KINOKO WEB

きのこ関係です。ときどき植物。

サンショウ

2010-09-30 | 植物 白バック
久しぶりに白バック写真をアップ。

山の中を歩いて、いろいろなものを見つけるのは楽しいけれど、
白バック写真の撮影は、単調で退屈なもの。

適当に山を歩いたら、さっさときりあげて、
白バック写真の撮影をはじめなければならない。
でも、山歩きは楽しいから、ついつい白バック写真の時間がおしてしまう。

暗くなってから撮影をはじめると、すぐに夕飯の時間。
調子にのってビールを飲んでしまったりすると、
撮影のペースは、がたおち。。。

今日はもう、帰らなくてはならない。
撮影できるのは、あと数時間。
そんな状況に追い込まれると、
妙に気合が入ったりする。

きのこが少ないと植物を撮影する。
シンメトリックなきのことちがって、植物は、
撮影する角度によって、写真の出来上がりがかわる。
よく見ると、葉っぱに虫食いがあったりして、
状態のいいものを探すのに苦労する。
テクニカルなことも要求されるので、
きのこよりは退屈しないで撮影が進められる。





山梨県市白州 2010年9月27日 19:46
EOS 5D EF28-70mm F2.8L USM
70mm f14 1/125秒 ISO100

秋のスケジュール

2010-09-29 | いろいろ

9月4日(土) シェフ合宿(木曽)
9月5日(日) シェフ合宿(木曽)

9月11日(土) 自然愛好会合宿
9月12日(日) 自然愛好会合宿

9月14日(火) 柴田理恵献上きのこ狩り(富士山)

9月18日(土) 富士山
9月19日(日) 富士山
9月20日(月) 富士山

9月23日(木) 千葉菌観察会(泉自然公園)←いきません。

9月25日(土) 小林合宿(山梨)
9月26日(日) 小林合宿(山梨)
9月27日(月) 小林合宿(山梨)

10月2日(土) 富士山
10月3日(日) 富士山

10月7日(木) 富士山

10月9日(土) 千葉菌観察会(市原市民の森)
10月10日(日) かずさの森合宿
10月11日(月) 奥利根水源の森
10月12日(火) 奥利根水源の森

10月16日(土) 千年の森豊英島キノコ観察会
10月17日(日) こんぶくろ池観察会

10月23日(土)
10月24日(日)
10月25日(月)

10月30日(土)
10月31日(日)

小林合宿

2010-09-29 | いろいろ
9月25日~27日、ゆかちゃんたちと、山梨できのこ合宿をした。
宿泊場所は、ヴェレッジ白州。
平久保の上の池の前にコテージが並ぶ。

きのこは全体に少なかった。
コテージ周辺では、
ハナイグチ、シロヌメリイグチ、カラカサタケ、ハツタケなどが。

初日は、樋口さんと一緒に芦安村へ。


山梨県芦安村 2010年9月25日 9:35
EOS 5D2, EF17-40mm F4L USM
19mm f5.6 1/500秒 ISO100


バスに乗って、広河原へ。
南アルブスへの登山口という雰囲気いっぱい。
きのことりの人は皆無。。。。。


山梨県芦安村 2010年9月25日 10:11
EOS 5D2, EF17-40mm F4L USM
17mm f8 1/80秒 ISO100


あちこちに、ヤマブドウの実が。
すばらしく立派だった。
みんな、収穫に夢中。


山梨県芦安村 2010年9月25日 12:01
EOS 5D2, EF17-40mm F4L USM
21mm f11 1/125秒 ISO100


野呂川ぞいに、
ながめのいい舗装路をしばらく歩く。
広葉樹中心の森から、亜高山帯の森へと変わっていく。
けっこうけわしそう。


山梨県芦安村 2010年9月25日 12:08
EOS 5D2, EF70-200mm F4L USM
70mm f8 1/125秒 ISO100





山梨県芦安村 2010年9月25日 12:12
EOS 5D2, EF70-200mm F4L USM
200mm f5.6 1/250秒 ISO100


ちょこっと、そこらへんで、きのことりするつもりだったので、
食料をほとんどもっていない。
1きんの食パンを8人で食べる。
朝食も、まともに食べていなかった。
お腹減った。



山梨県芦安村 2010年9月25日 12:24
EOS 5D2, EF70-200mm F4L USM
70mm f5.6 1/250秒 ISO100


樋口さんの歩く道は、かなりハードだった。
川を何度かわたった。
長靴があると便利。



山梨県芦安村 2010年9月25日 12:57
EOS 5D2, EF17-40mm F4L USM
19mm f5.6 1/400秒 ISO100


急な斜面も登った。
よくもみんあついてくるなと関心。



山梨県芦安村 2010年9月25日 13:10
EOS 5D2, EF17-40mm F4L USM
33mm f5.6 1/50秒 ISO100





山梨県芦安村 2010年9月25日 13:11
EOS 5D2, EF17-40mm F4L USM
33mm f5.6 1/250秒 ISO800





山梨県芦安村 2010年9月25日 13:41
EOS 5D2, EF17-40mm F4L USM
17mm f5.6 1/320秒 ISO100





山梨県芦安村 2010年9月25日 13:49
EOS 5D2, EF17-40mm F4L USM
17mm f5.6 1/125秒 ISO100





山梨県芦安村 2010年9月25日 14:10
EOS 5D2, EF17-40mm F4L USM
40mm f5.6 1/50秒 ISO400


やっと現場に到着したが、タイムリミットはあと1時間。
みんなでがんばって探したが、たいしたきのこは見つからなかった。



山梨県芦安村 2010年9月25日 15:24
EOS 5D2, EF70-200mm F4L USM
138mm f5.6 1/250秒 ISO100





山梨県芦安村 2010年9月25日 15:41
EOS 5D2, EF17-40mm F4L USM
100mm f5.6 1/60秒 ISO500

アオネノヤマイグチ

2010-09-28 | きのこ
今年は、8月下旬から9月中旬にかけては、きのこの発生が少なかった。
山での撮影は、きのこが貴重な食料となってくれる。
今年は、食用きのこを確保するのに苦戦した。

いつもなら、手を出さないようなきのこを食べたり。
クロチチタケ、フタイロベニタケ、ハンノキイグチ。。。。。

ヤマイグチの仲間も、私にとってはランクの低いきのこ。
柄のバサバサした食感がマイナスポイント。

今年のヤマイグチ、かなり上位にランクした。




岐阜県高山市 2010年9月4日 15:53
EOS 5D EF50mm F2.5 コンパクトマクロ
50mm f16 2秒 ISO100

マツタケ

2010-09-24 | きのこ
9月18日、マツタケ名人と富士山を歩いた。
収穫できたのは、写真のとおり、数本。
期待はずれだった。

富士山のマツタケは、突然終わりがやってくるという。
たくさん採れてるなぁと思っていると、ある日、
ぱたりと採れなくなる。
山を歩いていても、樹木や空気の感触で、
きのこの終わりを感じるようになるという。

かごの中のマツタケを撮影していると、
何人かのきのことりが通りかかった。
みんな、ほとんど収穫はないようだった。

私は今年、富士山には5日ほどきた。
マツタケは1本もみつけることができなかった。



山梨県富士山 2010年9月18日 10:46
EOS 5D, EF17-40mm F4L USM
22mm f8 1/4秒 ISO100



同じ日に大西さんも、別行動で富士山を歩いていた。
大西さんは、富士山を歩くのは2回目だ。
大きなマツタケをみつけたそうだ。
写真をいただいた。

すばらしいマツタケだ!


山梨県富士山 2010年9月18日 13:28 Photo:大西さん
PENTAX K10D, 50mm
f5.6 1秒 ISO100

チョウセンゴミシ

2010-09-23 | 植物
軽井沢のあたりでは、チョウセンゴミシをよくみかけるけど、他の地域では見たことがなかった。
私が、植物をまじめに観察していないということもあるのだが。

富士山にいったら、1合目よりずっと低い裾野のほうで、
チョウセンゴミシをみつけて、びっくりした。

地元の人は、アカゴムシと呼んで焼酎漬けにするらしい。
クロゴムシというのもあるが、あんまりないらしい。
クロゴムシは、もしかしたらマツブサのことかもしれない。

軽井沢で自然研究会の合宿をしたとき、北川さんは参加者の送迎をしていたので、
チョウセンゴミシをあんまり採ることができなかった。

北川さんに電話をしてみた。

通じない。。。。。

しばらくたってから、北川さんから電話が、
いま、ソウルだという。
市場にはマツタケがいっぱい並んでるそうだ。

北川さんは、乾燥チョウセンゴミシをソウルで買ってきて、お酒に漬ける。
私が、富士山のチョウセンゴミシをお酒に漬ける。
あとで交換することになった。



山梨県富士山 2010年9月20日 13:41
EOS 5D, EF70-200mm F4L USM
173mm f4.5 1/40秒 ISO100

コケモモ

2010-09-22 | 植物
9月18日から20日は、富士山にいた。
今回は、マツタケ名人と歩くことになっていた。

4日前にも富士山にいったのだが、きのこはかなり少なかった。
そんな状況でも、マツタケをたんまりと採っている人がいた。
びっくり!

そこで、今度、一緒に歩きたいとお願いしてみた。
断れると思っていたが、あっさりと承諾してくれた。

今回は、雨も降ったし、マツタケ名人と一緒だし、
とっても期待していたが、きのこはきわめて少なかった。



コケモモ
山梨県富士山 2010年9月18日 11:37
EOS 5D2 EF17-40mmF4L USM
17mm f8 1/60秒 ISO400

自然愛好会の合宿

2010-09-17 | いろいろ
自然愛好会の合宿 二日目

夜遅くまで、お酒を楽しんだが、体調はなかなか。
ムカデ酒の効果だろうか?

ロッジをチェックアウトして、車を走らせていると、
ゆかちゃんが大きなタマゴタケを発見。
近くには、アメリカウラベニイロガワリが群生していた。
ハナビラタケもゲット。
これで、夕食の食材はなんとかなりそう。

まだ、赤らみの弱いチョウセンゴミシも収穫。
おいしいお酒ができるといいけれど。。。



群馬県嬬恋村 2010年9月12日 11:54
EOS 5D EF70-200mm F4L USM
200mm f5 1/320秒 ISO100


しゃくなげ園を目指すが、道がむずかしい。
ナビも役立たず。
レタス畑のおじさんに道をきいたり、
貧弱な道案内をたよりに車を走らせる。

ヤマブドウが旬らしく、
あちこちに黒い実を見つけることができた。


群馬県嬬恋村 2010年9月12日 12:18
EOS 5D EF70-200mm F4L USM
200mm f5 1/125秒 ISO100


ロッジでにぎってきたおにぎりでお昼。
ゆでたまごに、ネパールの、硫黄を含んだ塩をかけると、
まるで温泉たまごのような味わい。
なかなかおいしい。


群馬県嬬恋村 2010年9月12日 15:14
EOS 5D EF100mm F2.8L USM マクロ
f5.6 1/40秒 ISO100


前日のきのことりは、集団行動だったけど、
今日のきのことりは、おもいおもいにばらけて探した。
私は、シラタマノキを探す。


群馬県嬬恋村 2010年9月12日 15:21
EOS 5D EF100mm F2.8L USM マクロ
f4 1/100秒 ISO100


穴の奥に、きらきらしたものが。。。
何?


群馬県嬬恋村 2010年9月12日 15:30
EOS 5D EF100mm F2.8L USM マクロ
f2.8 1/60秒 ISO3200


コメツガの林は心ときめくものがある。


群馬県嬬恋村 2010年9月12日 15:32
EOS 5D EF100mm F2.8L USM マクロ
f4 1/30秒 ISO400





群馬県嬬恋村 2010年9月12日 15:34
EOS 5D EF100mm F2.8L USM マクロ
f4 1/60秒 ISO100


なんとなく食べられそうなきのこだが。。。
これはというきのこは採れなかった。


群馬県嬬恋村 2010年9月12日 16:10
EOS 5D EF100mm F2.8L USM マクロ
f4 1/125秒 ISO100





群馬県嬬恋村 2010年9月12日 16:17
EOS 5D EF100mm F2.8L USM マクロ
f3.2 1/200秒 ISO100





群馬県嬬恋村 2010年9月12日 16:18
EOS 5D EF100mm F2.8L USM マクロ
f3.2 1/400秒 ISO100

自然愛好会の合宿

2010-09-17 | いろいろ
標高は2000メートル近くあるけれど、日差しをうけると暑い。
日陰を探して、お昼はスターグリルの特製弁当。
おにぎりをほおばると、中からマツタケが!

内堀君、おいしいお弁当ありがとう。


群馬県嬬恋村 2010年9月11日 11:49
EOS 5D EF17-40mm F4L USM
20mm f5.6 1/500秒 ISO100


登山道を進むが、カラマツばかり。
ハナイグチを中心にアミハナイグチ、カラマツベニハナイグチがみつかる。


群馬県嬬恋村 2010年9月11日 13:02
EOS 5D EF17-40mm F4L USM
17mm f5.6 1/30秒 ISO100


シラビソやコメツガを求めて歩くが、あんまり生えてない。
おまけに、登山道は、いかにも山登りっぽい雰囲気に。
かなりひるむ。

シラビソやコメツガが少し生えていたが、きのこは少ない。
キシメジが少々、このキシメジの味は苦かった。
本物のキシメジか?


群馬県嬬恋村 2010年9月11日 14:59
EOS 5D EF17-40mm F4L USM
17mm f5.6 1/250秒 ISO100


きのこは少なかったけど、それなりに楽しめた。
それにしても、いつものきのことりでは、
こんなに歩くことない。
ちょっと、コース選択をまちがえたようだ。



群馬県嬬恋村 2010年9月11日 15:39
EOS 5D EF17-40mm F4L USM
27mm f5.6 1/125秒 ISO100



北川さんのコレクション。
ビワの種のお酒は、杏仁風味にびっくり!
チョウセンゴミシの乾燥品は、漢方臭が強くなって、なにか効能がありそう。
ムカデ酒は、動物的な風味はまったくなく、純粋に漢方風味。
ちょっと強烈な風味は、体に効きそう。


群馬県嬬恋村 2010年9月11日 20:24
EOS 5D EF17-40mm F4L USM
20mm f5 1/30秒 ISO1600





群馬県嬬恋村 2010年9月11日 20:33
EOS 5D EF17-40mm F4L USM
20mm f4.5 1/30秒 ISO1600


メインの食用きのこはハナイグチ。
ほかに、キノボリイグチとアミアナイグチなど。
パエリアに投入。


群馬県嬬恋村 2010年9月11日 29:25
EOS 5D EF17-40mm F4L USM
37mm f4.5 1/20秒 ISO1600






群馬県嬬恋村 2010年9月11日 21:03
EOS 5D EF17-40mm F4L USM
40mm f4.5 1/30秒 ISO100

富士山

2010-09-15 | いろいろ
9月14日、富士山でキノコ狩り。
久しぶりのスバルライン。
河口湖インターは割引があって800円、スバルラインは2000円。
ちょっと複雑な気分。

途中、タイヤの走行音が富士山のメロディーに。
「あ~たまをくもの、う~えにだ~し~」
こんなの昔なかったよね?

二合目の駐車場。
おとなり車は産物市場の従業員の池田さん。
車の中にはショウゲンが。
話を聞いてみると、、きのこの量も種類も、全く期待できない。

今回のキノコ狩りは、クロカワ、オオモミタケ、タマゴタケが数本ずつとれれば、
目的が達成できそうなのだが、きびしい状況。

山の中を歩いてみると、本当にきのこが少ない。
キノコ狩りをしている人も全くみかけない。
クロカワは、少し見つかったが、
オオモミタケとタマゴタケは見つからなかった。

山から下りてきた池田さんにあう。
収穫したきのこはかなり少ない。
オオモミタケ1本、
ショウゲンジのような小さなマツタケ2本、
よくこんな小さなマツタケを掘り起こしたものだ。
シシタケ少々。
なんと、貴重なオオモミタケ1本をいただいてしまった。
とってもありがたい。

大沢のおでん屋で昼食。
メニューはうどんとそば。
寝不足のせいか食欲がわかなかったけど、カレーうどんを注文。

おとなりにすわっているお客さんの小さなきのこかご。
シラビソの葉っぱでふたをしてあって、中身が見えない。
でも、けっこう入っていそう。
なんだろう?

マツタケがたんまり。
きのこの発生が少ないこんな状況で、よくもこんなに収穫できるものだ!
甲州弁ばりばりのおじさんに、今度、マツタケの写真を撮りたいとお願いしてみた。
ついでに、貴重なマツタケを1本もらってしまった。

頂きものの、オオモミタケとマツタケのおかげで、
なんとかキノコ狩りを終了することができた。



山梨県富士山 2010年9月14日 14:14
EOS 5D2 EF17-40mm F4L USM
17mm F5.6 1/250 ISO100

自然愛好会の合宿

2010-09-12 | いろいろ
9月11、12日は北軽井沢のロッジで自然愛好会の合宿。
14人の参加だったけど、日帰り参加が2人だったので、宿泊したのは12人。

8月の中旬以降、きのこ的にはきびしい状況が続いてる。
3日前の台風9号の雨で、少しは期待していたのだが、
軽井沢周辺は、まだまだきのこが少なかった。

1日目は、標高の高いところを歩いたけど、
カラマツ林で、ハナイグチやハナイグチが少しあったくらい。
いろいろなきのこで料理を作ろうとおもっていたのに残念。


2日目は、ロッジを出発して車を走らせていると、
1本だけ、大きなタマゴタケを発見。
その近くにはアメリカウラベニイロガワリとハナビラタケが生えていた。

チョウセンゴミシは、まだ未熟で、白い実が多かった。
ヤマブドウはあちこちでなっていて、少し収穫した。
嶋津さんが写メを送ってくれた。
ヤマブドウをキャッチしているのは梓澤さん。



群馬県嬬恋村 2010年9月12日 Photo 嶋津さん



群馬県嬬恋村 2010年9月12日 Photo 嶋津さん



ヤマブドウのお酒って、法律上はややこしいけど、
そんなことより、お味はどうなのだろうか?

あの甘酸っぱい実からは、
なかなかすばらしい果実酒になるような気がしてならない。
でも、たいしておいしくなかったという話も聞いた。

はたして真実は?

園田さんから写メをいただいた。

ヤマブドウは、美しいジャムになりました。
自然のペクチンの働きで、冷めるにつれて
ぷるんとしてきました。
市販の葡萄ジャムよりは、やや酸味がありますが
秋田の「さなづら」という素朴なお菓子に似た
濃厚なおいしい味です。」


果肉の少ないヤマブドウからジャムを作るのはたいへんそう。
でも、酸味のきいたジャム、おいしそう!


Photo 園田さん

シェフ合宿

2010-09-07 | いろいろ
朝食をすませ、シェフをまつ。
向こうのほうに、朝からずっと停まってる車が。
なんと、九州の新谷正信さんだった。
お久しぶり!

新谷さんは、郵便局で働いていたころ、
長期休暇を利用してきのこ探しをしていた。
最近は、こっちには出没してないようだったのに。

今は、郵便局を退職し、きのこに前向きな感じだ。
山口の会の人たち10人くらいと一緒に合宿とのこと。

昔から、たしかマミヤ67に50mmで撮影していた。
今でもフィルムで撮影してるとのこと。
家の光の図鑑の表紙のキヌガサタケは新谷さんの撮影だ。


新谷さんとお別れすると、すぐに、デジカメ歳時記3のいりささんがやってきた。
いりささんとは、今回、初対面。
連絡をいただいて、1日だけシェフ合宿に合流することになった。
翌日の早朝は、富士登山だという。
なんともパワフルだ。
ちなみに、いりさんとは同じうさぎ年生まれだ。

なんとか、シェフとも合流。
シェフの車には、プチとモモ、それに、大西さんとしまださん。
大西さんは、主婦の友の編集者、「おいしいきのこ毒きのこ」を担当してもらった。
きのことりにも積極的で、がんがんきのこを覚えてる。
しまださんは、去年から主婦業もしているけど、きのこ好きは衰えない。
図鑑のオオモミタケときのこ狩りファッションのページで、
モデルを担当してもらった。

今回のシェフ合宿の参加者は6人。
もう一人はみかさん。
図鑑の扉ページの版画を担当してもらった。



岐阜県高山市 2010年9月4日 15:04
EOS 5D2 EF17-40mmF4L USM
f5.6 1/60秒 ISO400

チチタケ

2010-09-03 | きのこ
栃木県などの一部の地域をのぞいて、きのこ狩りのターゲットにしない人が多いのでは。
千葉県出身の私は、チチタケは全く心ときめかないきのこです。
おまけに、手は乳液でべたべたになっちゃうし。

チタケうどんというのを1回だけ食べたことがある。
和食のチェーン店の、特別メニューだった。
シイタケなどの栽培きのこに混じって、チチタケの断片が数個入っていた。
気持ちを集中させると、かすかにチチタケの風味が。

それからというもの、本格的なチタケうどんを食べたいという欲求が、
でも、いまだに実現していない。

チチタケは北半球に広く分布してるようで、外国人も食べてるようだ。
weeping milk cap などと言われている。
どうなふうに食べてるのかな?



Lactarius volemus  山梨県北杜市 2010年8月16日 14:46
EOS 5D2 EF50mmF2.5 コンパクトマクロ
f16 1秒 ISO100

バライロウラベニイロガワリ

2010-09-02 | きのこ
富士山で、ドクヤマドリを探したけど、状態のいい個体はみつからなかった。
きのこ狩りの人も、ドクヤマドリはよく知っているようで、
りっぱな個体が、あちこちでころがっていた。

バライロウラベニイロガワリも、ドクヤマドリに並ぶ、りっぱな毒きのこだ。
9年まえだと思うが、そのころはまだ、このイグチがなんなのかわからなかった。
夏の富士山にいくと、ぼこぼこ生えていた。
うかつにも、1cmほどの生のきのこを食べて、ひどい目にあった。
しばらくたって、高橋春樹さんが、新種記載したきのこだとわかった。
学研の「日本の毒きのこ」にも紹介された。

ところで、バライロウラベニイロガワリの味だが、
上質なイグチという感じ、とってもうまかった。
あとで、パスタにしようと言っていたところ。

もしも、パスタにして多量にきのこを摂取していたら、
どんなことになっていたのだろう?

検索してみたら、千葉菌の会報に書いたやつがでてきました。
バライロウラベニイロガワリ中毒記



山梨県富士山 2010年8月29日 11:57
EOS 5D2 EF50mmF2.5 コンパクトマクロ
f11 1/3秒 ISO100

キイボカサタケ

2010-09-01 | きのこ
夏になると、湿った林などでよくみかけます。
パイピリアという、傘の上の突起が特徴的。
よく探せば、近くに、アカイボカサタケとシロイボカサタケもみつかるかも。

2007年7月に、愛知県東海市の86歳になる女性が、キイボカサタケをラーメンに入れて食べたから、
死亡したんじゃないかというのがありましたね。

ウィキに、
「イッポンシメジ科らしい華奢で繊細なキノコである。
またこのキノコからは、不快な臭いが出ており、多くの場合、近くに寄っただけでも臭いを感じることができる。」
と、ある。

イッポンシメジ科らしいという表現は微妙。
アセタケ形、ヒラタケ形、クヌギタケ形・・・・
いろいろな形になるのがイッポンシメジ科の特徴のような。

不快な臭い?
私は、鼻に自身がないからなんともいけないけど。
そんなににおうかな?
今度きのこをみつけたら、しっかりと確認しておこう!




山梨県富士山 2010年8月14日 13:46
EOS 5D2 EF100mmF2.8L USM IS マクロ
f4 1/6秒 ISO100