心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

アメリカと中国の対立は世界にとって不毛

2021年08月21日 | 世界
中国は共産党一党独裁という大問題をもっていますが、だからと言ってアメリカが国連を軽視し、世界の覇権を争って、中国を唯一の競争相手と位置付けて対抗するのも大問題です。アメリカの言動が民主主義国として妥当か問題です。

アメリカは世界の覇権を争って頑張ってきましたが、その権威は失墜する一方です。今回アフガニスタン民主主義政府を守れなかったことはアメリカの敗北と受け止められました。中国から圧力を受けている韓国、台湾、日本にとって衝撃は大きかったと思います。

軍事力による外国の民主化は効果がありません。アメリカは悪い国、ひいては民主主義は悪い主義になっています。

アメリカの民主主義を見て、アフガニスタンや中国が、民主主義はいいなとあこがれるようでなくてはこれらの国が民主化することはありません。

アメリカや中国が世界の覇権を争うことは不法です。世界の迷惑です。双方内政に注力してそれぞれの政治のよさを競ってはどうでしょうか。

中国を脅威と思い、対抗することに気を奪われ、アメリカとの同盟強化と叫んでいる日本も覇権主義に毒されています。日本の防衛費は5兆5千億円規模になっています。多いと言えば多いのですが、覇権主義からは少ないと思います。結局、中途半端で無駄な装備で、覇権主義に役立ちません。(注)防衛には十分すぎます。

東アジアの平和を考えるなら、平和憲法にまじめな方が安全です。隣国の脅威にならず、技術開発・生産に強く、隣国の経済交流に役立つ国であるならば、隣国は日本の脅威にはならないでしょう。戦争しない国との評価が固まるからです。日本の民主主義が人々の生活水準向上に役立っているなら隣国は民主主義を見直すでしょう。ところが、現実は、日本は貧困化が進んでいます。これでは日本を尊敬する国は減るでしょう。
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人命自由平等重視が現代の価値観

2021年08月21日 | 世界
テロ活動で政権をとることは現代の価値観に100%反します。タリバン政府が人々にとっていい政府になる確率はゼロです。しかしアフガニスタンの人々が公然とタリバン政府と対立すると迫害されます。ぐっとこらえて自分や人々の生活改善に注力するのが賢明です。生産に注力しているかぎりタリバンは罰する理由を見つけることができないでしょう。タリバンを政治の世界に閉じ込めることができると、威張るが、自活力を失い、無力化し、浮き上がります。

タリバン政府をどうするか、現代世界、現代政府の課題です。制裁するのではなく、世界会議や国際会議に受け入れ、現代の価値観で話すことがだいじと思います。話し合いにならなくても話し合いになるまで忍耐すべきです。現代政府が譲歩するのではなく、タリバン政府が現代の価値観を学ぶことがだいじです。

かたくなにイスラム原理に閉じこもるならそれなりの結果を迎えることになるのではないでしょうか。
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