木村草太の力戦憲法

生命と宇宙と万物と憲法に関する問題を考えます。

公開シンポジウムについて

2012-01-14 20:22:13 | 3/23建築家VS憲法学者シンポ
昨日、建築家VS憲法学者シンポジウムのお知らせを記事にしましたところ、
非常に多くの方から反響をいただきました!

まことにありがとうございます。

石川先生に駒村先生(五十音順)という二代巨匠の布陣に、
憲法サイドの「気合」を感じて下さった方が多くて、
とてもうれしく思いました。
(駒村・石川(年齢順)の二枚飛車と言ってもいいでしょう。
 二枚飛車なら、私のような小駒が絡むだけで、恐ろしい攻めになります。)

山本先生からも、記事を見て気持ちが盛り上がってきたとの
お言葉をいただきました。
シンポジウムについては、今後も、新しい情報が入りましたら
お知らせしていきたいと思います。

今一度予定を確認しますと下記の通りです。


日時  2012年3月23日(金曜日)18時から20時30分
会場  建築会館(JR田町駅・地下鉄三田駅から徒歩3分)
    (予約不要)
基調講演   山本理顕
シンポジウム 山本理顕 内藤廣 松山巌
       駒村圭吾 石川健治 (モデレーター 木村草太)




会場が、東京田町ということで、
「ぜひ行きたかったのに、遠方で残念だ」とおっしゃって下さった方も多く、
そんな方のために、山本理顕先生のご著書を紹介させていただきます。

法律の勉強に疲れた時、ぜひ、手に取ってみてください。

『3・11後の建築と社会デザイン』
 山本先生も参加されているシンポジウムの記録で、
 経済学者、社会デザインの専門家、建築家らが、
 大震災とこれからの日本社会をテーマに語っているものです。

『地域社会圏主義』 山本先生は、一家族一住宅政策、
 硬く閉じこもる住宅のプライバシーを批判してきた建築家です。

 そんな建築家が提案するこれからの住宅とは、どのようなものか?
 それが書いてあるのがこの本です。

 地域社会圏とは、山本先生が横浜国立大学で長年研究してきた社会構想で、
 ここで提案された住宅の背景原理です。
 (原理があって、それを具体化する形がある。
  山本先生の建築設計は、法解釈論にそっくりです。)

 え?これ作るの?そもそも、この家に住める?
 うーん、抵抗あるな。あ、でもなんか楽しい気がする……。
 しかしなあ、ここに住みたいと思ったら負けな気がする。
 でも、住みたいと思ってきてしまう。

 そんな山本先生との真剣勝負が楽しめる好著。

 山本先生が、上野千鶴子先生、金子勝先生、横浜国立大学の院生らと対談(対決)し、
 これからの住宅の在り方を考えます。


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2 コメント

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まさか・・・ (ニョロニョロ)
2012-01-14 21:44:56
どの分野にも、社会的使命を持って活動してはる人はいるんやな。

すごい面白そうやけど、やっぱ遠いから行けんなぁ・・・
本、見てみよっかな。

まさかとは思うけど、ムーミン屋敷の煙突について聞いた相手って、山本先生とちゃうやんな・・・
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>ニョロニョロへ (kimkimlr)
2012-01-15 17:41:32
うん。違う。今度聞いてみる。
内藤先生にもムーミンハウス前の橋について聞いてみようかな?
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