山登りとバイクの旅

山の写真、山行、バイクツーリング

槍ヶ岳山スキー(1日目)

2010-05-02 07:44:46 | 山スキー
4月29日~5月1日(1日目) 槍ヶ岳(新穂高~槍平~槍ヶ岳) 2泊3日 テント泊
                  天候 雨のち晴れ 行動時間 7時間

 黄色が初日行動地図

29日早朝に家を出て新穂高へ9時前に到着
平湯トンネルを抜けるとそこは雪国だったで、峠ではかなり雪が降っていて山は
薄っすら雪化粧していた。新穂高ではザーザー降りの雨で出発を少し遅らせて
10時頃出発した。

これがあと後行動時間を狂わせてしまう結果に。

スキー道具を担いでしかもテント泊、最近ここ2年は楽して立山へ行っていたので
ずっしり重たく30分間も歩けない。すぐに汗だくになりかなり苦痛だった。

しかもMTB持ちで乗れたのは最初の5分くらいであとは穂高平小屋まだで
ひたすら自転車を押す羽目に!
穂高平小屋まで雪崩は1カ所有、それ以外は雪なしで自転車使用可能
まだ除雪は行ってない模様。

<MTBは穂高平小屋の上400mまで>


そこから林道の雪が繋がってスキーシールで歩行可能



一か所目の砂防ダム付近は雪がいったん途切れたがあとは雪が繋がっている。



初日は写真4枚だけで、全然余裕がなく写真を撮る元気がなかったのが分かる。

白出沢出合まではだましだまし、重たい荷物に耐えながら歩いていたが
白出沢からはヤバかった。

一緒に行った人が登山オンリーなので、先行者の足跡を追って夏道に近いルートで
歩いているので斜めの斜面をひたすらトラバースするように移動
シール歩行の私は難儀して途中で板を持つことになりとどめを刺された。

時間だけが過ぎて夕方近くになる。

このままでは槍平までたどり着かない。それどころか滝谷の避難小屋にも着かない。
県警のヘリが上空を飛んでいて手を振りたい気分に・・・
17時頃にやっと到着

避難小屋近くで男女二人に追いつかれ、私たちだけでなかったと少し安心。
避難小屋は先着一人で計5人の利用だった。

本当に寝床に辿り着けてホッとした。

荷物を軽くするために、かさばる物から食べる。
ビール500lm2本にキムチ鍋、朝はレトルトおでんとこれで3kgは軽量した。

避難小屋は寒いかと思ったが、完全装備の寒さ対策で寝ている時は暑いくらいだった。

夜中カチカチと音がするので、幽霊でも出たかと思いLEDランタンで照らすと
こんな冬にネズミが食べ物をあさっている音だった。小さいネズミで目を光らせ
床の下へ逃げて行った。

その後熟睡して、起きたら外が明るくかった。

つづく・・・


槍ヶ岳山スキー

2010-05-01 21:24:37 | 山スキー
4月29日~5月1日 槍ヶ岳(新穂高~槍平~槍ヶ岳) 2泊3日 テント泊

GW初日から山へ行っていましたが、結果天気に泣かされ敗退の山行となった。
(3日もかけてピークを踏めず)悔しい結果となった。

<初日天気>


朝は土砂降りの雨だったが昼からは良い天気になったがテント泊の為
大量の荷物とルート選択で撃沈
初日は滝谷避難小屋で時間切れで泊まる。

<2日目の天気>


槍平にベースキャンプを設営して槍を目指すが吹雪とホワイトアウトにやられて
敗退テントへ戻り日本酒、焼酎で宴会

<3日目の天気>


朝まで続く雪と、ときどきの強風にやられてすっかり下山モードになり
山を下りる事を選択
結果、9時くらいには3日中一番の天気に

反省としては荷物の重量
テント泊だからと大量の食料とアルコールを持ち過ぎで、初日に槍平へ辿り着かなかったのが
まず失敗、食料は半分近く持ち帰り、荷物がかさむレトルト類と
ビール500ml×2本、焼酎500ml。ビールは350mlにしておけば良かった。

しかし何事も経験が大事、収穫もあった。白出沢出合から滝谷出合までのルート確認
行きはほとんど夏ルートで登り、遭難寸前まで追い込まれたが帰りは河原ルートで
歩きやすさを体験、河原へ下りるポイントも確認できた。

もう一日延泊すればよかったが予備日を計画していなかったので、
家族が心配するといけないので
結局下山、新穂高と平湯の温泉を楽しんで帰って来た。

詳細は後日 あまり思い出したくないがボケ防止で書こうかな・・・