きふブロ!KIF・熊本市国際交流振興事業団のブログ

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ブラジル移民100周年 in 熊本

2007-10-16 12:29:02 | インポート
熊本でのブラジル移民100周年記念イベントが始まった。10日深夜、ブラジルから90名のブラジル熊本県文化協会の皆さんが来熊された。

ようこそ、そして、おかえりなさい!

1908年に第1回目となる移住船が横浜を出港し、移民の歴史が始まった。その中に多く、熊本からの移民の方々がおられた。今、ブラジルの日系人は180万人といわれてる。その一割が熊本からの移民である。この人の広がりには感動を憶える。そして、今、日本では日系ブラジル人の方の人口が増加している。逆の現象がある。

ところで、日本人とはいうことを考えるとき、日本民族は、日本国から出国した人を日本人とは考えないと傾向がある。一方、移民した人の中には、依然として日本民族としての文化の継承と誇りがある。
ドイツ、イスラエルなど、移民した同民族もやはりドイツ人であり、イスラエル人なのである。そして、何かあれば協力もし、イスラエルは、イスラエル民族(ユダヤ人)が、空港につけば、イスラエル国籍となる。(と聞いたことがある。)

ブラジル、カナダ、アメリカの日系人は、祖国日本の第2次世界大戦後の食料不足などの苦難の時代には、協力して、物資を集め、送ってくれた。(これはアメリカが送ったことになっていえるが、実は日系人の支援だったそうだ...)
海外で苦労された日系人の方々の歴史、特に、その広がり、また現地の社会への統合と日本文化の継承、今、一度顕彰してみたい。

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