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民主党と維新の党が合流

2016-02-28 11:04:38 | 時事
このところ民主党と維新の党の合流問題がいろいろ報道されていましたが、やっと正式に合流することが決まったようです。

まあこれも参議院選に向けた選挙対策の一環のような気がしますが、自民の一強時代にどう対処するのか、野党なりの工夫なのかもしれません。

しかし野党といっても、自民党と区別がつかないような保守の民主党が共産党とまで選挙提携をするというのは、各党の主義主張はどうなってしまったのか、いくら自民党対策といってもやりすぎのような気がします。

さて民主党と維新の党との合流ですが、何となく問題が多く、合流は難しいというような感じでした。もともと民主党というのは、いろいろな主義主張を持った人たちの集まりで、なかなか党としてまとまらないということが政権時代に明らかになりましたが、野党になってしまうと報道されることが少なくなり、内部事情まではよく分かりませんでした。

いろいろな考えの人たちの集団ですから、党としての決定は難しいのかもしれませんが、十分議論をして最終的に執行部が決定するというのが普通の進め方でしょう。ですからどんなに執行部案に反対であっても、党として決定したらそれに従うのが党人としての義務のはずです。ところがその後でも反対を表明するというのは、組織の人間としておかしく、本来離党すべき人が大勢いる党のような気がします。

一方維新の党は、衆議院議員が21名いるといっても、選挙区当選者は4名でほとんどが比例区選出となっています。これは元ボスであった橋下前市長の人気によって当選したような気がします。前回の選挙では民主党が全く駄目であるという印象が出て、それ以外といっても自民党には入れたくないという反自民の人たちが、たまたま橋下人気があった維新の党に入れたに過ぎないような気がします。

ですから維新の党は何を主張しているのか全く伝わってこない、本当にどこが自民や民主と違っているのかわからない党でした。この維新の党の看板である橋下前市長と決別したということは、次の選挙はひどいことになるというのは明らかです。ですから維新の党はどこの政党と合流してもおかしくない党ですが、なぜ民主党を選んだかよくわかりません。

民主党としてもなぜ組んだほうが有利なると判断したのでしょうか。どうも党名を新しくして合流することに合意したと報道されていますが、党名を変えたといっても本質は変わらず、さらに難しくなってしまうだけのような気もします。このことで参議院選挙がどういう結果になるのか、他人事のようですが楽しみにしています。

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