(ひしょひしょばなし)
人間は、ちんけだぁーーーーー! 今日も彼らの顔は笑いに満ちていた。 彼らは何を笑うのだろう? 彼らの一人が言った。 “うははぁ、俺は正直者なんだぁ~” 他の人々。 “うわははははは、まったぁ~!” 彼らの一人が言う。 “あいつはアホ、アホだ、ぎゃはは~” 他の人々。 “わっはっはぁひゃひゃ、やっぱなぁ~” 俺も笑う。 “げへげへへ、うははははぶぶぶぅ~” 彼らの一人が俺に言う。 “お前は、いい奴だなぁ~あひゃひゃ!” 俺は言う。 “そぅかぁ?へへへ~あはあはあは” 彼らの一人が俺に気づかれない様に言う。 “アイツは嫌な奴だ、ぐへへ” 偶然、俺は聞いてしまう。 そして俺は彼にこう言われる。 “でへへひゃひゃ、冗談、冗談、あはあは” 俺は言う。 “そーかぁ、あはあはあははははぁっ!” 彼らの一人が俺に言う。 “俺、結婚するんだ!うひゃひゃひゃー!” 俺は言う。 “おめでとう!幸せになってぇ~♪あはあはは!” 俺は離婚したところだった。 彼らの一人が俺に言う。 “俺、自殺するよ!えへへへへぇ~!” 俺は笑いながら言う。 “ふぅ~ん。うひゃひゃひゃひゃー!” 結局、彼は自殺なんてしない。 彼らの一人が俺に言う。 “俺、昇格試験に合格したよ、うわははっはぁ~!” 俺は言う。 “うはぁ~あははは~、おめでとう!” 俺は、リストラされていた。 俺は彼らの一人に言う。 “俺、やっと再就職決まったよぁ~うわはははぁ!” 彼は言う。 “俺、自主退職させられたよ、うへへへひゃひゃ!” 俺は彼らの一人に言う。 “君は俺の心を本当に分かってくれる友人だよなぁ、あはは~” 彼は言う。 “そうさ!俺たちゃ親友さぁ、ぷっ!うはははははぁ~” 笑う。いつも笑う。 俺は親友に言う。 “俺、死ぬよ、あへへへへぷぷぷ!” 彼は言う。 “ぎゃはは、ばぁか、お前が死ぬかぁなんでだぁ、ぷっ!” 結局、俺は自殺なんてしない。 今日も彼らの心は悲しみに満ちていた。 彼らは何を悲しむのだろう? |
kipple
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