オホーツクだらだらOutdoor

日本の北はずれのオホーツク網走地方で、釣りやキャンプなどのアウトドアを楽しんでいます

16日知床秘境

2009年08月17日 | 釣り
以前から一緒に行こうという約束をしていた3人が集合です。久しぶりのリンさんとtanさんとの釣行です。なかなか集まる機会が減ってしまっているこの3人でカラフトマスを狙います。

今年はまずまず釣れているようなので場所は適当でもいいんですが、せっかくだから渡船で知床の秘境を目指そうということになりました。

前日はリンさんと私でまず現地入り。秘境の一歩手前で、リンさんのキャンピングカーの中で酒宴です。tanさんは仕事の関係で深夜到着、あとで話を聞いたら走行中、車のボンネットの上に鹿が乗っかってきたとのこと。危ない・・・。

早朝、船に乗って目指すポイントへ。うちらが降りたポイントには他に2名だけ。5人でポイントを独占状態。雨の降っている中、準備を終えてキャストすると第一投でヒットアンドゲット。その後も1キャスト1フィッシュの大爆発状態です。とにかくジャンジャン釣ってみたいと考えてリリースを心がけます。それでも5,6本キープ。



tanさんも絶好釣。こんなに釣っているtanさんを見るのは初めてかも!? 嬉しかったので単独の写真を載せておきます。



夢のダブルヒット! リンさんとtanさんのペアヒットは初めて? とっても嬉しいのでこれも写真を載せておきます。

まず10本は慣れているウキルアーで。それからはウキフカセで10本釣ってやろうと決めましたが、ジャンジャン釣れるので21本目からは小さいルアー単体でやってやろうと考えていました。実釣時間1時間半程度で私はすでに18本目・・・。リンさんにウキフカセも面白いよ!と勧めます。



リンさんもウキフカセにチェンジ、早速ヒットしていました。リンさんはウキフカセで釣るのは初めてだよねぇとおしゃべりしながら写真を撮りました。しかし異変はこのときから起きていたのです。



写真を拡大してみるとすでに近くにやってきている熊の姿が写真に写っています。この数分後にtanさんの悲鳴と必死の形相で逃げてくる姿が・・・。

「熊熊熊熊!」と言いながらこちらへやって来たので見てみると、私からも10m弱の距離に熊がいました。リンさんも私もそそくさと熊から離れます。ふと、持ってきている熊スプレーを手にしましたが、熊はtanさんのキープしていた魚に向かっていたのと、私たちの状況を見ていた船頭さんが船を近くに寄せて船に乗せてくれたので使用しませんでした。



船に乗って熊の様子を5人で指をくわえて見ていました。tanさんの魚を食べてリュックを荒らし、その後は順番に我々のスカリや荷物をあさっていました。結局1時間弱の蹂躙でした。熊が悠々と引き上げてから船頭さんの指示で素早く上陸、さっと荷物を取りに行きました。

被害ですが、tanさんは買ったばかりのタモの柄が真っ二つ、キープした魚は全て食べられてしまい、リュックの中の鮭おにぎりが2個食べられました。リンさんはロッドとリールが行方不明、そして逃げる際に転倒しウエーダーに穴が空いたばかりでなく足を負傷。私は魚が全てミンチにされていましたが道具類はセーフ。ただ、逃げる際に苔で滑って足を負傷しました。

調子よく釣れていた時間だったし、次々に自分たちの荷物が荒らされていくので、船の上では最初のうちはみんなでガッカリしていました。しかし後半は熊に襲われなくてよかった、大きな怪我が無くてよかったなどということを再確認。特にtanさんは気づいたときは約1mの至近距離だったのでよく無事だったということです。まだ大きくない熊なので人を恐れないんじゃないのかとの船頭さんの話でしたが、それでも人よりも大きかったので怖かったです。



船頭さんが他の場所へ連れて行くよとのことで別ポイントへ。すでに釣れている時間は過ぎていましたが、頑張っておみやげ用のマスを私は4本、リンさんは3本、tanさんは1本執念で釣り上げました。

話によると、熊が近づいてきたら獣の匂いがプンプンするなどと言いますが、至近距離のtanさん含め全員そんな気配は感じませんでした。大きな滝がそばにあるので音も聞こえませんでした。釣りに夢中になっていて、自分たちが野生の中にいるんだという自覚が足りなかったのかもしれません。

12日13日知床

2009年08月14日 | 釣り
現地に到着すると清さんが温かく迎えてくれました。ポツポツと釣れているようで、私が準備中にも2本ぐらい上がっていました。



波が少々高く、私も持ってきた仕掛けではちょっと厳しい。1アタリで終了。



清さんはビシッというアワセできれいなカラフトマスをゲット。的確なポイント、その状況にあった仕掛けで魚の動きを掴んでの釣りは素晴らしい。



車中泊して清さんといろいろな話をして楽しい時間を過ごします。清さんは話がうまい。ここのところずっと釣りをしていなかったので少々興奮したのでしょうか、なかなか眠りにつくことができませんでした。



13日早朝は清さんの弟子やコマさんも合流し4人で釣り開始。波も収まり、少々くらいうちからフカセで静かに開始。しかしプレッシャーがキツイせいか近場には回遊してくれません。コマさんによると私のウキが沈んだらしいんですが、よそ見していてヒットならず。

状況は厳しいので4人同時に作戦変更。直後に清さんとコマさんがダブルヒット。その後は群れは遙か遠くで届きませんでした。6時前にはほぼ終了です。

たくさんおしゃべりをしたという印象が強い釣行となりました。釣り場へ向かう途中にチカさんたちのキャンプにお邪魔したしね。釣れなかったけど印象に残る釣行となりました。

仁頃山登山

2009年08月11日 | オホーツクの自然
職場の人から登山してみたいですねえといきなりのお誘いがありました。私も釣りをおぼえる以前は登山が趣味の1つで、大雪山系など歩いたものです。釣行回数の飛躍的な増加とメタボ進行のためにすっかり登山から離れていたのでした・・・。

その誘いに何となく修行的なものを感じて即決。場所はそれほど難しくはないとされている仁頃山(829m)に決定。北見市街からそれほど離れておらずお手軽。結局3人パーティーで登ることになりました。



富里ダムからもう少しだけ車で行くと駐車場があり、そこから管理車道と呼ばれる頂上まで行くことのできる林道があります。今回はそこから登ることにしました。他にも地元有志の方々が作った登山道がありますが、久しぶりの登山なので無理をしないこととします。



林道といってもその勾配は急で、大したことないよと少し思っていた自分に気合いを入れ直します。ちなみに他の2人は高校時代ラグビーの選手だった人と陸上部だった人。まだ若いので健脚です。当然私が殿をつとめます。



途中二度「元気の木」という立派な木に遭遇。2回とも「オラに元気をくれ!」と言いながら抱きついてみましたが元気は分けてもらえませんでした。しかしこういう掲示板や草花の紹介カードが至る所にあり、地元有志の方々の熱意が伝わってきます。



829mの頂上にようやくたどり着きました。1時間半ほどかかりました。登山をよくしていた頃に比べてメタボになり、運動不足も重なって結構ヘトヘトでした。ダメですね・・・。



体力はずいぶんと失われてしまいましたが、やはり頂上に立つとそれらが吹き飛んでしまいます。北見市街どころか、訓子府置戸の方まで見渡すことができます。残念なことに靄がかかっていて、大雪山系・サロマ湖・オホーツク海・知床は全く見ることができませんでした。



大きな電波中継所があります。本当はこちらの方にサロマ湖やオホーツク海が見えるんでしょうが、霞んでしまっています。



お行儀が悪いのですが三角点に立って、この付近で一番高いところにいることを実感。3人でおしゃべりをし、楽しい一時を過ごしました。



下りは砂利道の急な勾配に足を取られながら降りていきました。結構スタスタと降りていく2人の後を一生懸命追いかけながら下山。紅葉の時期にまた来てみたいなあと思いました。

丸瀬布キャンプ

2009年08月10日 | キャンプ
家族で丸瀬布へキャンプに行きました。下の子がようやく大きくなってきたかな、といったところなのでチャレンジです。

今回はフリーサイトは敬遠。おそらくこのハイシーズンなら激混みかなという判断です。以前にも利用した第2オートサイトは日陰が全くないのでチビッコたちが困るかなという過保護な考えでこれまた敬遠。

以前利用したことのあるとっちさんから情報収集し、そんなわけで第1オートサイトを利用することにしました。



それほど混んでいる状態ではなく、1区画ずつ開けてキャンパーたちを入れているので逆に広く感じられます。おかげでチビッコたちが遊ぶスペースがたっぷりあります。



久しぶりにタープとテントの両方を設営。芝生は柔らかくペグも打ちやすいのでさっと設営完了です。設営の仕方を忘れていなくてよかったなあというところです。



夜はバーベキューをしてその後はお約束の花火大会。キャンプ場ですからもちろん全て手持ち式の花火で、たっぷりと楽しむことができました。



夜はぐっすりと眠ることができました。朝は小鳥たちの声で目が覚め、食事はパン食です。家では朝食はご飯が一番と思っているのですが、なぜかキャンプではパンを食べたくなります。

その後はゆっくりしたり遊んだりしてチェックアウトギリギリまで滞在しました。天気が良く、逆に暑いくらい。夏をたっぷり感じることができました。