春夏秋冬

日々流されないために。

映画「スカラ座の怪人」を観る

2007年03月15日 20時29分35秒 | 合唱

昨日の「マリア・カラス」に続いて今日は、「スカラ座の怪人」をおおたかの森SCシアターで観る。ミュージカルの映画化で、セリフが全部歌になっている。オペラみたいなり。

ソプラノ歌手の声のきれいなこと!この前のマリア・カラスのソプラノとはまた違った実にきれいな声だった。相手役の男声のテノール。よい声だった。怪人役のバス。これもすごい声。迫力がありました。こういう役をする声質は、やはり、圧倒的な声量というものが必要。誰でも出来るものではないワイ。
 
パリ・オペラ座の話なのに、セリフは全部英語。さらに、物語は荒唐無稽な話で、どう考えても無理なストーリー。ただただ、ソプラノさんのきれいな歌声が耳に残った映画でした。
 
帰りに高島屋食品館でサンドイッチを買って帰った。これが実においしかった。パンカッターも開店記念で付けていた。ここは近くてよい。柏まで行かなくて済む。

映画「永遠のマリア・カラス」を観る

2007年03月15日 09時58分50秒 | 合唱

昨日、おおたかの森S Cシアターで、映画「永遠のマリア・カラス」を観た。ソプラノ歌手・マリア・カラスが50歳代に入り声が出ない。でも、プロデューサーは、声だけ若いとき録音していた声を使いオペラ「カルメン」のすばらしいDVDをつくる。しかし、最後の最後になって、こういうインチキはやりたくないという彼女の願いで折角つくったDVDはお蔵行きとなるという話。
 
映画ではこのDVDをつくる課程において、カルメンの舞台がふんだんに出てくる。音楽は若いときのマリア・カラスの声、ここのあたりが、面白かった。オペラを観ているような錯覚を覚えるほど。マリア・カラスを演ずる女優ファニー・アルダンがうまい。本物を知らないので、彼女をそうだと思ってしまう。フラメンコを踊るシーンなど、なかなかのもの。こういうプリマドンナの役、カリスマ性が必要だがピッタリだった。
 
ソプラノ歌手は50歳を過ぎるともう使い物にならないものなのだろうか。熟年合唱団では、ソプラノを歌っている女声たちをみると、50歳はかなり前に過ぎ去ったような方たちが結構おられて、歌っておられるが、彼女たちはマリア・カラスを越えているということなのだろう…。え?レベルの問題?そうでしょうか。
 
オープン記念と言うことで、500円也で観られた。大勢行っているのかと思ったら、正に閑散。観ていたのはほとんど女性で、20~30人ほど。がらがらだった。