ゴムクロ修理日記  ゴムクローラー修理・販売(有)キムラセイコー       0237(86)7377

修理依頼を受けた作業行程・結果などを依頼者並び訪問者に見て頂くための親爺の気まぐれブログ
たまには修理以外の出来事も

建機キャタ修理

2010年04月01日 | クローラー修理販売関連

 

  北越ミニバックホー AX30(日立EX30)  300x82x52.5

  ワイヤー切れと表面ラグが磨耗しており 山部が殆んど無いぐらいの状態で修理依頼

  一本持参で 「有限会社 キムラ セイコー」に来られた

  客先希望 切断修理+表面全周の山盛りをしたい・・・・・

  クローラー修理のゴムクロ東北((有)キムラセイコー内)での工法は

  『切断、芯金脱落、芯金緩み、亀裂』 いかなる修理出来るのではあるが

  作業工賃と材料代を含めると かなりの金額となってしまう

  この様な修理依頼の時は 修理をせず 「社外クローラー」を薦める

  今回のお客様も 値段次第では「新品社外品」を希望される

  「社外品価格」を伝えると 純正クローラー価格を存じていたのか 「社外品」の

  あまりの安さに 両側 2本注文された

  写真 右より2本 今回納品させて頂く 「社外品」

 

 

  000君 再登場  クボタ高所作業車クローラー 芯金3箇所脱落、2箇所緩みの修理

  依頼  持ち込んだクローラーの芯金3ヶ脱落し現場で無くしてしまった様だ

  芯金だけ部品として購入する事出来ない業界である

  説明すると多少異なる切断し廃棄するクローラーを再持参する

 

 

  廃棄するクローラーより不足分の芯金を取り外した後 修理に掛かる

  脱落、緩み 計5個分の箇所をカットする  修理都合で不要ゴムを取り除く

 

 

  作業を続ける  ワイヤーが腐食し切れている箇所を見つける

  クボタさま同意の上 芯金埋めより切断修理へと作業工程替わる

  ワイヤーを挿入する範囲の芯金を取り除く 後で確認した所8個の芯金が外されていた

 

 

  親父の方は モロオカトラクター 亀裂修理 2回目の加硫へと掛かる

  写真) 手前 2回目の剥ぎ取った部分 奥 1回目加硫後の端面

 

 

  2回目の加硫範囲を処理し 剥ぎ取った分だけ新しいゴムを盛り付け加硫へと進む

  現在 000君油圧加硫機使用中につき 空き次第加硫する

  1回目同様に仕上がり 次 3回目へと進む  

  出来上がると 再度 新潟・上越より引き取りに来られると言っている

  持病もちの00xx農機社長  混載便で送って上げます・・・・・よぉ

  わざわざ引き取りに来なくっても 

  えぇ ・・・ 親父の顔を又見たい!!  なら気をつけていらしゃいな