地元新聞を見ると 国土交通省の県内の主な事業が紹介されていた
「月山地区 直轄地すべり対策」
県内中央部、内陸と庄内にまたがる月山地区で昨年度から 「月山地区地すべり
対策事業」が行われている
地すべりが発生すると 大きな被害を及ぼすことからの対策事業
月山西側~南側の山麓では 月山が噴出した火山堆積物によって地盤が
おりもろい地質となっているので 雪解けの時期には地下水位が上昇し、地すべりが
起き易くなると書かれていた
地下水を抜く「抑制工」と物理的に食い止める「抑止工」がある
メーンに 地下水を集める井戸「集水井」を造り 排水路に流す工法
この集水井に水が集まるように 穴あき塩ビパイプを放射状に差し込む
この塩ビパイプに5mm穴を寸分狂いなく50mmピッチ千鳥に明ける機械の
開発~製造までの一貫作業を某ボーリング会社より受注受けたのは
2000年9月と鮮明に頭に残っている (HP 省力機械に挿入)
設計にあたり メカ機構を自分なりに考え 満足いく機械を造りたかったのだが
「発注元の予算」に合わせての設計、製造だけに多少満足しないのが悔やむ
あれから 12年間もの日々 塩ビパイプに穴明け続け 各方面に単品として売り
また 自社で請け負った現場で使用されている
親父も多少なり 裏方として役立っていると思うと ・・・・ 目尻が下がる