黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

press with press

2005-11-06 12:15:42 | Weblog
このブログを読みにきていただいている方の中には
私の友人や知人もいます。

書き始めた頃、ここは今よりも更に誰にも知られて
いなくて、思った事をどんどん書いていました。かなり
キツイ事も書いていたように思います。でも、そんな
半分陰口みたいな事を書いたとしても、日に3人くらいの
誰とも分からぬ人の目に留まるだけでしたから気にして
いませんでした。気に入ってくれればずっと読んでくれれば
いいし、ムカついたなら二度と来ないでくれればいいの
ですから。

今でも好き勝手な事を書いている「つもり」です。でも
やはり「つもり」出しかなく、「これを書けばあの人が
傷つくかもしれない」「これを書けばあの人が腹立たしく
思うかもしれない」なんて思ってしまいます。書いたものの
公開してない記事があったり、途中で消してしまったり。

次第に好き勝手に色んなことが書けなくなってきています。
もちろん、私の気一つでそんなものどうとでもなる事なの
ですけれどね。

ただ、書かないことによりある事象を「肯定」したと見なされる
事が嫌なのです。沈黙は「肯定」とされる事は嫌なのです。
「否定」は発言しない限り表明されません。でも、それを
書けば傷つくであろう知人や友人はきっといると思うのです。

書くことを厭わなければ、いや厭わずにいるようにあるべきで
あれば、その様なことなど気に止めてはいけません。心に溢れる
思いの全てを書かなくてはいけません。

でも、出来ません。

何だかんだ言って気弱で優しい私がいます。安心するような、
恨めしいような。私だけではないのでしょうけれど。毒舌と
言われる数多くの人たちも、大切な人たちにはそのトゲを
飛ばしたりはしていませんもの。
(これは言い訳)
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