きふブロ!KIF・熊本市国際交流振興事業団のブログ

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進化するフェアトレード

2010-03-05 12:11:20 | インポート
4日(木)、国際交流会館で、フェアトレードについてのトークイベントが開催されました。

今回のイベントで一番、思ったことは、これまでフェアトレードは、身近で出来る国際協力と言いながら、個々の国際協力活動であった... ところが、今、1つの大きな市民活動となってきたと感じた衝撃 これも、積極的に取り組み、周りに呼びかけをした方々の努力が大きいと思うばかりである...

また、フェアトレードにおいて、地元の食との関連が連携が報告されたフェアトレードチョコレートと地元食材のコラボ... 地産地消と途上国からのフェアトレード製品... 一見、相反するものが、環境、食の安全などの共通点で、つながっていく... 素晴らしいことと思う...

多文化共生の集まりのメンバーも横須賀市から駆けつけ、今回はフェアトレードと自治体という視点からお話しをしてくれた...

自治体では、事を進める時、どうしても時間がかかる場合がある... 確かに...そうだあせあせ(飛び散る汗)だって、不特定多数の市民福祉の増進を進めるべき行政が事を始めるためには調査も必要だし、手続くの複雑であろう...  でも、そんな中でも、行政マン、一課で出来ることもある.. 汗だけで出来ることもある...  楽に出来ることから始めればよい... 自治体には様々な課(セクション)がある、フェアトレードを推進する時、進めやすいセクションに協働すればよいではないか...


熊本には行政が中心の社会づくりをして来た.... ただ、今、財政難もある... そんな中で、捨てたものでない「市民の力」がある衝撃ぴかぴか(新しい)

ところで、整理をしておきたいフェアトレードタウンの5つの条件とは...

1.自治体(議会)がフェアトレードを支持するという決議がなされること

2.各種フェアトレード産品は、地元のショップ等で広く用意に購入出来ること、レストラン等飲食業で提供されること

3.地元の団体などで広くフェアトレード産品が利用されていること

4.メディアでの取り上げられる機会が多い、セミナーなどが多く開催され多くの啓発活動が活発なこと

5.フェアトレード推進委員会が設けられ、フェアトレードが発展し続ける体制があり、支持を得られていること

問題は、1.のようである。