ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

英国EU離脱 通商交渉が大枠合意 漁業分野 英国が譲歩

2020-12-24 17:42:59 | 日記

 

2020年12月24日
北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[英国EU離脱 通商交渉が大枠合意 漁業分野 英国が譲歩]
EUと離脱後の英国との自由貿易協定(FTA)締結交渉が大枠で合意した。
EUの行政執行機関、欧州委員会の本部で、最終的な協定の文言を調整する詰めの作業が進められている。
Bloombergが伝えた。
懸案の漁業分野については、年間漁獲高(金額ベース)を25%削減し、新たな取り決めの段階的導入期間を5年半とする妥協が成立した。
FTA交渉が最終合意し、離脱移行期間終了後に発効すれば、英国・EU間で関税や輸出入割り当てが復活する混乱が回避され、2016年の国民投票から4年半を経て、英国のEU離脱が正式に完了する。
EUの外交当局者の1人によると、英国が直近の数時間のうちに漁業分野で譲歩し、合意の障害が解消された。
事情に詳しい関係者2人によれば、英国首相Boris Johnsonは、EUによる英国海域での年間漁獲高(金額ベース)を25%削減し、新たな取り決めの段階的導入期間を5年半とする妥協案を受け入れた。
EU漁船の英国海域での漁獲高は、金額ベースで年6億5,000万ユーロ(約820億円)と、英国・EU間の年間の物品貿易額(5120億ユーロ)のごく一部にすぎないが、漁業分野の合意は、将来の関係を巡るより広範な協定の前提条件と位置付けられた。
複数の当局者によれば、EU側は金額ベースで25%を上回る年間漁獲高の削減は、フランスやデンマークにとって受け入れ難いと主張していた。

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日本EEZ表層漁業着業グループ 中国企業から大型加工漁船買船

2020-12-24 13:04:43 | 日記

 

2020年12月24日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[日本EEZ表層漁業着業グループ 中国企業から大型加工漁船買船]

昨年2019年秋季から、表層漁業のため日本EEZに入漁したロシア極東大手”Сигма Марин Технолоджи”(シグマ・マリン・テクノロジー)グループは、中国遠洋漁業会社“Shanghai Kaichuang Marine International”からの大型加工漁船”Kai Yu”の買船契約を締結した。

買船価格は2,450万ドルとされている。

”Kai Yu”は全長105m、幅20m、グロス7,671トンで、1992年、スペインで建造された。

2006年からはナイジェリア海域で主に表層漁業を行っていた。

2021年3月19日以降に本船は大連港で引き渡される予定となっている。

シグマ・マリン・テクノロジーのオーナ、マキシム・ペテルシンとセルゲイ・ポポフは、漁業会社”Софко”(ソフコ)と”Тралфлот”(トラルフロート)を傘下においている。

このグループの年間売上は140億ルーブルとなっている。

同グループは、7,600トンのカニ漁獲割当のほか、日本EEZでイワシ・サバ漁業の割当配分を受けている。

なお、昨年2019年秋季、日本EEZに入漁したトラルフロート所属漁船”Петр I” (ピョトル・ペルヴィ:ピョトル1世)は、他漁場を含め年間で8万7,297トンを漁獲・加工し、生産記録を樹立している。

 

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