。装備品が海水だらけになったのは残念でしたが、それよりも体を持っていかれなかったのは良かったです。移動してすぐにイノケンさんにヒット、いい場所に入れたようです。



私にはなかなか釣れないなあと思っていた矢先にグッと引っ張られるようなアタリ。首を出して暴れていたのでアメマスだと思いました。それが寄せてみて引き潮の中から現れたのは・・・



何と海サクラでした。47cm、見事な銀ピカのサクラマスに大興奮。周りもポツポツ釣れていたのですが、まさか私にヒットするとは思いませんでした。ちょっと前にイルカが現れたので岸近くに逃げてきたのかもしれないし、そんなことは関係ないかもしれませんが、運だけはあった!



もちろんとっちさんもアメマスをコンスタントに釣り上げて、合計3本。ニューロッドに魂入れをしっかりとすることができました。それにしてもニューロッド、いい曲がりをしているなあ。



こうなるとイノケンさんも黙ってはいません。59cmのアメマスを含めて3本釣り上げた後、今度は海サクラをヒットさせました。最初は海アメだと言っていたんですが、寄せてみると海サクラと判明。それからは慎重にゆっくりと寄せてゲット。51cmの立派な海サクラ、最高です。

8時前には周囲でほとんど釣れない状況となり撤収。2日間連続の海アメ海サクラは肉体的にも大変消耗する釣りだと実感しました。全身筋肉痛のような倦怠感が襲ってきましたが、精神的には海アメ海サクラをゲットできたということで大変充実した楽しい時間を過ごすことができました。ありがとう、南十勝。

6月27日海アメ海サクラ

2009年06月30日 | 釣り
昨年は行けなかった南十勝へと行ってきました。狙いはもちろん海アメ海サクラ。オホーツクはやはり魚が薄く厳しい状況です。ビギナーズラックを期待しての出発となりました。

現地に到着しイノケンさんと合流します。情報をいただいて車中泊。仮眠程度で釣り場へ行きました。寝不足ですが妙にやる気のあるのはなぜでしょうか。真っ暗なうちから釣り人たちがすでに準備を整えています。



まだ薄暗い中、お隣の釣り人がキャストし始めたので私も遅れて参戦。すると数投目にゴン、フニフニというアタリがあったのであわせると40cm弱の海アメゲット。おお、ビギナーの私が一番に釣れちゃった。私にとって初海アメです!



朝日が差してきました。イノケンさんは私が釣った後に2本サクッと釣り上げていました。さすがこの辺りの釣りに精通していますね。



幸運なことに私に2本目がヒット。アットホームな雰囲気の釣り場で、海アメと海サクラのアタリ、ヒット後の走りの違いなど詳しく教えていただきました。タモ入れもイノケンさんのブログに登場するS-styleさんにしていただきました。感激です。



イノケンさんが終盤やってくれました。隣の釣り人がサクラマスを釣り上げてみんなやる気がみなぎっていたころ、イノケンさんに大きなアタリ。イノケンさんはすぐアメマスだと知ってサクラじゃない!と少々ガッカリモードでしたが、近くに寄せてみると良型アメマス。61cm、デカイです。

その後はぱったりと釣れなくなり、私たち以外の人は撤収。釣り場は2人だけとなり、遠投の練習などして遊んでから撤収しました。汗だくになるくらいこの日は暑く、釣りを続けるのが大変でした。



夕まずめはとっちさん夫妻も合流。釣れそうな雰囲気はあるんですが結局誰のロッドも曲がりませんでした。明日の朝まずめに期待しながらの撤収となりました。

キャンプをしながら、明日はどこで釣りをしようかと相談。狭い釣り場ではなく広々としたサーフでのびのびと釣りをすることに決定。ワクワク感いっぱいの中、お酒を飲み過ぎてしまいました。

20日カレイ船釣り

2009年06月20日 | 釣り
カレイの船釣り第2弾です。人気があり平日も満員となっている日が多いために予約が大変難しい釣り船ですが、とっちさんがすばやく予約を取ってくれたのでうれしかったです。いつもの船は満員だったので本日はもう1隻の別の船に乗り込みます。

天気良し波良しの文句のない朝となりました。今回はEさんも乗船するということなので4人で楽しく釣りができそうです。



また、前回隣の釣り人のロッドホルダーが格好良かったのでとっちさんと共同購入。えさ箱つきの素敵なロッドホルダーステーションをそれぞれ自作して準備万端です。何だかシステマティックです。船釣りのベテランに道具だけは追いついてきた感じです。



出港してサロマ湖上をどんどん進みます。何気なく太陽のほうを見ると「幻日」が2つ見えました。まさに幻想的な雰囲気の中、今度は湖口を抜けて今日の舞台、オホーツク海へ。


湖口からオホーツク海に抜けるときにいつも興奮するのはなぜでしょうか。別世界に飛び出していくような雰囲気が大好きです。



今日は深場が多い釣りとなりました。2回くらい移動して今日は数が出ないなあと思っていたところ、アタリがあったので何気なくあわせると根掛かりのような重量感を感じました。船では初めてのポンピング動作で頑張って巻き上げていくと、水面に座布団みたいなカレイが浮き上がってきました。「タモです!」とつい絶叫してしまいました。46cm、自己記録更新です。



今日は日が悪いのかあまり釣れない状況で小さいカジカが多い日でしたが、Eさんはきちんと結果を出していました。16年ぶりだという船釣りですが、その腕は鈍っていないと思います。



とっち夫妻ももちろんコンスタントに釣り上げていました。特にとっちさんは船に酔わない自信がさらに深まったようで、早朝から体調はよさそう。そういえば奥さんはホヤを釣って、とっちさんは得体の知らない軟体生物を釣り上げていました。



奥さんの釣ったホヤを横で笑っていたら私にもドカンとホヤが掛かってしまいました。摘んでみるとおしっこのように水が吹き出ていました。しばし遊んでからリリースでした。



他の釣り人にも掛かっていましたが、マダラの幼魚のようです。コマイかな?と思いましたがあとで写真を見るとヒゲの根本が黒っぽいのでおそらく間違いないかと。今日の他の外道はホヤ、シモフリカジカ、ツマグロカジカ、エゾアイナメになるでしょうか。



12時過ぎに帰港です。波しぶきがイヤなのでみんな船の舳先に集まって縮こまっています。船のベストポジションでしょうか。前回よりは波をかぶることなく帰ることができました。

本日の釣りは、日が悪かったのか大変渋かったです。前回の半分?
マガレイは50枚ちょっと、前回よりも小さいサイズをちょっとキープしてしまいました。クロガシラは12枚、ソウハチは2枚でした。リリース分も入れても100枚はいかなかったと思います。まあ、そういう日もあるということで。

18日海サクラ

2009年06月18日 | 釣り
このところの天気の悪さに出撃できない日が続いており、フラストレーションが溜まっていました。そんなときにオホーツクで海サクラが釣れ始めたという情報が入り、夕マズメ狙いで隙を見つけて出撃です。



現地に着くとカレイ釣りの2人連れだけだったので、やっぱり早朝以外は釣れないんだろうなあというあきらめ状態でスタート。しかし久しぶりのお天気で気分は良い。波も穏やかです。



海アメ海サクラのためにコツコツと買いそろえてきたタックルも、最近は多くなって膨張してきています。その中でも重たいジグって使ったことがなかったのですが、今回初使用。今更ですけどね。意外といい泳ぎをするので感心しました。



相変わらず魚の気配は全くなくキャスト&リーリングの連続で疲れてきた頃に、何と1度だけチェイスする魚の影を見えました。あの形はおそらく海サクラ、大興奮でしたがそれだけで終了。

いろいろと購入したルアーたちのキャスト練習、そしてアクションの確認といった釣行となりましたが、久しぶりのサーフに心は満たされました。だけど釣ってみたいなあ・・・。

5月30日カレイ船釣り

2009年06月01日 | 釣り
昨年もいい思いをした船釣りに行ってきました。人気のある船なのですでに土日の予約が埋まっていて、今年はもうあきらめていたカレイ船釣りでした。しかしとっちさんがキャンセルして空いたところをうまく予約してくれました。感謝です。



漁港に4時前に着くときれいな朝焼けで、今日の素晴らしいオープニングを飾ってくれます。すでに次々と船に乗り込む釣り人を見て、私も準備をして向かいます。とっちさん夫妻も到着し、釣り座の準備を整えます。



4時半頃に出港です。船のスピードを上げると体に少々寒く感じる風が当たりますが、それがかえって心地よく、気分を高揚させてくれます。船に乗るのって楽しいですね。



サロマ湖の第二湖口を抜けます。湖からオホーツク海に抜けるこの場所は、昨年は「大丈夫か?」と思うぐらい揺れたのですが今年は穏やかでした。



40分ほど船で進み、常呂沖の釣りとなりました。昨年と比べるまでもなく波がそれほどではなく、今日は船酔いはしなさそうだという気持ちでスタート。とっち夫妻も好釣で、後半戦では奥さんが36cmのアサバガレイ、とっちさんが同サイズのソウハチを釣り上げました。



最初のポイントは15m。早速次々とマガレイが釣れてきます。大抵はダブルトリプルの複数なので重く感じます。逆に軽ければ再び底に落として少々放置し、複数匹がかかるようにします。とっちさんは今回船酔いせずいい釣りをしていました。船釣りは克服できたのではないでしょうか。



その後も移動を繰り返しながらポイントを変えていきます。次々と風景が変化して飽きない釣りができます。カジカを釣った後に船長さんがクロガシラが釣れそうだなあと話していました。根が少しあるということです。すると確かにクロガシラの良型が連発。



船長さんの指示通り、あまり大きく小突かず底をうまく取るようにするとカレイが次々と入れ食いです。終盤、気がつくと右腕が筋肉痛でした。もうクーラーいっぱいだよと思いながらも、それでも続けて仕掛けを投入してしまうのは釣り人の性なのでしょう。



今回は釣れる度にクーラーを開けてカレイを入れるのではなく、船に備え付けのバケツを借りてみました。何度も開けたり閉めたりせず、体の無駄な動きがない釣りができました。



12時に釣り終了。再び40分かけて港へ戻ります。オホーツク海からサロマ湖に入ってから水しぶきが結構かかりました。油断していたのでずいぶん濡れてしまいました。

船から下りるときにクーラーを持ち上げると「エッ!」と思うぐらい重たかったです。氷以外の部分はカレイで埋め尽くされていて、家で数えると110枚超。マガレイがほとんどですが、クロガシラとソウハチが数枚ずつといったところでした。リリース分を入れるととんでもない数を釣っていることになるんでしょうね。楽しい1日となりました。


最後に、帰港中の動画です。