強ホールド、狂ホールド

伸びきった髪を切り、ウガンダのコーヒー豆をその場で
炒ってくれる豆屋さんで買い求め、北海道物産展で六花亭の
バタサンドを買い求め、佐伯チズ氏のテクニークに刺激されて
コットンパフを買い求め、そのついでに服屋さんに立ち寄り
ました。別にさして欲しいものはなく、なんとなしに、
本当になんとなしに。


その立ち寄った先で、なんとなく視線の先にipod shuffle。
なんでも世界で始めてのコラボレート商品だそうです。
なかなか首を縦に振らないアップル社。これを実現するに
至るのには、大変な苦労（と言うよりもいかにアップルの
高すぎる鼻を折ろうかという努力）があったのでしょう。

機械と、Tシャツのセット。

これがクリティカルだったのですよ。

ただ物珍しく見ていただけなのに、店員が波状的に押して
きます。如何にかっこいいとか、如何に希少価値があるとか。
最初は無碍にするのもあれなので（思えばこれが真綿であった）
適当に頷いていたら、面白いほどに押しが強くなってきました。

そんなにかっこよくて希少価値があるなら自分で買えば？と
思いながら、このままでは埒があかないので「今日はやめとき
ます」とか「ちょっと考えます」とか並べ立てるも、状況は
変わりません。

だんだん腹も立ってきて、笑顔は崩さず「いりません」と5回
続けて脱出してきました。もうヘトヘトですよ・・・。

そんなに押され続けたら欲しいものも欲しくなくなるのが
解からないのでしょうか？ましてや、ちょっといい程度のもので
そんな対応をとられちゃあ・・・馬鹿じゃないの？

まあ、自分のまいた種とはいえ、激しく不快でした。

もうコムデギャルソンに似た名前のこの服屋じゃ服は買いません。
それよりも、この店を放置してていいの？某大手百貨店、と
思いますよ。

「つぶれろー！つぶれろー！（松原　智恵子風）」

しかも、髪の毛がいまいちな事が発覚してきましたよ。
ああ、もう・・・