馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

ラクビー W杯 タックルブーの想い出。

2015-10-08 16:38:31 | 日記

10月7日(水)

漁港の空はスカイブルー海はネイビーブルー

秋だ。

   

ランチは初めて豚丼を作った。

結構いけるぞ!

 

午後 

昨日に続きボケ防止作業をする。

 

 

途中でデザイナー女性が加わる。

私が取り付け作業を一つ終える間に

彼女は三つ作業完了している。

私は作業を諦め、荷造り梱包をする。

加齢による手作業の衰えを実感。

彼女はTVを見ながら黙々と続ける。

 

TVでラクビーW杯での日本の活躍を放映。

思い出したのだ!

遠い微かな記憶が蘇った。

 

今の作業は私が少年時代過ごした住宅地自治会から

依頼されたメッセージボード製作だ。

 

現在280世帯の自治会に202人の70歳以上が居住。

56年前 中学生だった。

仲の良い同級生がいて

朝 登校するとき迎に来るのだ。

その同級生の家は中学校まで通学路が

私の住まいより近いのだが

500m程歩いて寝坊助の私を起こすのだった。

約3.5キロの道のりを谷を下り上がり通った。

 

某日 体育の時間

何んで、そうなったのか記憶にないが

サッカーボールをラクビーボールの代わりにして遊んだ。

その同級生はボールを持って走った。

後ろから他の生徒がお尻を捕まえ

股の間に頭を突っ込み倒した。

 

その瞬間 異様な破裂音がしたのだ。

 

頭が差し込まれた股から

ブブ! バリバリ連続音が響いた。

大勢の同級生はびっくりした。

ズボンが破れたのではない。

 

放屁 大きなおならを発したのだ。

極まり悪そうに起き上がった。

 

同級生は太っていて温厚なのだ。

 

それから、彼のあだ名 「タックル ブー 」と名付けられた。

 

 

先生までもが「おい!タックルブー」と授業中に呼んだ。

いまだったら 教育委員会で問題になる。

 

登校途中に肥溜めに落ちたのがいた。

それから その同級生は 「うんこちゃん」と呼ばれるようになった。

 

怪我で禿げている同級生は「禿○○」と呼んだ。

当時は ストレートに相手をからかった。

大らかだったのかな!

 

タックルブーは互いに20歳頃までは、行き来があったが

今は何処にいるか分からない。

 

おならを掛けられた同級生は、大学受験英語雑誌の編集者になったが

その後は分からない。

 

「うんこちゃん」とからかった同級生は

日本のトップ大学を出て一流企業関連会社社長になった。

 

およそ この世のことで、いつまでも変わらぬものは何もない。

道があり、通りがあり、曲がり角があり、路地があり、路地裏がある。

人々が歩いてどこへ行くのか誰も分からない。

 

あの日々に帰れないのだけれども

せめて心の奥底から引き出して

「お~い タックルブー何処にいる」

叫んでみたい。