私の父が亡くなり 早 77日(49日)の日数が過ぎてしまった
この歳になり 初めての 「 喪主 」 を経験する
その時は何から手を着けたら良いのか途方にくれ 葬儀屋さんにお任せとなる
日も過ぎ 落ち着いた日を過ごせるかなぁ~ と思うと 100ヶ日、納骨の法要が待っている
親族のアドバイスにて その日まで 「 位牌 」 に戒名記入(寺、自宅)しなければならない
墓地には 「 墓誌 」 を造らなければならない
墓地は父の希望であり 庭風に造りたいと望んでいただけに 自然石を求め
000石材店さんに依頼し 出来るだけ自然さを強調した風に造る
そんな訳で 自然石の墓に直接 「戒名」を彫ったので 「墓誌」が無い
墓に直接 「戒名」を彫っていただこうと石材店に相談に行く
話では 現場に出向き 彫ると 経費が掛かり倍のコストが掛かると説明される
親父の希望は 自然石を半分に切り落とし 溝を各彫り左右に立てプレートの墓誌を
差し込む形式にし いずれ来るだろう 親父の名も彫る時にローコストで済む様に
希望だけは語ってきた。
帰り際 親父 機械に対し興味ありすぎで 見させていただく事に許可してくれた
磨きあげた墓に 「先祖代々之墓」 の文字をまさに彫ろうとしている所であった
昔は 職人がタガネを使い 1文字 1文字と彫ったと聞く
現在は 白いゴム板を彫りたい文字切り抜き 貼り付け ショットで彫ると言う
墓地に出向き手彫りで戒名を彫る事は出来るが 値がつきますよぉ~と
石をカットするのに 各種の機械でカットする
大きくカットするときは写真の機械で切り刻む。 刃物の丸いカッター先には
工業ダイヤモンドが着いている。 水を流しながら行ったり来たりして 切っていた
この機械は小細工する時に使用するそうで 今日は動いていなかった
丸、アール 等をつける時は今でも手作業伴う事も在ると聞く
他に大きい大きい石を切断、加工する時に バンドソーと名のる ロープ状の機械があり
ロープには定間隔で同じくダイヤモンドが着いていた
親父も色々の会社に伺うチャンスはあるのだが 石切断現場を見学するには
初めてであった
鉄を切る、 石を切る ・・・・ 方法は同じ様な気がした 只 刃物が用途の応じ
異なるのみ