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最近発表された栄養学に関する新たな発見

2023-01-21 10:48:09 | その他
私は栄養学という分野にやや疑問を持っています。

巷では色々な食品についてよい効用や悪い点が色々取りざたされていますが、美味しく食べられるものであれば気にする必要はないというのが私の持論です。

2022年には栄養学に関する研究が数多く発表され、中には驚くような発見もあるようです。ここでは昨年明らかになった食事と健康に関する新たな発見を紹介します。

まず豆類、魚介類、全粒穀物、赤身肉などさまざまな種類の高タンパク食品を食べることで、高血圧のリスクが下がる可能性が明らかになりました。研究では中国の成人1万2117人を対象に、追跡期間(中央値で6年間)における食習慣と血圧が比較されました。

その結果摂取するタンパク質が4種類以上の人は、1種類か2種類だけの人よりも高血圧になる確率が66%低くなっていました。

次がバターのはなしですが、バターは心臓病との関連性が高い飽和脂肪分を多く含んでいるため、長い間不健康だと考えられてきました。しかし8月に発表された研究では、ある種の飽和脂肪に健康を改善する可能性があることが示唆されました。

この研究論文によると、バターや全脂肪乳製品に含まれるペンタデカン酸という飽和脂肪を適度に摂取すると、病気のリスクを減らし健康や幸福感を向上させる可能性があるようです。

次が食物繊維ですが、これはバランスの取れた食生活にとって重要な要素であり、さまざまな食品に含まれています。3月に発表された研究では、全粒粉に含まれる食物繊維は果物や野菜に含まれる食物繊維よりもさらに心臓の健康に良い可能性が示唆されています。

この研究では4125人の成人を調査した結果、全粒粉パン、ふすま、オーツ麦などの穀物に含まれる食物繊維は、炎症や心臓病のリスクを下げる可能性があることが示されました。

次は酒のはなしですが、赤ワインを飲む人はビールや白ワイン、蒸留酒を飲む人よりも内臓脂肪が少ないことが2月に発表された研究により示唆されました。内臓脂肪とは腹部の臓器を包み込み心血管疾患やメタボリックシンドロームのリスクを高める要因となるものです。

それでも飲酒に利点があるとしても、それが健康を脅かすリスクを上回ることはないとしています。最後が魚料理ですが、魚にはコレステロールを下げたり血糖値のバランスを整えたりと、多くの健康効果があることは昔から知られています。

6月に発表された研究によると、魚料理を週に2回以上食べることは、皮膚ガンのリスクを高めることが明らかになりました。それでも魚は健康的な食生活の一部として必要なものであり、さらなる研究が必要と述べています。

以上新たな発見という程のものはないような気がしますが、栄養学というのは刻々変わるものですので、あまり気にせず好きなものを食べるのが良いでしょう。


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