KINOKO WEB

きのこ関係です。ときどき植物。

星空

2017-01-21 | 撮影方法
この写真は、19秒間隔でインターバル撮影した300枚を1枚に合成したもの。
最近登場するカメラは、インターバル撮影をサポートするようになってきた。
私の所有するEOS 80Dは、撮影間隔と撮影回数を設定できるようになっている。

実は、EOS 80Dでインターバル撮影をしていると、2つのトラブルがよく発生することがあり、
EOS M3 を使うことが多かった。
EOS M3は、インターバル撮影をサポートしてないので、外部リモコンで制御することになる。

EOS 80Dのトラブルの1つは、こま飛びしてしまうこと。
もう1つは、撮影が途中で完全にストップしてしまうこと。

取扱説明書にはつぎのようにある。
「次のインターバルタイマー撮影が行われるタイミングで撮影しているときや、画像処理中のときは、
その回のインターバルタイマー撮影がキャンセルされます。そのため、設定した撮影回数より少ない
枚数の静止画が記録されます。」

なにもキャンセルしなくても、その回の撮影間隔をのばしてもいいんじゃない。
というおもいもある。



栄村 2016年10月24日 23:27
EOS M3, EF-M22mm F2 STM
(f2 15sec. ISO3200)




トラブルの原因は、EOS 80D に使っているSDカードに異常があるんじゃないか?
トランセンドの128GB TS128GSDU3。最大書込速度 60 MB/s。
Check Flash というソフトではエラーは検出されなかった。






こま飛びをおさえる1つの方法は、画像処理時間を短くすること。
SDカードの書込速度が高速になるほと有利になることは想像できる。

私の撮影は、連射することはほとんどないので、高速のSDカードを必要とすることはなかった。
速度より容量を優先していた。しかし、
つい数日前に、私の所有するなかではもっとも高速となるSDカードを購入した。
SANDISK 64GB SDSDXXG-064G-GN4IN
最大書込速度は 90 MB/s
ちなみに 260MB/s というのもあるが、価格は2倍ほど。

さっそく、おもう存分に検証してみたいところだが、EOS 80D のシャッター耐久は10万回。
無闇にシャッターを切ると、消耗してしまう。
ちなみに、私のEOS 80Dは、すでにシャッター耐久をかるく超える枚数を撮影してる。
いつ壊れても、文句のつけようのない状態にある。

撮影回数を99回に設定して、こま飛びがないかを確認。
なぜ、きりのいい100回にしないかというと、EOS 80Dは99回までしか設定できない。
撮影間隔を1秒に設定した場合、シャッター速度を1秒で撮影すると、
当然ながら画像処理時間がとれないので、確実にこま飛びになる。
そこで、シャッター速度を0.8秒と少しだけはやくする。

手もとにあった5枚のSDカードとともに、
新しく購入したSANDISK 64GB SDSDXXG-064G-GN4IN 2枚をためしてみた結果は、以下の表のとおり。
値はこま飛びの発生した回数。



結論として、新しく購入したSANDISKは、それほどアドバンテージがあるわけではない。
今まで使用していたトランセンドの128GBも健闘してる。
32GBか64GB以上のカードでは、少々傾向がちがう。
SDカードには規格があって、SDは2GBまで、SDHCは32GBまで、SDXCは2TBまでと規定されている。
64GB以上のカード、つまりSDXCとEOS 80Dの相性は少し悪いかんじがする。

あとは、実写で確認するしかないかな。


SANDISK
SDSDXXG-064G-GN4IN [64GB] 
最大転送速度 95 MB/s
最大書込速度 90 MB/s
UHS-I Class3

トランセンド
TS128GSDU3 [128GB]
最大転送速度 95 MB/s
最大書込速度 60 MB/s
UHS-I Class3

トランセンド
TS64GSDXC10U1 [64GB]
最大転送速度 90 MB/s
最大書込速度
UHS-I Class3

トランセンド
TS32GSDHC10U1 [32GB]
最大転送速度 90 MB/s
最大書込速度
UHS-I Class3

トランセンド
TS32GSDHC10 [32GB]
最大転送速度 30 MB/s
最大書込速度
UHS-I Class3

エレコム
MF-FSD032GC4R [32GB]
最大転送速度
最大書込速度
CLASS4


記事のタイトルを入力してください(必須)

2017-01-01 | 撮影方法

           EF50mm F2.5 Compact Macro
           EF100mm F2.8 Macro
           EF28-70mm F2.8L USM
2003年 9月28日 EOS Kiss Digital
2004年 1月10日 EF17-40mm F4L USM
2005年10月 3日 EOS 5D
           EOS Kiss Digital X
2007年 5月12日 Sigma 70mm F2.8 Macro
2008年12月 4日 EOS 5D MarkⅡ
2009年10月 3日 EF100mm F2.8L Macro IS USM
2011年 6月26日 EOS 60D
2011年12月 7日 MP-E65mm F2.8
2013年

Sony RX100

2012-10-04 | 撮影方法
コンパクトデジタルカメラは、レンズ前面にフィルタをとりつけるための、
ネジがない機種がほとんど。
ネットで検索してみると、PLフィルターをとりつけるために、
ステップアップリングを加工して、両面テープで、
レンズ前面に貼り付けてる方が多い。

コンパクトデジタルカメラは、マクロモードにすると、
かなり拡大撮影ができる。
でも、ズームを広角側にしたときだけで、
ズームを望遠側にしていくと、たちまち、
拡大撮影ができなくなってしまう。

望遠側にして、背景をすっきりさせて、
撮影したいこともある。
そんな時、クローズアップレンズを使うと便利だ。





ステップアップリング(37→46)の片側を削りとってみた。
ステップアップリング (46→52) を経由して、
クローズアップレンズをつけられるようにした。




両面テープが少しはみだして、
きたならしくなってしまった。
やり直しして、今は、
もう少しきれいに仕上がってるけど。



ゴドックス GODOX LP-750

2012-07-27 | 撮影方法
2週間ほど前から、GODOX LP-750を使いはじめた。

本体は、インバータで12ボルトを100ボルトに変換する。
100ボルトのポータブル電源として使用できる。

ニッケル水素 Ni-MH バッテリーが2個付属する。
バッテリーはけっこうでかい。
エネループのお化けみたいなやつだ。

以前の撮影は、発電機を使っていた。
発電機は、安定して良質な100ボルト電源を手に入れられるけど、
発電機をうならせての撮影は、なんともあやしい。
撮影場所を慎重に選ばないといけない。

発電機はけっこう重たい。
車からの出し入れは、よっこらっしょっと、
少し気合を入れないといけない。

ここ2週間ほど、ブログが野放しになっていたのは、
撮影に没頭していて、パソコンの前に座る暇がなかったから。
発電機から開放されるのはうれしい。

GODOX LP-750 の不満なところもある。
バッテリーを6時間かけて満充電にしても、
撮影できるのは1時間~1時間半ほど。
2個のバッテリーを使ってもせいぜい3時間くらいしかもたない。

バッテリーを追加購入という手もあるけど、
1個で17000円ほどする。

そこで、知り合いから、エンジンスターター SG-6000 を借りて、
電源をとれるか確認してみた。
SG-6000 は、容量26AHの鉛蓄電池を内蔵している。

GODOX LP-750 と シガーライターコネクタで接続してみた。
一瞬、快調に動作しているかなと思ったけど、
ストロボのスイッチを入れた途端、
SG-6000の15Aのヒューズがとんでしまった。

シガーライターコネクタは、15Aまでなので、
ストロボの使用には耐えられないことがわかった。

やるなら、鉛蓄電池に直接つなげないと。
今度、自分の車のバッテリーにつないてみよう。
バッテリーを使いすぎると、エンジンが始動しなくなる可能性もある。
ちょっとこわい。

GODOX LP-750 をエンジンスターター SG-6000 につないだところ
流山市 2012年7月18日 5:48
EOS 5D2, EF17-40mm F4L USM

ルーペ

2011-09-12 | 撮影方法
この前、アキハバラにいったとき、購入したヴィクセンのルーペ。

毎年、きのこシーズンがはじまって感じることは、
老眼が進行して、見える距離が遠くになること。

昔は、ルーペより裸眼のほうがよく見えるほど。
このままでは、こまかい作業ができなくなってしまう。
最近のデジカメは高画素なので、小さなゴミまで写ってしまう。

たかが、2倍ほどのルーペだけど、
とっても重宝。



野田市 2011年9月9日 15:11
EOS 5D2, EF17-40mm 4L USM

ストロボの同調速度

2011-08-06 | 撮影方法
一眼カメラのほとんどは、フォーカルプレーンシャッターを使っている。
撮像面(フォーカルプレーン)のすぐ手前に組み込まれている。
フォーカルプレーンシャッターに対して、レンズシャッターというのがある。
レンズの内部に組み込まれている。
フィルム時代には、ハッセルというカメラを使っていた。
レンズシャッターを採用していて、カメラ本体にはシャッターがない。
レンズ交換すると、そのレンズに組み込まれているシャッターが動作する。



EOS 5D, EF50mm F1.8




フォーカルプレーンシャッターにもいろいろ種類があるけれど、
縦走りフォーカルプレーンシャッターが主流だ。

先幕と後幕の2枚の幕があって、シャッターボタンを押すと、
撮像素子を覆っている先幕が上から下に動くと、
撮像素子に光が入り、露光する。
設定したシャッター速度に近づくと、
後幕が上から下に動いて、撮像素子を遮光し、露光が完了する。

ストロボを発光させるとき、先幕シンクロと後幕シンクロというのがある。
先幕シンクロは、先幕が動いたときに、ストロボを発光させる。
後幕シンクロは、後幕が動く寸前に、ストロボを発光させる。
カメラはどちらかを選択できるようになっているが、
デフォルトでは、先幕シンクロに設定されている。

D60のストロボ同調最高シャッター速度は1/250秒。
この速度のことをX接点などといったりする。

先幕と後幕の動く速さ、つまり、幕速は、
ストロボ同調最高シャッター速度に等しい。

ストロボ同調最高シャッター速度より、はやいシャッター速度のときはどうなるのか?

シャッターの動きは、
先幕が動き出して、撮像素子が全開する前に、後幕が動きだすことになる。
この状態でストロボは発光しても、部分的にしか露光されない。

実験的に、
シャッター速度を変えながら、ストロボを発光させてみた。

下の写真のように、シャッター速度を速くするほど、
後幕によって、遮光される部分が増えるのがわかる。
よく見ると、1/250秒でも、わずかに後幕の影響がでている。
私の使用している大型ストロボのレスポンスが悪いのかもしれない。

1/60秒、1/125秒、1/250の3枚の写真は、
ストロボの光量を一定にしてるはずなのに、微妙に明るさがちがう。
大型ストロボは、小型のストロボに比べて、閃光時間が長めだ。
最初、ぴかっと光った後に、少しだが余韻のように光り続ける。
特に、波長の長い光りが、後のほうにあったりする。
通常、大型ストロボは、1/60秒あたりで使う。





1/60秒




1/125秒



1/250秒




1/500秒




1/1000秒




1/2000秒

マクロレンズ

2011-08-02 | 撮影方法
レンズによって、どのくらい写りの差があるのだろうか?

最も影響するのは、焦点距離。
焦点距離が短くなるほど、手前のものほど大きく、遠くのものほど小さく写る。
背景の写る範囲がかわってくる。ピントの深さもかわってくる。

些細なことだが、絞りの形。
背景の森や木々を入れた場合、光芒が絞りの形に写る。
光芒のエッジの滑らかさなんかも議論の対象になる。
広角レンズを使用したり、絞りを深くして撮影した場合は、
光芒が小さくなるため、どうでもよくなる。


レンズの解像度とかボケ味とかいうけれど、
実際にはどのくらいの差があるんだう?

実は最近、タムロンの90mm を衝動買いしてしまった。
ニッシンのストロボを購入していたとき、
アウトレット品のタムロンの90mm が目についた。
23800円だったので、ついつい、ぽちってしまった。
価格コムの最低価格より1万円も安い。

いま、マクロレンズはシグマの70mm とキヤノンの100mmを使用している。
この2本があるので、タムロンの90mmを追加しても意味のない状況。
でも、昔から評判のタムロン90mmを、1回使ってみたかった。

シグマの70mmは、絞り開放から恐ろしいほどキレキレに写り、カミソリマクロと言われる。
キヤノンの100mmLは、手ぶれ補正の付いた高価なマクロレンズ。
高価なだけに、最高の写りをしてくれているのだろうと信じてる。
この2本のレンズに対して、タムロン90mmはどんな写りをするのか、興味津々。

3本のレンズを並べて撮影してみた。
左からシグマ70mm、タムロン90mmキヤノン100mm
手前は、ピントリングを無限遠にした場合、
奥は、ピントリングを等倍の接写にした場合。
キヤノンはインナーフォーカスなのでレンズの長さが変わらない。





3本のレンズで、ニラの花の等倍撮影をした。
絞りをf2.8とf11のかえて2枚ずつ撮影した。

写りにどんなちがいがでるのか、わくわくしたけど、
実際には、あんまり変わらなかった。







中央部のみを切り出して比較してみた。

写真によって、ピント位置がずれている。
厳密に画像を比較するには、正確にピント位置を合わせる必要がある。
微動装置を使って、丁寧撮影しないとだめなことがわかった。

レンズによって、
解像感のちがいはわからなかった。

キヤノンのレンズは、0.6段分ほど暗く写る。
タムロンは開放のf2.8のときのみ、0.6段分ほど暗く写る。

今回の撮影結果をみると、
どのレンズを使っても、画質に差はでないことがわかった。




レンズによる比較撮影をするのは、あんがい手間がかかる。
時間ができたら、別の条件でトライしてみようと思う。

マクロレンズをどぉ選ぶか?

2011-07-30 | 撮影方法
キヤノンマウントのマクロレンズを調べてみると17本もあった。
シグマの MACRO 105mmF2.8 EX DG と、APO MACRO 180mm F3.5 EX DG/HSM は、
今のところ入手可能だが、ディスコンっぽいのでカウントから外した。

マクロレンズは、焦点距離と最大撮影倍率で、ある程度分類できる。
細かいところでは、APCサイズ専用、手ブレ補正機構付きなど。

インナーフォーカスは、ピントリングを動かしても、
レンズの全長が変わらない。
きのこ的にはどうでもいいけど。

最大撮影倍率は、ほとんどのレンズは1倍。
ほかに0.5倍と1-5倍というのがある。

コシナの100mmと50mm、CANONの50mmは、0.5倍。
この3本のレンズは、開放絞りが明るい。
きのこ的には、0.5倍であればじゅうぶんとも言える。
コシナの100mmと50mmは価格がとっても高い。
もしかしたら、とってもいいレンズなのかもしれないが、
いまのところ、魅力がわからない。

CANON の MP-E65mm は、1から5倍の撮影ができる。
時どき、使ってみたいとおもう。
でも、けっこう高い。


焦点距離がちがうと、背景の写り方がちがうということと、
レンズからきのこまての距離、つまり、
ワーキングディスタンスが重要。

地面にはえているきのこを撮影する場合、
カメラを低くするほど、そして、
ワーキングディスタンスを長くするほど、
落ち枝や植物などの障害物が写りこむようになる。

ワーキングディスタンスを短くしたほうが、
撮影作業が楽になる。

もっとも使いやすいのは50mm。
コシナの50mmは、価格が別格なのでおいておくと、
CANONとシグマの50mmがある。
私は長い間、CANONの50mmを使ってきたけど、
軽量コンパクトで好きなレンズ。
シグマは、価格が安くて、1倍まで撮影できる。
魅力的なレンズだ。

APSサイズのカメラでは、35mmのレンズがフルサイズの50mmに相当する。
唯一、TOKINAの35mmがあるのだが、このレンズなかなかの評判だ。
一度は使ってみたい。

標準ズームをメインに使っているなら、ちょっと重いけど、
70mmから105mmのレンズを用意するのも楽しい。
小型のきのこを撮影するには具合がいい。

人気があるのは TAMRON の90mm。
軽量コンパクト、写りもいいし、価格も安い。
すばらしいレンズだ。

TOKINA の100mm も価格が安く、TAMRON より重たくなるが、
写りはTAMRON以上に評判がいい。

シグマの70mmは、写りの評判もよく、私も所有している。
70mmという焦点距離は、生態撮影でも使いやすい。
でも、このレンズの絞りはカクカクしているとがら好きになれない。
だから、白バック写真専用レンズとして使っている。

CANON の 100mm は、手ブレ補正機構のついたやつと、つかないやつの2本。
いづれにしても価格が高い。
私は、手ブレ補正機構のついたEF100mm F2.8L マクロ IS USMを使っている。
手持ちでマクロ撮影をする場合、手ブレ補正があると、とっても楽だ。
でも、きのこは三脚を使って撮影するので、手ブレ補正は使わない。

シグマは、105mm と 150mm は、手ブレ補正機構付きのレンズにおきかえてきた。
重たくなり、価格もあがった。実力はどうなんだろう?

150mmや180mmのレンズは重たいし、ワーキングディスタンスが長すぎる。
特別な撮影意図がないかぎり、きのこ的には、使いにくい。

APSの場合、100mmに相当するのは60mm。
CANONとTAMRONの60mmがある。
写りに関しては、両レンズとも評判がいい。
TAMRONほ特にすばらしいらしい。
でも、絞りが6枚なのはちょっと残念。


CANON
EF180mm F3.5L マクロ USM
 ・\156,000
 ・最大撮影倍率 1 倍
 ・最大径×長さ 82.5x186.6 mm
 ・重量 1090 g
 ・インナーフォーカス

TAMRON
SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 (Model B01)
 ・\66,962
 ・絞り羽根枚数 7 枚
 ・最大撮影倍率 1 倍
 ・最大径×長さ 84.4x165.7 mm
 ・重量 885 g

シグマ
APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM
\106,800
 ・絞り羽根枚数 9 枚
 ・最大撮影倍率 1 倍
 ・最大径×長さ 79.6x150 mm
 ・重量 1150 g
 ・手ブレ補正機構付き
 ・インナーフォーカス

シグマ
MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM
 ・(\105,800)
 ・絞り羽根枚数 9 枚
 ・最大撮影倍率 1 倍
 ・最大径×長さ 78.3x126.4 mm
 ・重量 725 g
 ・手ブレ補正機構付き
 ・インナーフォーカス

コシナ
Carl Zeiss Makro Planar T* 2/100 ZE
 ・\146,940
 ・絞り羽根枚数 9 枚
 ・最大撮影倍率 0.5 倍
 ・最大径×長さ 76x89 mm
 ・重量 660 g
 ・マニュアルフォーカス

CANON
EF100mm F2.8L マクロ IS USM
 ・\85,019
 ・絞り羽根枚数 9 枚
 ・最大撮影倍率 1 倍
 ・最大径×長さ 77.7x123 mm
 ・重量 625 g
 ・手ブレ補正機構付き
 ・インナーフォーカス

CANON
EF100mm F2.8 マクロ USM
 ・\55,291
 ・最大撮影倍率 1 倍
 ・最大径×長さ 78.6x118.6 mm
 ・重量 600 g
 ・インナーフォーカス

TOKINA
AT-X M100 PRO D 100mm F2.8
 ・\33,770
 ・絞り羽根枚数 9 枚
 ・最大撮影倍率 1 倍
 ・最大径×長さ
 ・重量 540 g

TAMRON
SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E)
 ・\31,545
 ・絞り羽根枚数 9 枚
 ・最大撮影倍率 1 倍
 ・最大径×長さ 71.5x97 mm
 ・重量 405 g

シグマ
MACRO 70mm F2.8 EX DG
 ・\40,400
 ・絞り羽根枚数 9 枚(絞るとカクカク)
 ・最大撮影倍率 1 倍
 ・最大径×長さ 76x95 mm
 ・重量 525 g

CANON
MP-E65mm F2.8 1-5x マクロフォト
 ・\100,081
 ・最大撮影倍率 1-5 倍
 ・最大径×長さ 81x98 mm
 ・重量 710 g
 ・マニュアルフォーカス

TAMRON
SP AF60mm F/2 Di II LD [IF] MACRO 1:1 (Model G005)
 ・\38,134
 ・最大撮影倍率 1 倍
 ・最大径×長さ 73x80 mm
 ・重量 390 g
 ・APCサイズ専用

CANON
EF-S60mm F2.8 マクロ USM
 ・\40,300
 ・最大撮影倍率 1 倍
 ・最大径×長さ 73x69.8 mm
 ・重量 335 g
 ・APCサイズ専用
 ・インナーフォーカス

コシナ
Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZE
 ・\95,552
 ・絞り羽根枚数 9 枚
 ・最大撮影倍率 0.5 倍
 ・最大径×長さ 72x64 mm
 ・重量 510 g
 ・マニュアルフォーカス

CANON
EF50mm F2.5 コンパクトマクロ
 ・\29,200
 ・絞り羽根枚数 6 枚
 ・最大撮影倍率 0.5 倍
 ・最大径×長さ 67.6x63 mm
 ・重量 280 g

シグマ
MACRO 50mmF2.8 EX DG
 ・\23,800
 ・絞り羽根枚数 7 枚
 ・最大撮影倍率 1 倍
 ・最大径×長さ 71.4x64 mm
 ・重量 315 g

TOKINA
AT-X M35 PRO DX 35mm F2.8
 ・\37,800
 ・絞り羽根枚数 9 枚
 ・最大撮影倍率 1 倍
 ・最大径×長さ 73.2x60.4 mm
 ・重量 340 g


キバナコスモスの種子 流山市 2011年7月26日 6:54
EOS 60D, EF100mm F2.8L USM IS マクロ



ヒナノヒガサ

2011-07-20 | 撮影方法
マクロレンズを使うと、わずか数センチの小さなきのこを画面いっぱいに写すことができる。
食用的な価値もなく、見向きもされないような小さなきのこ。
マクロレンズで見て、きのこの美しさに、初めて気づいたりする。

絞りの値を大きくして、しっかりとピントあわせて、図鑑的な写真を撮るのもいいけど、
今回は、絞りの値を小さくして、ゆるめの写真を撮ってみた。
カメラは絞り優先モードにすると使いやすい。
カメラは常に正しい露出で撮ってくれるとはかぎらない。
状況により、露出補正ボタンで、プラス補正やマイナス補正をする。
ゆるい写真を撮る場合は、プラス補正したほうが、
イメージにあう写真にしあがる。

絞り優先だと、背景に影響をされることが多い。
背景が明るくなったり、暗くなったりすると、
露出がころころと変わってしまう。
そのたびに、露出補正をしないといけない。

私は、絞り優先モードではなく、マニュアルモード。
一度、露出をきめてしまえば、気を使うことはない。


EOS 60D, EF18-55mm F3.5-5.6 IS
18mm f5 1/30 ISO100


マクロレンズを使って、小さなきのこを撮るときには、
カメラぶれに細心の注意をはらわなければならない。
レリーズケーブルを用意したい。
しっかりとした三脚を使うのがベスト。

今回は、携帯用の小さな三脚を使ってみた。
カメラの高さは15センチくらいになる。

倒木の上に生えるヒナノヒガサを撮影した。
ちょうど、真横からのアングルになった。

このようなプロポーションのきのこは、
ヒダをちらりと見せたい。

でも、この小さな三脚では、これ以上、カメラを低くすることができない。
小さな三脚は、持ち運びに便利だが、使い勝手は悪い。
せっかくアングルをきめても、カメラから手を離すと、位置がズレてしまう。
カメラの動く分量を計算しながら、少しずれたほうにアングルをきめてから、
手を離すようにする。何度もやり直すことになる。面倒くさい。
がっしりとした三脚なら、こんなことにはならない。

携帯性をとるか、使い勝手をとるか、悩ましいところだ。



EOS 60D, EF100mm F2.8L マクロ USM IS
f4 1/50 ISO100


カメラをもっと低くするために、今度はビーンズバッグを使ってみた。
30センチほとの洗濯機用のネットに、パイプまくらのパイプをつめたものだ。

ばかにしていたけど、使い勝手がいい。
ローアングルの必需品になりそうだ。
ぜひ、ためしてほしい。

作り方は、ビーンズバッグで検索すれば、すぐにでてくる。

やはり、カメラの位置を下げると、写真もいい感じになってくる。
ひだがちらりと見えてきた。
そしてひだのすけすけ感がたまらない。


EOS 60D, EF100mm F2.8L マクロ USM IS
f4 1/50 ISO100



最後に少し遊んでみた。
そこらじゅうに生えているヨメナ。
ヨメナの葉っぱをレンズのまん前にもってきて、前ボケをつくってみた。
さらに、ゆるさを演出してみた。


EOS 60D, EF100mm F2.8L マクロ USM IS
f2.8 1/160 ISO100


タモギタケ

2011-07-19 | 撮影方法
こりずに、またもやタモギタケです。

ズームを口角側にすると、背景に森の風景が写しこまれて、ダイナミックな写真になる。
それでは、口角にすればするほどいいかというと、そうでもない。
注意しなくちゃいけないこともある。
望遠側のよさもある。

最初の写真だが、タモギタケが群生しているところを、そつなく写してる。
でも、もう少しインパクトがほしい。

主役の固体と脇役の固体のメリハリをもっとつけるといい。


EOS 60D, EF18-55mm F3.5-5.6 IS
49mm f8 1/50秒 ISO100


逆の方向からカメラを構えてみた。
主役と脇役の関係がはっきりしてきた。
ズームを口角側にして、背景に森を写しこんでみた。

だいぶ迫力がでてきたのだが、白とびした曇り空は、なんだか間抜けだ。



EOS 60D, EF18-55mm F3.5-5.6 IS
20mm f11 1/40秒 ISO100



そこで、空がぎりぎり入らないようにズームを調整してみた。
白とびした空をカットすることによって、ぐっと画面がひきしまってきた。



EOS 60D, EF18-55mm F3.5-5.6 IS
24mm f11 1/40秒 ISO100


今度は、ズームを望遠側にして撮影してみた。
カメラのアングルは、さらに低くなっていることに注目。

背景がぼけて、すっきりと、さわやかな写真になった。


EOS 60D, EF18-55mm F3.5-5.6 IS
47mm f5.6 1/60秒 ISO100



ズームレンズをもっていたら、いろいろためしてみよう。
きのこ写真のはばがひろがるはずだ。

タモギタケ

2011-07-19 | 撮影方法
カメラの設定をフルオートにして、撮影してしまうと、こんな写真になってしまう。
きのこ自体の色の再現性はいいのだが、ストロボが強く発光してるため、影がでてしまう。
夜に撮影したみたいで、なんだか不気味な写真だ。
おまけに、上から目線だ。

カメラぶれとの戦いになるけれど、ストロボをオフにして撮影したい。
ついでに、カメラのアングルを、ぐっと下げたい。


EOS 60D, EF18-55mm F3.5-5.6 IS
18mm f5.6 1/250秒 ISO100 内部ストロボ ON


たくさん生えているタモギタケの中でも、一番かっこいい固体を選ぶ。
かっこいい固体を中心にして画面構成する。

ズームの位置は、望遠と口角の真ん中へんあたり。
背景には、ヨメナの緑がほどよく入った。


EOS 60D, EF18-55mm F3.5-5.6 IS
39mm f11 1/8秒 ISO100


ズームを口角側にしてみた。
背景は、ヨメナの向こう側の森の風景も入ってきた。
絞りもf16にして、背景がよりはっきり写るようにした。

ズームレンズって、けっこう楽しめる!



EOS 60D, EF18-55mm F3.5-5.6 IS
18mm f16 1/4秒 ISO10

タモギタケ

2011-07-18 | 撮影方法
一眼デジカメは、セットレンズというのがあって、ボディと一緒に購入すると格安だ。
APSサイズなら18-55mmのズーム。最短撮影距離は25cm程度。
ほとんどのきのこは、このレンズで撮れてしまう。

ズームって、どんなふうに使ってますか?

遠くのものを撮るときは望遠で、
近くのものを撮るときは口角で。

あっていると言えばあっているし、
ちがうと言えばちがう・・・

下の3枚の写真は、ズームを望遠側(55mm)にしたのと、
中間(35mm)にしたのと、口角側(18mm)にしたもの。
手に持ったきのこは、腕を伸ばしたり縮めたりして、
きのこの大きさが同じように調節した。

カメラの位置を変えることによって、
どんなふうにズームを動かしても、
きのこを同じ大きさに撮ることができる。

3枚の写真の背景を比べてみよう。
望遠にするほど、狭い範囲の森しか写らなくなる。
そして、やわらかくぼけている。
反対に口角にするほど、広い範囲の森が写る。
そして、ぼけ具合は少なくなり、はっきり写る。

背景をすっきりさせて、きのこを浮き立たせたいなら望遠側。
きのこの生えている環境も写したいなら口角側。

背景のボケ方は、絞りでもかわってくる。
絞りの値を小さくすると、ぼけてくる。
逆に値を大きくすると、はっきりと写ってくる。

3枚の写真は絞りをf8に固定して撮影した。

たとえば、口角側にして、背景の森をさらにはっきりと写したい場合、
絞りをf11さらにf16とかにしていく。

ズームを上手に使うと、写真をもっと楽しめる。


EOS 60D, EF18-55mm F3.5-5.6 IS
55mm f8 1/30秒 ISO100




EOS 60D, EF18-55mm F3.5-5.6 IS
35mm f8 1/30秒 ISO100





EOS 60D, EF18-55mm F3.5-5.6 IS
18mm f8 1/30秒 ISO100


被写界深度

2007-09-16 | 撮影方法
15年ほど使っていた、EF100mm F2.8 Macro が壊れてしまった。
部品がないということで修理不能。
そこで今年から、SIGMAの70mmマクロを使っている。
野外では、なかなか使いやすい焦点距離だ。
開放絞りから安心して使えるのも頼もしい。
不満は、背景の光芒の形がかくかくしているところ。
この形がもう少しまろやかだったら最高なのに。




EOS 5D 70mm f5.6



EOS 5D 70mm f8



EOS 5D 70mm f11



EOS 5D 70mm f16



EOS 5D 70mm f22

2007年9月22日 岐阜県

被写界深度

2007-09-15 | 撮影方法
絞りも、気にしだすと、
これだというのが、なかなか決められない。
絞りをこまごまいじるより、
もっと大事なことがあるのは確かだが。

前回のフクロツルタケの焦点距離は40mmだったが、
今回のカノシタは70mmと、少し望遠になった。
背景の写る範囲が狭くなった。
カメラの位置を下げれば、遠くにある林の風景も写るようになるが、
きのこの傘が、写らなくなってくる。




EOS 5D 70mm f5.6



EOS 5D 70mm f8



EOS 5D 70mm f11



EOS 5D 70mm f16



EOS 5D 70mm f22

2007年8月15日 富士山

被写界深度

2007-09-14 | 撮影方法
被写界深度は、
レンズの焦点距離が長くなるほど、
撮像素子またはフィルムのサイズが大きくなるほど、
近くのものを撮るほど、
絞り値が小さくなるほど、
浅くなる。

絞り値をかえて撮影すると、
ごらんのように背景の写り方がかわってくる。
どれがお好み?



EOS 5D 40mm f5.6



EOS 5D 40mm f8



EOS 5D 40mm f11



EOS 5D 40mm f16



EOS 5D 40mm f22

2007年8月2日 千葉県