3月9日(月)午後 急遽 日本橋まで打ち合わせに行く。
小さなオフィスビルの密閉した事務所で
まもなく 80歳になる方と相談と商談。
互いにマスクして会話。
コロナ感染については、判り切っているので話はない。
切り出されたのは、
あなたのブログ拝見していますが
最近 悪徳悪質芝信用金庫の記事が途絶えてますが
どうされてますか?
https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/e2dfdcf24a6953bfefea56cb183575c7
面白いので関心があります。
私 苦笑い。
「私を人格否定している職員の返事を待っているところです」
暫くしたら書きます。
相談と言うか商談なのか纏まりのない会話で終わった。
15時 辞去する。
暖かいのでコートを手持ちして浅草橋まで歩く。
浅草橋から神田川を覗く。
屋形船が係留されているが、全く人気がない。
通常であれば 夕方から、準備が始まり船内に明かりが灯り
動きがあるのだが無人屋形船。
柳橋から隅田川合流点を見渡す。
船の行き交いはなく、川面には、都鳥が舞う。
平安初期歌人 在原 業平が詠んだ
名にし負はば いざこと問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと — 『古今和歌集』撰歌
https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/c6af6088504ad8dd3326a413cdde89e9
屋形船で働く方々、それこそ人恋しいはずだ。
柳橋の袂の料亭は、政治家御用達であるが
都鳥ならぬ閑古鳥が鳴いている
その対面には、3年前まで事務所使用してマンションの一室がある。
現在はオフィス使用として賃貸している。
袂にファッションの店がオープン
高そう?
オジサンには用はない。
窓辺からの眺め下町風情情緒が漂い。
正面にはスカイツリーが下にはビール会社の通称 う〇こビルが見える。
花見 両国花火大会では屋形船が合戦の如く
場所取りを争う。
今年の花見はコロナ感染恐怖で船宿は休戦だ。
下町の観光地は全体がウイルスで瀕死の状態。
視界は白い闇。
https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/97b6e2d55727a8903138626570774582
じっと我慢して慌てず時が過ぎるまで待つことだ。
2020年3月9日
墨田川柳橋 都鳥 屋形船
2017年 事務所窓辺から
隅田川両国花火大会打ち上げ前1
2017年事務所窓辺から
隅田川 花見客を乗せ宵闇を下る屋形船。