馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

愛は燃え続けられるか?(1)

2024-02-22 08:46:25 | 日記
2月20日(火)
娘が2人暮らしになって1年だが、去年4月に結婚したが
今年3月に実家に戻って来る。

娘が使っていた部屋、仕事部屋、私の寝床部屋
そこかしこに置いてある娘の書物資料と私の商売上の記録を
整理を断捨離する。








整理中に、ファイルに、雑誌か新聞の切り抜きがある。
表題は 「兄が愛した人」
日付は2009年(平成21年)6月17日(水)とメモ
15年前の記録。
画像として掲載は、憚れるので、書き起こす。




「兄が愛した人」
離婚した兄は同じ職場の家庭を持っている女性と付き合うようになっていた。
13年の歳月を経て元妻と復縁したが、その女性との付き合いは続いていた。
義姉は夫の異変に気づいていたが、決定的になる日がやってきた。
義姉が娘の家に泊まりに行った日、娘に急用ができてしまい
泊まらずに家に戻ることになった。
自宅の玄関を開けると、そこにあるはずのない女性の靴があった。
夫は居間にいて、その女性は寝室で布団をかぶって身を隠しているのが
わかったという。
義姉の性格からすれば布団をめくったはずだが、義姉は玄関から立ち去り
娘の家に行ったという。
復縁して5年、兄は病気で亡くなったが、亡くなる数か月前、
その女性は兄が入院していた病院を見舞っていたのを目撃された。
通夜と告別式で義姉はその女性と顔を合わせることになったが、
女性はばれているとは知らない。
棺に別れの花を入れる時、義姉はは花を持つその女性の手を制したという。
「なぜ復縁したの」義姉に聞くと、「子供に会いに来るたびに、
みすぼらしく気の毒に思ったから」という。
「生まれ変わったらまた兄と一緒になりたいか」と聞くと、
「もう男はいい」と言った。
「兄があなたを悲しませゴメンね」という気持ちがある一方、
兄が愛したのは一体誰だったのだろうかと思った。
無職58歳
2009年(平成21年)6月17日(水)



一読して、溜息と長い回想に耽る。
過年、女性だけの劇団での自殺が報じられた。
「清く正しく美しく」の心身共に磨きをかけて素敵な人へ
劇団の代名詞でもあります。
背後にあった、陰湿なる出来事。
又、夫と子供のいる女優が妻子持ちの有名シェフの不倫。
様々な、性スキャンダルがマスコミを賑わす。
一心が20代、サラリーマン時代、に現実に出会った
男と女 夫婦の愛憎をめくるべき回想するのだった。
不倫という小さな鍋に火をかけたまま、ぐつぐつと煮え
煮詰まり溢れでるまで気付かない。
その行く末と顛末を半世紀前のモノクロスライド映像が蘇る。

続く

加古隆クァルテット『パリは燃えているか [Takashi Kako Quartet / Is Paris Burning]』

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ガーベラ)
2024-02-22 09:28:22
「映像の世紀」のテーマ曲として使われていますね。
重たい内容が多く胸に迫るものがあります。

当時最良と思えた選択も
時代が判断してくれるのでは。
Unknown (馬鹿も一心)
2024-02-22 09:30:50
その映像を貼り付けようとしましたが、不許可になった。
愛について、、 (kiyasume)
2024-02-27 14:39:24
今回の話、考えるところがありました。
此処2回ほどの私のblog記事を読んで見て下さい。男女の愛に就いて少し書いています。

それでは また、、、🙏

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