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北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

道機船連は洋上風力発電調査区域に重要資源の産卵場が含まれていることを指摘する

2023-05-04 00:57:06 | 日記

 

2023年05月08日

リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[道機船連は洋上風力発電調査区域に重要資源の産卵場が含まれていることを指摘する]

経済産業省と国土交通省は、2023年1月13日、洋上風力発電に関するセントラル方式の一環として、2023年度に実施を予定する調査対象区域を、都道府県からの情報提供と第三者委員会における意見を踏まえ、北海道日本海側の“岩宇(がんう)・南後志(みなみしりべし)地区沖”、“島牧(しままき)沖”、そして“檜山(ひやま)沖”の3区域を初めて選定したと発表した。

この件について北海道機船漁業協同組合連合会は、当該調査海域に、重要なスケトウダラ資源再生産のための産卵場が含まれていることを指摘している。

また、成魚の資源利用者は、調査海域漁業者ばかりでなく、北海道の日本海側全体に及び、広域の多くの漁業者となる。

現在、北海道日本海側資源(日本海北部系群)は、低位な資源評価であり、世界中のスケトウダラ漁場において資源開発率(漁獲割合)が10%-20%に設定されているにもかかわらず、この漁場のみ5%を切る極めて低い総許容漁獲量設定で、資源回復に関係漁業者は取り組んでいる。

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