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北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシア漁業庁沿海地方管理局長イワンコフの勾留期間の再延長が認められる

2013-06-13 15:44:01 | 日記
2013年06月13日
ウラヂオストク発
[ロシア漁業庁沿海地方管理局長イワンコフの勾留期間の再延長が認められる]
捜査機関当局の申請を受け、ウラヂオストクのレーニンスキー地区裁判所は、本日2013年6月13日に勾留期限切れとなる、ロシア漁業庁沿海地方管理局長アレクサンンドル・イワンコフ(Иванков Александр Егорович)について、更なる2ケ月間の勾留期間延長を認めた。
2012年11月にウラヂオストクで行われたカニ漁獲枠オークションには、潜在的な応札参加者の数を不当に制限する、連邦法への重大な違反があったと指摘されており、イワンコフは、その責任者としてロシア連邦刑法285条1項、同法286条1項(両項ともに職権乱用に関するもの)の罪にとわれている。
また、イワンコフは別件の刑事事件の罪もとわれている。
漁業庁沿海地方管理局は、2010年5月から2011年9月までの間、ウラヂオストクの民間警備会社と、財産や重要書類の保護管理のための契約を結び、その約定書に責任者としてイワンコフが署名したが、実際にはその活動は行われなかった。
これは、イワンコフの個人的な興味に端を発したもので、自らの上司を喜ばせることを目的に、漁業庁職員が、自由に行動するための車両とその管理を確保したのが実態で、連邦予算に対して不必要な支出20万ルーブルを与えたと追及されている。

(関連過去情報)

2013年04月12日 ウラヂオストク発
[ロシア漁業庁沿海地方管理局長イワンコフの勾留期間延長が認められる]
ウラヂオストクのレーニンスキー地区裁判所は、カニ漁獲枠オークションにかかる職権乱用の容疑で身柄拘束を受けた、ロシア漁業庁沿海地方管理局長アレクサンンドル・イワンコフ(Иванков Александр Егорович)について、捜査機関当局による勾留期間延長申請を認めた。
このことからイワンコフの勾留期限は延長され、2013年6月13日までとなった。
この事件は、2012年11月にウラヂオストクで行われたカニ漁獲枠オークションにおいて発生した。
当局は、このオークションへの参加条件として、漁業庁沿海地方管理局との契約が必要だったが(*報告担当者 原口: 船主、漁船の登記の審査、参加供託金等と推察)、この過程において、潜在的な応札参加者の数を不当に制限する、連邦法への重大な違反があったと指摘しており、イワンコフは、ロシア連邦刑法285条1項、同法286条1項(両項ともに職権乱用に関するもの)の罪にとわれている。
また、当局は、イワンコフにかかる不正は、この事件”ばかりではないことが分かったとしている。
漁業庁沿海地方管理局は2010年5月から2011年9月までの間、ウラヂオストクの民間警備会社と、財産や重要書類の保護管理のための契約を結び、その約定書にイワンコフが署名をしていたが、実際にはその活動は行われなかった。
これは、イワンコフの個人的な興味に端を発したもので、自らの上司を喜ばせることを目的に、漁業庁職員が、自由に行動するための車両とその管理の確保が実態だったと指摘、連邦予算に対して不必要な支出20万ルーブルを与えたとしている。

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