さて、話が脇道にそれたが、
将棋対チェスの歴史である。
前回、日本代表が大局将棋で臨み
大会140連覇を果たしたというところまでお話したとおもう。
ところで、その98回大会の欧州=中国=タイ連合に対し、
202手で、日本代表が勝利したという記事について、
次のようなコメントをいただいた。
>(そのルールだと)
大局将棋の大将等が、空いた敵側最下
段に着地する隙間が、序盤に多数あり、「跳び
越え空き升目着地駒」を「城車駒」を横走り駒
で排除した後に数枚繰り出せば、
3つの玉駒を詰むのに、202手など到底必要
無いと私は思います。
確かにおっしゃる通りなわけであるが、
この「大将」という駒は、凶暴である。
動き方は、飛車と角を合わせた動き、
あるいはチェスのクィーンと同じ。
また、自軍・敵軍の駒(自分より格上の玉将を除く)を飛び越えて移動できる。
ただし、空いている駒に着地しなければならない。
そして、何よりまずいのは飛び越えた敵軍の駒は
全て捕獲できる。
大局将棋 対 他のチャンドラガ系統ゲーム をする場合、
最初の数手で、この大将を敵陣端に移動させ、
敵軍を一網打尽にできる。
これが日本チームの常勝戦法だった。
さて、ところで、銀チャ連は、
本当に日本で大局将棋が指されているのかを不信に思い、
日本に調査団を派遣した。
その時の調査は、
ランダムに選ばれた日本人に大局将棋の駒の動きを答えさせる
というものであった。
大局将棋がポピュラーなら、
多少、ゲーム嫌いがまじっていても、平均としては正解を得られるはずである。
そんなわけで、銀チャ連は、大局将棋の駒から
「川将」、「飛猫」、「桂馬」の三枚を選びテストをしてみた。
・・・・・・・・。
そして、銀チャ連は、奇妙な事実を発見する。
「川将」、「飛猫」の正解を答えた人は、3000人中それぞれ2人と1人。
これに対し、「桂馬」は、3000人中、2800人が正解。
銀チャ連調査団長のリットン氏は、
「ぜったい、くさい」と一言述べ、日本を後にしたという。
(つづく)
将棋対チェスの歴史である。
前回、日本代表が大局将棋で臨み
大会140連覇を果たしたというところまでお話したとおもう。
ところで、その98回大会の欧州=中国=タイ連合に対し、
202手で、日本代表が勝利したという記事について、
次のようなコメントをいただいた。
>(そのルールだと)
大局将棋の大将等が、空いた敵側最下
段に着地する隙間が、序盤に多数あり、「跳び
越え空き升目着地駒」を「城車駒」を横走り駒
で排除した後に数枚繰り出せば、
3つの玉駒を詰むのに、202手など到底必要
無いと私は思います。
確かにおっしゃる通りなわけであるが、
この「大将」という駒は、凶暴である。
動き方は、飛車と角を合わせた動き、
あるいはチェスのクィーンと同じ。
また、自軍・敵軍の駒(自分より格上の玉将を除く)を飛び越えて移動できる。
ただし、空いている駒に着地しなければならない。
そして、何よりまずいのは飛び越えた敵軍の駒は
全て捕獲できる。
大局将棋 対 他のチャンドラガ系統ゲーム をする場合、
最初の数手で、この大将を敵陣端に移動させ、
敵軍を一網打尽にできる。
これが日本チームの常勝戦法だった。
さて、ところで、銀チャ連は、
本当に日本で大局将棋が指されているのかを不信に思い、
日本に調査団を派遣した。
その時の調査は、
ランダムに選ばれた日本人に大局将棋の駒の動きを答えさせる
というものであった。
大局将棋がポピュラーなら、
多少、ゲーム嫌いがまじっていても、平均としては正解を得られるはずである。
そんなわけで、銀チャ連は、大局将棋の駒から
「川将」、「飛猫」、「桂馬」の三枚を選びテストをしてみた。
・・・・・・・・。
そして、銀チャ連は、奇妙な事実を発見する。
「川将」、「飛猫」の正解を答えた人は、3000人中それぞれ2人と1人。
これに対し、「桂馬」は、3000人中、2800人が正解。
銀チャ連調査団長のリットン氏は、
「ぜったい、くさい」と一言述べ、日本を後にしたという。
(つづく)
飛べるのは確実ですが、2つ向こうに飛べ
るのか、飛べないのか、悪狼の行ける、隣升目
に進めるのか、進めないのか、意見が分かれ
ると思いますから。(wikipedia「飛猫」の
図と説明書きのズレに基づき書き込みました。)
ちなみに長さん様は、大局将棋の方は、
何段くらいなんでしょう?
もしよろしければ、大局将棋の名人を名乗ってください。
他の事に係ると、「走が一字目に来る駒
の成り駒(例:走狗)が何か」とか「車が
2字目に来る駒の、成りの難しい字の書き方
(例:木車の成り)」等、覚えにくいルール・
駒の字の書き方等を徐々に忘れ、またルール
ブックを読み直し・・・、
というのを、繰り返している「大局将棋の万年
初心者」です。
おそらく長さんさまは、世界屈指の大局将棋棋士と思われますが、
本将棋同様、大局将棋は奥が深いのですね。
反則手を出さずに、最後まで指し切る実力者が
少しでも増えてほしいですね!
>「走が一字目に来る駒の成り駒(例:走狗)が
何か」
これも、間違いやウソじゃないのですが、
「走が一字目に来る駒の成り駒(例:走瓦)が
何か」の方が、忘却したあと、はっと気がつき
冷や汗ものですね。「走瓦は大局将棋では、成
りとしてしか存在せず、更に成らない」が答え
ですから。なおこれに近似(?)の、「走銅」
とか「走石」とか「走土」という駒は、大局将
棋には、有りそうな気もするのに、無いのです
ね。