日本は破滅の道を歩んでいる

長崎平和祈念式典の模様を見て、日本の反省の乏しさを痛感しました。長崎の市民、県民の思いが日本の人々に伝わっていません。被爆者の心が日本の人々に伝わっていません。日本の人々は、戦争の悲惨さを忘れ、強大国にあこがれ、戦争することを勇気あることと思っています。

現在の日本は戦前の日本と同じです。強大国と競争して強大国になりたいと思っています。しかし強大国間の熾烈な戦いで日本は勝つことができません。資源エネルギーが乏しいからです。戦前の日本の情況と同じです。それなのに無理して競争しています。民生は劣化し、強大国と競争する力は低下する一方です。無理がたたって結局日本は破滅します。

世界には核兵器禁止条約を批准した国々があります。これらの国は強大国ではありません。強大国になりたいと思っていません。しかし、新世界をつくるのは確実にこれらの弱小国の団結です。また、戦争反対の世界の人々の結集です。

これからの人は、国が戦争賛成でも自分は反対と強い意志を持っていることがだいじです。強大国でも国民の中に戦争反対の人が増えれば、戦争は犯罪という法を世界法にすることが可能です。

新世界は平和を希求する世界の人々が団結してつくります。強大国がつくることはありえません。