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バルセロナオープン途中経過

2016-04-23 10:42:42 | テニス
今週からスペインでバルセロナオープン(ATP-500)が開催されています。錦織は第2シードで出場していますが、過去2年連続優勝しており、今回は3連覇がかかっています。

しかしこの2連覇は若干運がよかったところもあります。この大会は地元スペインのナダルがずっと優勝していたのですが、昨年一昨年と体調不良やケガで出場していませんでした。ところが今回は復調して強いナダルとして参戦し、クレーコートですので当然優勝を狙っています。錦織としてもこのビッグ4の一人である、強いナダルに勝って初めてさらに上を狙うという実力の証になります。

ナダルには3月のバリバオープンでの準々決勝で負けていますので、そのリベンジということにもなります。しかしナダルが第1シードですので、決勝まで行くことが大前提となるわけです。

この大会はBS朝日が放映しています。テニスの試合ですのでライブ中継というわけにはいきませんが、夜11時から毎晩中継していますので、きれいな画面でゆっくり見ることができます。やや欠点は解説者があまり良くないことや、アナウンサーもあまりテニス中継に慣れていないようです。

さて錦織は1回戦が免除されていますので、2回戦が初戦となりフランスの100位程度の選手でした。このあたりに負けることは無いと思っていますが、モンテカルロではジョコビッチが初戦敗退という波乱が起きていますので、油断はできません。この試合は早々に錦織がブレークし、終始優位に進めていましたので、安心して観戦していましたが、ストレートで勝つことができました。

この大会は順当に勝ち進むと連続5日間試合があるという、厳しいスケジュールになります。3回戦も13シードのフランスの選手でしたが、これも順当にストレート勝ちでした。

昨日の準々決勝は11シードのドルゴポルフでしたが、彼とはジュニア時代からの友人のようです。両者サービスキープでの4-5となった錦織のサービスゲームで、ちょっとしたミスが出てブレークポイントでセットポイントを握られてしまいました。何とか踏ん張ったもののジュースになり、4回もセットポイントを握られ、このセットは取られたと思っていました。それでも何とか踏ん張り、このゲームを取ると次のゲームをブレークし、何とか7-5で取りました。このあたり本当に錦織は強くなった気がします。

これでドルゴポルフは集中が切れたのか、次は6-0大差で勝ち、結果的には完勝でした。問題は今日の準決勝のペール戦です。ペールには昨年2連敗していますので、何とかその雪辱を晴らしてほしいものです。

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