↑なんていう一般的な話じゃなくて、あくまでも個人的な感触の話なのですが…。
地元民の優越感と、見慣れた綺麗な景色のお話。: 不倒城
プロフィール見ていただければわかるかと思いますが、
私は観光地と呼ばれることの多い沖縄に住んでいます。
職場も、観光地ではないにしろ、ちょっと足を伸ばせばそういうところはあるし、
徒歩圏となんとかよべる範囲にに海があったりします。
で、私の場合、
私にとっては見慣れた風景を、喜んで写真に撮っている外国人の観光客らしき人がいた。
その光景を遠めに観て、「こんな景色何が珍しいのかねえ」と、やや蔑んだ口調で言った会社員の人がいた。
とまではなかなか思わないしそういう話もほとんどど聞かないんですよ。
確かに「沖縄の海は綺麗だね」という話を聞いて
「え?普通じゃないの?」と思うこともありますが、
結局「沖縄の海って特別っぽいんだな」と学習する感じになっちゃう気がします。
沖縄の場合、「観光地である」というのが地元民でも前提知識になっていて、
多分観光客とはそういうものだということが
知識として根付いてしまっているからなんでしょうね。
沖縄という土地柄、
「自分らが標準」という意識を持ちにくいというのはあるでしょうし。
あともう一つ、街そのものが観光資源である東京と違い、
沖縄の場合、海とかが観光資源なわけで、
「地元民にとっての観光地」と「外からみた観光地」に、
あまりずれがないというのもあるんじゃないかと思います。
とはいえ、
とすると、「見慣れた景色を写真に撮っている外国人」というのは、そういった「見慣れた綺麗なもの」の存在を私に教えてくれる絶好の機会なのではないか。
というのは私もすごく実感します。
たまには、一個前の記事のように、フィルターをリセットして、
身近な景色を見なおしてみると、
それだけで、ちょっとした旅行気分になれるし、結構お得だと思うのです。
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