オホーツクだらだらOutdoor

日本の北はずれのオホーツク網走地方で、釣りやキャンプなどのアウトドアを楽しんでいます

27日(土)オホーツク某所

2007年10月28日 | 釣り
今回もEさんとの釣行です。Eさんが場所を確保して私の到着を待っていてくれました。先週に引き続き感謝です。昨日は釣れていたという情報をEさんが得ていたので期待も高まります。

朝方は雨が降っていたので雨装備と寒さ対策を厳重にしての釣行。今年の週末はいい天気だったことは少ないですね。こんな日は防水デジカメが欲しくなるなあ。

釣り場では夜のうちにルミコつけて散々キャストしている人たちがいましたが、今年は魚があまりいないので効果無しなんだけどね。曇っているので5時半頃までのんびりとEさんとおしゃべりタイム。

足下が見える頃になって2人でキャスト開始です。しかし相変わらず静かなスタートで、期待はどんどんしぼんでいきます。それでも6時ちょっと前にEさんにヒット、終盤を思わせる小振りのアキアジをゲットです。Eさんはこの釣り場で浜一決定です。よし、次はオレだと思ったのもつかの間に相次いで近辺で2本ぐらい釣れただけで終了。また静かな状態へ・・・。

朝方はまるっきりダメだったのですが、8時を過ぎてからポツポツ釣れるといった状態が続きます。何となく釣れそうな雰囲気はあるので頑張ります。たまにアタリはあるのですが「やわっこい」アタリで、これであわせていいのか?と思わせるような感じです。例えばウキが浮き上がって完全に横倒しになったりなど、喰いあげているような状態が多かったような・・・。

結局9時過ぎにEさんが2本追加し、その後昼過ぎにもう1本追加して計4本に。Eさんはその他にライン切れ(今年3回目?)など計2回のバラシもありました。Eさんには本当にこれでもかっというくらいアキアジが釣れてしまいます。それに引き替え、私にはアタリは10回以上あったにもかかわらずバラシ2回のボウズとなりました。

夕方までやって散々キャストし、肩が痛くなりました。Eさんとは同じルアー、同じ棚、同じエサまで使ってのこの結果なので、さすが名人といわれるだけあります。うーん、Eさんに乾杯、いや完敗です。最後に釣り人のプライドを捨ててEさんの釣り上げた銀ピカアキアジ1本いただきました、謝々でした。

というか、最近人のアキアジもらってばかりいる自分って一体・・・。

喫茶しゃべりたい

2007年10月26日 | グルメな旅 食堂・レストラン・喫茶店編
北見市といってもずいぶん離れた常呂町です。海のそばですから。初めて行く人にはその場所は大変分かりづらいと思います。まずは常呂町のバスターミナルがある海沿いの道路に行き、近くにトイレと海水浴場?みたいなところがあるのですが、その近くです。

ここは昔からの人気のある喫茶店。映画シムソンズでも登場した有名店です。カレーとピザがとてもおいしいとの評判は網走管内中に知れ渡っています。お昼時は混んでいて入れないときがあるのですが、今年は常呂釣行に行った4回とも空いていました。ラッキーでしたね。

店の外観も中もカントリー調で木目調、ほとんどのイスは白い布地と木でできたディレクターズチェアです。1回目は海の幸カレー、その他はカツカレーを食べました。

海の幸カレーはルーとライスが別々に運ばれてきます。カニやイカ、エビなどが入っているんですが、大きなカニの爪の中身がスルッと抜けて食べられるのが最高。エビもホタテもビックサイズで満足します。

カツカレーはオーブンでカラッとさわやかに焦げ目が付いています。厚みがビックリするほどで、私はこんなカツ見たことないよ!という厚さです。うっすらとレモンのきいたそのカツを頬張ると柔らかくジューシー。うますぎです。

ルーは最初食べると甘みを感じるのですが、口の中で少しずつ辛くなってくるスパイシーなものです。カレーに関してはこの「しゃべりたい」は私の中で3本指に余裕で入ります。

あと3回目の食後に流氷ソーダをデザートに頼んだんですが、その大きさに思わず心がダウン。高さ30cmぐらいある・・・。ソーダは青さが透き通った水色で、その上に壁のように大きくそびえ立つアイスが載っています。ヒーヒー言いながら食べました。メニュー表にはさらにジャンボサイズの流氷ソーダがあったんですが、それは一体どんな化け物なんでしょうか。

うーん、この文章書いていてまた行きたくなっちゃった!

20日(土)オホーツク某所→常呂漁港

2007年10月21日 | 釣り
2週間ぶりの釣りです。3週間ぶりにアキアジを釣りたい、その一心での釣行です。この時期になって3週間サケ釣っていないなんて、初心者というか素人丸出しの頃と比べたってあり得ないことです。オホーツク方面は予想だにできないほどの不漁ということがいえるでしょう。

今回はEさんとの釣行です。早朝にEさんと合流、場所をとってくれていたEさんに感謝です。夜のうちから話は弾みますが、今年の不漁についての嘆きが多かったかもしれません。雨が少々、風は強いですが久しぶりの釣行に腕がなります。

薄暗いうちに近くで別の釣り人が1本ヒットするもバラシ。それ以後は静かなスタートです。明るくなってから散発的にヒットしていましたが、朝方は全体では5,6本程度と低調。期待はずれの出だしにガックシです。

こんな状況ですから帰る人が続出。気がつくと釣り人は数えるほどしか残っていない・・・。魚がいないと釣り人もいなくなる、これは仕方がない成り行きです。

こうなったらEさんとおしゃべりを楽しむしかありません。二人であぐらをかきながら食べ物の話などしていたときに妙な手応えを感じました。グッと持って行かれたので慌ててしまいました。釣れると思っていなかったので素っ頓狂な声を上げながらのヒットとなりました。

きちんとあわせたか分からないほどだったので何度かあわせ直ししました。結構左右に暴れるのでおっかなびっくりでしたが、Eさんの差し出すタモの中に入り、3週間ぶりのゲットとなりました。この時期にしては意外と大型でしたので満足なゲットとなりました。それにしても3週間ぶり、そして全体少ない釣果の中でのゲット、うれしい1本です。

Eさんはその後お昼近くになってアタリがありましたが、おしゃべりに夢中になっていたためか、それとも釣れることを予期していなかったためかうまくあわせることができませんでした。このアタリですが、1度目にあわせたけどのらず、その後すぐにまたウキが沈んで再度あわせたけれどヒットしませんでした。残念!

その後お昼近くまで粘りましたが周りも含めて全然釣れず退却。厳しいオホーツクの現状を、身をもって体験することができました。

その後とっちさんとメガ弟さんのいる常呂漁港へ。こちらもそんなに釣れていない様子。それまではノーヒットでしたが、私がカレーを食べにいっている間に2人で1本ずつメスをゲットしていました。やりますな・・・。

そのメス2本は家のイクラが底をついた私がゲットし、しかもまだ釣れているようなので私も参戦することに。跳ねはたくさん見られるのですがそう簡単には釣ることができず、夕方に敗北宣言。古い群がほとんどの常呂漁港、厳しいですね。

結局2つの釣り場でたっぷりと釣りを楽しんでしまいました。状況厳しい中で久しぶりにゲットできたということで、うれしい1日となりました。

それにしても今年はアキアジたちがいません。このまま終わりを迎えるのか、それともドッと押し寄せることがあるのかわかりません。いずれにしてももう少しアキアジ釣りは続けないと気が済みませんね・・・。

山田屋

2007年10月18日 | グルメな旅 そば・うどん編
北見市中央町、中央小学校やNTTなんかの近くです。ラーメンの大国のおむかえさんですね。

店内は暗い感じですがお客はたくさん入っています。北見でおいしいよといわれるお蕎麦屋さんのうちの一店と聞きました。先代が亡くなったとのことですが今も大繁盛ですね。奥にも席はありましたがお店から入ってすぐのカウンターみたいな席に座りました。

ここの名物は「するがそば」とのこと。冷たいそばが好きな私は迷わずそのそばを注文しましたが、なんとなくプラスアルファとして玉子をつけた「月見するがそば」としました。

このするがそば、たっぷりの大根おろしやしょうが、かわいいサイズのイカの天ぷらなどがのった、ボリュームのあるおそばでした。更科の細めのおそばが喉にスルッと入っていきます。つゆはちょっとしょっぱく感じましたが月見にしているのでその生の卵には合っているかもしれません。おいしかったですよ。

このするがそば、富士山をイメージして作られたとのことです。大根おろしは天頂の雪、イカの天ぷらは雲、ワカメが駿河湾だったかな?

おそばやさん、ヘルシーなつもりで食べていても注文するそばによってはカロリーが上昇します。月見はやっぱりだめかな?

寒気

2007年10月15日 | ひとりごと・・・。
先週の金曜日からグッと冷え込んできました。北海道の幾つかの峠では雪が降り、斜里岳や雌阿寒岳では初冠雪となりました。寒いですね・・・

明日の朝はさらに寒くなり、氷点下の気温になる場所が多くなりそうです。私も冬の服装を慌てて出しました

そんな寒気にやられたのか、風邪をひいてしまいました。全身にだるさがあり体が少々痛いです。喉にも少々痛みがあります。熱も少々・・・。まあ、軽い症状なんですが。

風邪薬を飲もうと家の薬をチェックしたらすでに消費期限がとっくに過ぎていました。そういえばここ1,2年はかなり重度の風邪をひいて、薬は病院で処方されていたんだっけ。軽い風邪のときは薬も飲まず仕事続けていました。

というわけで市販の風邪薬を飲むのは久しぶり。お店に行ったらたくさん薬が置いてあって、どれを買えばいいのか散々悩みました。ついでにドリンクも買おうとしたらこれまた種類がたくさんあってずいぶん悩みました。

結局店員さんのお薦めをゲット。明日には元気になるかな・・・

うーん、こんなふうに絵文字つけるとかわいいですか?

北明軒

2007年10月14日 | グルメな旅 そば・うどん編
北見市美山町にあります。ゴルフの打ちっ放し場のオカモトの向かい辺りでしょうか。外観は立派で新しいお店の感じがしますが、昔からある老舗だとのことで、この地に新築移転となったとのことです。

昼時は結構いつも混んでいます。駐車場が満杯です。店内に入るとカウンターと席があり、その奥が小上がりになっています。人がたくさん入っているからか、少々狭めのレイアウトからか、店内は少し狭く感じられます。メニュー表を見るとうどんとおそばが半々ずつぐらい同じようになっています。もちろんおそばを選択、冷やしたぬきそばを注文。

出てきた冷やしたぬきそばは意外と量は少なめ。北見のお蕎麦屋さんって量が多い印象があったのでそう思いましたが、これが標準サイズなのかもしれません。大盛りが50円増しなので最初から大盛りでいいかもしれませんね。麺は細身のタイプで、スルスルと喉越しがよい感じです。汁の味は出汁も含めて濃く感じられます。そのまま汁を飲むとしょっぱいかな。そば湯で薄めて少しだけ飲みました。普通においしいです。

客層はそんなに若くは感じられませんでした。昔からの固定客が多そうな、そんな雰囲気があります。さすが老舗です。

旭龍

2007年10月13日 | グルメな旅 ラーメン編
北見市並木町、国道沿いです。以前には「好好麺」並木町店、「我龍」だったところに新規オープン。「我龍」は行ってみたかったんですが何だかすぐに閉店となったらしい。その後すぐにこのお店が入ったというわけです。外観はピンク色っぽい少々派手な色で、以前の「好好麺」と同じ色です。

店内は少々改装したとはいえそんなに新しい感じではありません。壁に加藤ラーメンの系譜が貼られていました。きちんとこの旭龍もその系譜に名前が書かれていました。堂々たる旭川ラーメンです。

メニューを見ると、やはり一番上に醤油ラーメンが印刷されていました。630円ですので安めの値段に感動。もちろん醤油ラーメンを注文。そしてセットで頼むと300円になる焼きめしも一緒に注文しちゃいました。この旭龍に行ったのは断水騒ぎの7月、この日はつけ麺はやっていないとのことでした。

出されてきたラーメンにびっくりしました。学生時代の頃、私が大好きな旭川ラーメンの「味特」にそっくりだったからです。醤油の色が濁っていて中が全く見えない茶色です。この色、この匂い、この雰囲気はまさしく味特のラーメン。当分味特のラーメンは食べていないので錯覚かもしれませんが・・・。

恐る恐るスープを飲んでみると味もこれまたそっくり。魚系のダシが強く感じられ、少々しょっぱみが強く、そしてバターを感じさせるまろやかさ。学生時代に戻ったような思いで食べ進みます。メンマと薄めに切ったチャーシュー2枚、ネギというシンプルさですが、昔をしのびながら食べるラーメンはおいしい。焼きめしは油分が少々強かったですがまずまずおいしいです。

私的には好きな味なのでこれからも行くことになるでしょう。中毒性まずまずあります。

蔵の麺

2007年10月11日 | グルメな旅 ラーメン編
網走市南5条東6丁目、国道沿い、網走港の近くです。ゲオの隣ですね。外観がその名の通り「蔵」っぽいのですぐ分かると思います。昨年オープンしたんですがなかなか行けずじまいでした。

店内は落ち着いたというか暗い感じでバーやスナックを思わせます。軽くジャズが流れていました。ジャズが店内の様子とちょっと会わないなあと思いつつメニュー表を見ます。そばとラーメン、定食など、たくさん載せられています。逆に迷ってしまうほどです。しかしそばと丼物が主力であるようです。私は敢えてラーメンを選択。

ラーメンのお勧めが合わせ味噌っぽいのでそれをオーダー。麺は細いタイプと太いタイプを選べるとのこと。一応細い方にしておきました。そして追加で三色丼を頼みました。目の前の人が焼き鳥丼?を食べていたんですが、そちらのほうがいいなあと思いつつ待ちました。

ほどなくしてラーメンと丼が運ばれてきました。スープはそば屋さんのダシという感じでした。和風を思わせますね。合わせ味噌とのことですが、生っぽい赤味噌の味が強めに感じられました。生っぽさが逆にコクを弱く感じさせるので、おいしいんですがコクが強く好きな私はそれが少々残念。細く刻んだ昆布が珍しかったです。三色丼は梅干しのつぶしたものがグッド。ラーメンに合いますね。

やはりラーメンよりそばや丼物に魅力を感じます。すぐ近くにはもう1つ蔵っぽいお蕎麦屋さんがありますので競合状態。どうなるでしょうか。

7日(日)常呂漁港

2007年10月08日 | 釣り
目が覚めると寒くて車から出られない!という状況でした。私って寒がりなんですよね。とっちさんとイノケンさんには震えながら「先行ってて!」としか言えませんでした。それでもなんとか身支度を調えて釣り場へと向かいます。

釣り場は混んでいました。新しい群が来るかもしれないという、単なる希望だけで集まった釣り人が多いような気がしました。私もそうですが・・・。暗いうちからルミコつけてキャストをガンガンしています。アキアジがたくさんいて密度が高かったら釣れるんですが、群が薄い状況でこんなにバンバンぶち込んでいたら寄ってこないんだけどね。

薄明るくなってからキャスト開始です。遠く知床半島の方から朝日が舞い込んできました。景色は大変きれいなんですがやはり状況厳しく、周りで2,3本ゲットしているのを見ましたがほとんどの人はアタリすらない状態。それでもとっち奥さんにヒット!と思いきやバラシ。仲間内のヒットなのでみんなやる気は出ますがそれもそんなに長くは続かず、結局何となくキャストを続ける状態が続くのでした。

昨日と同じく跳ねはどこでもたくさん見られますがアキアジは一向に釣り上げられません。漁港に入って時間が経過してスレてしまったようです。群自体も大きくはないみたいですね。

特別にスーパーサイヤ人のフィギュアをコンビニで買って気合い十分だったんですが御利益は無し。爆釣の時によく飲んだ三ツ矢サイダーと赤飯おにぎりの効き目も無し、ニンニク栄養ドリンクも飲んだけど魚は寄ってこない、などとジンクスすらも全て効かず・・・。

それでも昨日に引き続いてとっち奥さんがアキアジオスを釣り上げ、その後イノケンさんがメジカ級の銀ピカアキアジをゲット。このアキアジ、尾ビレに銀色の筋が入っていたので超銀ピカといったところ。釣り場の他の人たちも見に来るほどでした。

私にもドスンというようなアタリが一度あり、寝ぼけていた体もその瞬間に起き上がりましたが、左右に大きく格闘してこれから寄せに入ろうといったところで痛恨のバラシ。ただ状況的にスレ掛かりしたんじゃないかなと思います。何となく逃げる動作がおかしかったしね。

腹も減ったしということ11時頃で結局納竿。他の釣り人たちもどんどん帰って行きました。それでも入れ替わりに新しい釣り人たちがやって来ていました。おそらく他でも釣れていないのでここに来たのか、跳ねているんだったらそれを釣り上げてやろうというやる気満々の人たちでしょう。

私は今日も朝から一生懸命頑張りましたがダメでした。アキアジたちがいないのが大きな原因であるのは間違いないのですが、それにしても釣りの神様の仕打ちはひどいものです。アキアジ釣りって簡単な釣りだと思うんですが、一生懸命やっても釣れないのがアキアジ釣り。今年の自分の状況や経過、思い、仕事のことなどが入り交じって、もちろん心は腐りました。

昼飯を食べた後、イノケンさんとオホーツク某所へ。ここもそんなに釣れていない状況でしたが、澄み切る青空と空気、心地よい風、隣の人とのフレンドリーな関係、夕方の情景などが一つ一つ心に染み入り、ふるさとの温かいぬくもりに囲まれたような感じを受けました。結局ノーヒットで納竿となりましたが、腐った心がみるみる癒されていきました。

次回はリベンジ編(予定)です。「いい釣りをしよう」そうイノケンさんとともに心に誓い、家路へと向かいました。あと、フィギュアは悟空でなくベジータのほうが良かったかな?

6日(土)網走前浜→常呂漁港

2007年10月08日 | 釣り
前日5日、とっちさんが以前からサケのブッコミ釣りを経験したいとの希望を聞いていたので、波がようやく収まった前浜に到着。毎日通っているおじちゃんおばちゃんたちの場所取りでほとんど場所がない状態ですが、なんとかなるかな。

車で寝て待っていましたがイノケンさんととっちさん夫妻と合流し、一杯やります。イノケンさんは別の場所で明日は挑戦するとのことでした。波が収まり、やっとサーフの釣りができるとみんなで喜びました。ただ、最近は網走全体ほとんど釣れておらず、定置網もどんどんアキアジが減少しているとのこと。例年なら爆釣シーズンに入っているんだけどね。

さて6日未明、まだ暗いうちから準備を始めます。砂浜に竿立てを1本ずつ差して竿を用意し、仕掛けをつけてエサをつけます。そして海に少し入っていってキャストする・・・、結構準備に時間がかかります。最初は寒いなと思っていましたが、着ていた上着を脱ぐほど汗をかいてしまったのでした。

やっと全てキャストし終えたのは5時過ぎ頃だったでしょうか。両隣のおじちゃんおばちゃんたちは竿を10本ずつぐらい出しています。このブッコミ釣りっていうのは広大な場所を1人で占有するキツイ釣りだなあとあらためて思いました。あと隣のおばちゃんは・・・、まあいいです。

変化があったのはちょうど6時頃。とっちさんの竿にメリメリしたアタリがありました。エッ!と思ってあわせてリールを巻きます。手応えがないのか、とっちさんはちょっと躊躇した感じでリールを巻いていましたが、波打ち際でアキアジが跳ねている!と認識したときにすっぽ抜けました。残念、掛かりどころが悪かったようです。

周囲では離れたところで1本あがっただけで、これだけ両隣にずらっと竿が立ち並ぶ中でのヒットでしたので我々みんなビックリでした。ひょっとして今日釣れるかも?

そのご6時半頃、今度は奥さんの竿に微妙な変化があったようで奥さんがあわせていました。感触が軽かったようなのですが、先ほど合流したメガ弟さんがアキアジが跳ねているよ!と奥さんに伝えてジャンジャン巻き上げることに。するとアキアジが波から顔を出してきました。とっち夫妻、ブッコミ釣りでの第1号となる記念すべきアキアジとなりました。

さらにその後、隣のおじちゃんから竿立てが曲がっていると指摘を受けた奥さん。見てみると竿立てが見事に根本から曲がっている!ということはアキアジヒットです。とっちさんの竿でしたがとっちさんはキャストしに海に入っているところだったので、最初奥さんが竿をグッと引いてあわせました。リールを巻こうとしましたがハンドルがとっちさん用の向きに付いていたために私に竿を急に渡してきました。突然私とアキアジの格闘の始まりです。波打ち際まで引いてきましたがこれっておかしいしょ、とようやく戻ってきたとっちさんに竿を手渡して解決。無事にとっちさんがゲットすることができました。

私にも来ないかなあと思っていたところ、心地よいアタリが竿先にあったのであわせると軽い!しかし何となくビクビクと・・・ウグイでした。サケのようなアタリでした。

この後は静かな時間だけが流れ、私たちは計2本、周囲は未明に1本釣れただけで終了。聞いていた通り、アキアジは網走全体で釣れていないことがよく分かりました・・・。おしゃべりを散々楽しんで、昼ごろ納竿。

昼食は喫茶店でとり、イノケンさんと合流した後にゆっくり常呂漁港へ。この日に出撃したQさんの話では、跳ねはたくさんあるんだけどほとんど釣れていないとのことでした。まあ、釣れているところは網走から遠いところだし、埠頭よりはマシだろうとのことで行くことにしました。

現地は釣り人は確かにある程度多いのですが、跳ねの多さと比べてアキアジはそんなに釣れていませんでした。古い群が主体のようで、口を使ってくれないようでした。厳しい・・・。

それでも漠然とルアーをキャストし続けます。そんなときにとっち奥さんにヒット、周囲のあまり釣れていないときに釣ってしまったのでうらやましそうにみんな見ていました。朝からノリノリです。

暗くなった時点で納竿。私とイノケンさんは本日ボウズ。特に私は今時期になってもまだ飛んでいる常呂の蚊に手を刺される、車の中にお弁当の汁をこぼしてしまうなど、ドツボにはまっている感じでした。

網走はどこもあまり釣れていないようなので釣り人たちのほとんどはボウズだろう、そう思うことで気を紛らわしながら2泊目の車中泊をし、明日の朝を待ちました。