馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

ミナトヨコハマへ。

2023-04-19 08:11:47 | 日記
4月11日(火)
国立東京医療センター
前立腺癌経過診断


医師よりの言葉
夜半頻尿軽減方法
今後 排尿の薬は必要無し。
「頻尿は、精神的作用が大きい」
「膀胱にイッパイと感じますが
実際は溜まっていません」
「今後は我慢する訓練です」
「排尿切迫感が感じたら、トイレに入り
我慢堪えてください」
「耐え切れなくなったら、排尿すればいい」
その繰り返し訓練で夜半頻尿は改善します。

しかし4月19日夜半
2時間起きに排尿切迫感が続く。
どうも2日間、弁護士への書面作成で動かず
水分、ビールの飲み過ぎのようだ。
11日は午前8時に自宅出て
半蔵門線駒沢大学駅下車
診察終えて東急東横線 都立大学駅へ
大学名の駅だが、既に京王線南大沢駅に移転。
みなとみらい駅で下りて表に出る。
みなとみらい駅
横浜のオフィス街は道幅広く
花々が植樹され、人通りが少なく清潔感。
港の風は微温で歩き回るにはほど良い。
幼い頃、東京の下町で育ち
親父の転勤とともに横浜の辺境地に引っ越した。
桑畑と森と蛇と野兎があって、中学校に向かう
高台から谷を上り下りする前方に
丹沢山塊と富士が見え隠れする。
高校は湘南の海辺にあった。
1年遅れで卒業すると
横浜日の出町にある予備校に通った。
入塾テストがあり、全く勉強していなかったので
兄に身代わり受験。
落ちる訳ではなく、習熟度別のクラス分けであった。
皮肉にも、後に兄は予備校講師になる。
息子も、大学受験を拒否したが
1年後、無理やり兄が講師する予備校で
冬季のサテライト授業を受けさせた。
娘も学び、私の家族はお世話になった。
予備校では数奇な出会いが待っていた。

授業料が払えなくて半年だけ通い
後は野毛の図書館で居眠り。
又、無料の動物園でぶらぶら。
そうして、港にある造船所のダイナミックな鋼鐵の櫓を見上げた。
親父は造船所で働いていた、
甲板から転落して1年間入院。
今は造船所はランドマークに代わった。

ミナトヨコハマ  

当時 開港記念日には、彼女とデート。
郷愁辿る街並に彷徨すると
過ごした少年期青年期の仲間は
何処へ移り住んだのか知らない。
みなとみらい駅、上階で遅い昼食。
入った店は中華街にもある上海料理店。
客はいない、
中国人女性の、甲高い
「いらっしゃいませ」の声。
瞬間 「失敗だ」
名物 焼きそばを食べたが
味音痴の私でさえ不味いと感じた。





仕事の関係で中国人の知り合いがいるが
日本での仕事を安易に考えていて
本格的な料理など作ったことないのに
舐め切って厨房で働く。
日本人料理人の方が格段に仕込みが出来る。
空腹だが、食べ残した。
この店は、厨房の中国人を変えないと
早晩 閉店となる。
老年になると、怨讐を越えて
多感な少年期青年期を回想して
その地を辿り想い馳せる。

ちあきなおみ ブルー・ライト・ヨコハマ