心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

今後タリバンが支配的なアフガニスタンと中国の関係がどうなるかわからない

2021年08月18日 | 世界
中国とタリバンはすでに交渉に入っており、関係ができていると言われているが、今後どうなるかわかりません。タリバンがイスラム原理主義を大切にしているということは、アフガニスタンの政治は中国の政治とは異なることを意味します。

タリバンが弱い立場であったときは中国の支援を感謝したと思うが、これからは強い立場になります。今後アフガニスタンがイスラム圏でどういう立場になるかまだわかりませんが、イスラム圏の団結を重視するようになると、シンチアンウイグル自治区支援に転じ、中国を批判するようになるかもしれません。

中国はアメリカが捨てた国を拾うような外交を行っているが、長期的に見ると、国と国の関係は政治の類似性が重要になります。共産党一党独裁が世界に通用する政治かどうかが問題になります。アフガニスタンと中国の関係はそんなに単純ではないと思います。
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タリバンと戦う政府軍も部族軍もなかった

2021年08月18日 | 世界
アフガニスタンは戦乱がなく静かだそうです。タリバンはアメリカとも交渉を重ねて来たが、政府、部族とも交渉をやってきたようで、タリバン主導で国を統一することで同意を得ていたようです。政府幹部の逃亡も戦乱を避ける方法として同意事項だったのでしょう。

タリバンの厳罰を恐れる人々がカブール空港に集まって飛行機で国外へ脱出したがり、離陸するアメリカ空軍輸送機にしがみつくような大混乱が生じたようですが、タリバンが群集に向けて発砲するような事件はなかったようです。

イスラム圏での交流を求めているようで、イスラム原理主義を人に強いることはしないそうです。しかし、普通のイスラム法は強いるそうです。法の下、自由平等の価値観からは遠いようです。女性は外で仕事をすることを認められるようですが、ブルカ着用のような慣習は守らなければならないそうです。イスラム圏の中でもイスラム教的価値観が強く、かなり固い国になりそうです。

これから国法が制定されると思いますが、日本から見れば、古臭く感じられるものになるでしょう。

世界との交流が進むと、イスラム法も近代化していくのではないでしょうか。アフガニスタンはまずは和平を永続するものにし、戦士を減らし、生産者を増やすことがだいじと思います。国法が世界に通用する法に改善されていくといいと思います。

日本は大使館をトルコに移したようですが、交流すべく、交渉を重ね、できるだけ早くアフガニスタンに戻すことが望ましいと思います。アメリカとの同盟にこだわると、交流が不自由になります。アメリカとの同盟を基軸して外交を行うという方針は日本を不自由にします。
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国は千差万別、アメリカ流で統治できない

2021年08月18日 | 世界
タリバンがアフガニスタンを戦争で再統一したのを見ると、アフガニスタンは日本とは違うことがよくわかります。しかしそのアフガニスタンも世界と交流しながら価値観が変わります。普通の国になるには時間がかかると思います。

国連は世界平和で苦悩していますが、実に忍耐強く変化を期待して待っていると思います。アメリカは忍耐強く待つという外交ができませんでした。力で外国を変えることができると思うのは強大国の欠点です。苦悩している国連の方が人間的と思います。

日本はアメリカと同盟して世界秩序を守ると言いますが、同盟、同盟と言いすぎると、忍耐して待つ外交を忘れ、力で外国を変えることを重視するようになります。日本は危ない道を歩いていると思います。
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