春夏秋冬

日々流されないために。

ジャストシステム側が勝利の判決確定

2005年10月11日 17時01分10秒 | Weblog
一太郎などのバルーンヘルプ機能について。
 
3月5日の小生の記事
http://blog.goo.ne.jp/kilimanjaroclub/e/92df0cfa04a12f9ea65486024f352981
で、松下の特許をジャストシステムが侵害しているという判決に対するコメントを書いた。松下も結構、末梢的なところで、裁判にかけるものだ。あまり賛成できないという記事を書いた。
 
その後、ジャストシステムが、控訴していたが、先日、高裁の判決があり、松下の特許そのものが、成立しないものであるという逆転判決があった。
 
そして、今日のニュースでは、松下は控訴しないということになったそうだ。これで、ジャストシステムの勝利が確定した。 
 
小生、日常的には、一太郎の少し前のバージョン、一太郎13を使っている。わがパソコンには、WordやExcelもインストールされている。表計算にはMacの時のなじみでExcelを使用しているが、ワープロでは、大体、一太郎を使用している。前々から一太郎を使用していたので、Wordを使ってみてもなじめなくて、やはり一太郎という感じで使っている。
 
ところで、このバルーンヘルプ機能って言うのは、わが一太郎13にも付いている。しかし、こんな機能、今まで使ったことがない。ヘルプモードボタンを押して、あるボタンのところでカーソルをクリックするとそのボタンの説明が出てくるというもの。
裁判の話があって初めて気が付いた機能。まあ、使わないだろう。こういう機能は。それほど一太郎に習熟しているわけではないが、今まで、普通にワープロとして使う分には、何も、困ったことがない。
 
この機能自体が実に末梢的な機能だと思う。

前にも書いたが、もう少し、基本的なところで、特許を取って頂き、裁判でもそういうところで、争ったりと、そういう技術の根幹の所で勝負をしてもらいたいと思う。勿論、言うは易しく、実際には基本特許なんてなかなか取れないと思うが、それにしても今回は、重箱の隅をつつくような感じで、日本の技術の象徴のような気がした。