以前から一緒に行こうという約束をしていた3人が集合です。久しぶりのリンさんとtanさんとの釣行です。なかなか集まる機会が減ってしまっているこの3人でカラフトマスを狙います。
今年はまずまず釣れているようなので場所は適当でもいいんですが、せっかくだから渡船で知床の秘境を目指そうということになりました。
前日はリンさんと私でまず現地入り。秘境の一歩手前で、リンさんのキャンピングカーの中で酒宴です。tanさんは仕事の関係で深夜到着、あとで話を聞いたら走行中、車のボンネットの上に鹿が乗っかってきたとのこと。危ない・・・。
早朝、船に乗って目指すポイントへ。うちらが降りたポイントには他に2名だけ。5人でポイントを独占状態。雨の降っている中、準備を終えてキャストすると第一投でヒットアンドゲット。その後も1キャスト1フィッシュの大爆発状態です。とにかくジャンジャン釣ってみたいと考えてリリースを心がけます。それでも5,6本キープ。
tanさんも絶好釣。こんなに釣っているtanさんを見るのは初めてかも!? 嬉しかったので単独の写真を載せておきます。
夢のダブルヒット! リンさんとtanさんのペアヒットは初めて? とっても嬉しいのでこれも写真を載せておきます。
まず10本は慣れているウキルアーで。それからはウキフカセで10本釣ってやろうと決めましたが、ジャンジャン釣れるので21本目からは小さいルアー単体でやってやろうと考えていました。実釣時間1時間半程度で私はすでに18本目・・・。リンさんにウキフカセも面白いよ!と勧めます。
リンさんもウキフカセにチェンジ、早速ヒットしていました。リンさんはウキフカセで釣るのは初めてだよねぇとおしゃべりしながら写真を撮りました。しかし異変はこのときから起きていたのです。
写真を拡大してみるとすでに近くにやってきている熊の姿が写真に写っています。この数分後にtanさんの悲鳴と必死の形相で逃げてくる姿が・・・。
「熊熊熊熊!」と言いながらこちらへやって来たので見てみると、私からも10m弱の距離に熊がいました。リンさんも私もそそくさと熊から離れます。ふと、持ってきている熊スプレーを手にしましたが、熊はtanさんのキープしていた魚に向かっていたのと、私たちの状況を見ていた船頭さんが船を近くに寄せて船に乗せてくれたので使用しませんでした。
船に乗って熊の様子を5人で指をくわえて見ていました。tanさんの魚を食べてリュックを荒らし、その後は順番に我々のスカリや荷物をあさっていました。結局1時間弱の蹂躙でした。熊が悠々と引き上げてから船頭さんの指示で素早く上陸、さっと荷物を取りに行きました。
被害ですが、tanさんは買ったばかりのタモの柄が真っ二つ、キープした魚は全て食べられてしまい、リュックの中の鮭おにぎりが2個食べられました。リンさんはロッドとリールが行方不明、そして逃げる際に転倒しウエーダーに穴が空いたばかりでなく足を負傷。私は魚が全てミンチにされていましたが道具類はセーフ。ただ、逃げる際に苔で滑って足を負傷しました。
調子よく釣れていた時間だったし、次々に自分たちの荷物が荒らされていくので、船の上では最初のうちはみんなでガッカリしていました。しかし後半は熊に襲われなくてよかった、大きな怪我が無くてよかったなどということを再確認。特にtanさんは気づいたときは約1mの至近距離だったのでよく無事だったということです。まだ大きくない熊なので人を恐れないんじゃないのかとの船頭さんの話でしたが、それでも人よりも大きかったので怖かったです。
船頭さんが他の場所へ連れて行くよとのことで別ポイントへ。すでに釣れている時間は過ぎていましたが、頑張っておみやげ用のマスを私は4本、リンさんは3本、tanさんは1本執念で釣り上げました。
話によると、熊が近づいてきたら獣の匂いがプンプンするなどと言いますが、至近距離のtanさん含め全員そんな気配は感じませんでした。大きな滝がそばにあるので音も聞こえませんでした。釣りに夢中になっていて、自分たちが野生の中にいるんだという自覚が足りなかったのかもしれません。
今年はまずまず釣れているようなので場所は適当でもいいんですが、せっかくだから渡船で知床の秘境を目指そうということになりました。
前日はリンさんと私でまず現地入り。秘境の一歩手前で、リンさんのキャンピングカーの中で酒宴です。tanさんは仕事の関係で深夜到着、あとで話を聞いたら走行中、車のボンネットの上に鹿が乗っかってきたとのこと。危ない・・・。
早朝、船に乗って目指すポイントへ。うちらが降りたポイントには他に2名だけ。5人でポイントを独占状態。雨の降っている中、準備を終えてキャストすると第一投でヒットアンドゲット。その後も1キャスト1フィッシュの大爆発状態です。とにかくジャンジャン釣ってみたいと考えてリリースを心がけます。それでも5,6本キープ。
tanさんも絶好釣。こんなに釣っているtanさんを見るのは初めてかも!? 嬉しかったので単独の写真を載せておきます。
夢のダブルヒット! リンさんとtanさんのペアヒットは初めて? とっても嬉しいのでこれも写真を載せておきます。
まず10本は慣れているウキルアーで。それからはウキフカセで10本釣ってやろうと決めましたが、ジャンジャン釣れるので21本目からは小さいルアー単体でやってやろうと考えていました。実釣時間1時間半程度で私はすでに18本目・・・。リンさんにウキフカセも面白いよ!と勧めます。
リンさんもウキフカセにチェンジ、早速ヒットしていました。リンさんはウキフカセで釣るのは初めてだよねぇとおしゃべりしながら写真を撮りました。しかし異変はこのときから起きていたのです。
写真を拡大してみるとすでに近くにやってきている熊の姿が写真に写っています。この数分後にtanさんの悲鳴と必死の形相で逃げてくる姿が・・・。
「熊熊熊熊!」と言いながらこちらへやって来たので見てみると、私からも10m弱の距離に熊がいました。リンさんも私もそそくさと熊から離れます。ふと、持ってきている熊スプレーを手にしましたが、熊はtanさんのキープしていた魚に向かっていたのと、私たちの状況を見ていた船頭さんが船を近くに寄せて船に乗せてくれたので使用しませんでした。
船に乗って熊の様子を5人で指をくわえて見ていました。tanさんの魚を食べてリュックを荒らし、その後は順番に我々のスカリや荷物をあさっていました。結局1時間弱の蹂躙でした。熊が悠々と引き上げてから船頭さんの指示で素早く上陸、さっと荷物を取りに行きました。
被害ですが、tanさんは買ったばかりのタモの柄が真っ二つ、キープした魚は全て食べられてしまい、リュックの中の鮭おにぎりが2個食べられました。リンさんはロッドとリールが行方不明、そして逃げる際に転倒しウエーダーに穴が空いたばかりでなく足を負傷。私は魚が全てミンチにされていましたが道具類はセーフ。ただ、逃げる際に苔で滑って足を負傷しました。
調子よく釣れていた時間だったし、次々に自分たちの荷物が荒らされていくので、船の上では最初のうちはみんなでガッカリしていました。しかし後半は熊に襲われなくてよかった、大きな怪我が無くてよかったなどということを再確認。特にtanさんは気づいたときは約1mの至近距離だったのでよく無事だったということです。まだ大きくない熊なので人を恐れないんじゃないのかとの船頭さんの話でしたが、それでも人よりも大きかったので怖かったです。
船頭さんが他の場所へ連れて行くよとのことで別ポイントへ。すでに釣れている時間は過ぎていましたが、頑張っておみやげ用のマスを私は4本、リンさんは3本、tanさんは1本執念で釣り上げました。
話によると、熊が近づいてきたら獣の匂いがプンプンするなどと言いますが、至近距離のtanさん含め全員そんな気配は感じませんでした。大きな滝がそばにあるので音も聞こえませんでした。釣りに夢中になっていて、自分たちが野生の中にいるんだという自覚が足りなかったのかもしれません。