のんびりだらだらあれとかこれとか…
あれとかこれとか (Lefty)


そういえば昨日は「昭和の日」でしたね。

昭和といえば以前から気になっていることがあるのです。

今の20代、ヘタしたら30代もそうかもしれないのですが、
「自分が物心付く前の出来事や文化」を一緒くたに「昭和」扱いしてませんか?

例えば
Twitter / kettosee: ..
昭和歌謡のジャンルでドリカムが出て来た時は、時間の流れを感じた。

なんて話があったり(*1 )、それ以外にもジュリアナ東京とかも昭和扱いされたり
「いや。それ昭和じゃないから」ってのをいくつも見かけるのです。

ここで大事なポイント

 「バブル的なもの」は基本的に平成にはいってからの話

バブル景気 - Wikipediaによると、
バブル景気(バブルけいき)は、景気動向指数(CI)上は、1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月[1]までの51か月間に日本で起こった資産価格の上昇と好景気、およびそれに付随して起こった社会現象とされる。

とはあるのですが、(そこにも「要出典」で記述されている通り)
当時の実感としては80年代後半は「円高不況」の空気が強く、
思い返しても、好景気を思わせるようなものは
平成元年4月の消費税導入に伴う物品税撤廃以降だという印象があります。

もう一つ、更に大きな勘違いがあって、
「バブル的な文化」はほとんどバブル崩壊後なんですよね。

ジュリアナ東京 がオープンしたのはバブル崩壊後の平成3年5月ですし、(*2
trfも広瀬香美も90年代のデビューなんです。(*3

 バブル景気の前と後で日本人の感覚が大きく変わってしまったのは事実だとは思うのですが、断絶が大きすぎて、それ以前のものは「理解できない」ものですらなくなってるのかもしれないですね。



*1
 結成は89年ですが、ブレイクは90年なので少なくとも私の中では90年代以降のグループなのです。

*2
 当時のディスコといえば「マハラジャ」ですよね。

*3
で、実際の平成初期のバブル期の音楽というと、いわゆるバンドブーム全盛。
この時期に「歌謡曲」が決定的に下火になり、「J-POP」時代が始まるわけで、
レベッカ(昭和59年デビュー:翌年ブレイク)あたりからの流れがあるとはいえ、
ちょうど昭和→平成で日本のポピュラー音楽が大きく変わっているではあるんですよね…。
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ちょっと前の話なのですが、
昼食を取ろうととあるショッピングモールの中にある
ミスドに入り、席に座ると、後ろの席に女子高校生らしき
集団が座りました。

最初は特に気にしてなかったのですが、
何しろ話す声が大きくて嫌でも耳に入ってくる感じで、

ふと、
「お?これはあの『マックで隣の女子高生が~』ネタをGETできるか?」
と気がついて、しばらく耳を傾けていました。

結論から言うと、そんなにうまくはいきませんでした。
何しろネタになるならない以前にころころ話題が変わっていって、
どういう話題か拾うことさえ難しいし、
そうこうしているとしまいには何かしらないけど謎歌をみんなで歌い出すし…。
いや。最近関わることがなかったので忘れてましたが、
この年代の会話ってこんなかんじですよね…。

だから、「ゆゆ式」とかの日常系アニメでの
「無意味な会話のやりとり」って、むしろ下手なシリアス系の会話よりは
よっぽどリアルなんですよね。会話のスピードを除けば…。

ただ、あのスピードだと落ちついて聞くことは難しいので
日常系として成り立たないでしょうね…。

ひょっとして、あの手のアニメでだいたい一人は
ものすごくスローテンポの会話の人がいたりするのは
テンポ調整というか息継ぎてきな理由もあるのかもと思いました。
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