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ツアーファイナル決着 今年のテニスは終わりました

2017-11-21 10:43:33 | テニス
今年最後のテニス公式戦ツアーファイナルが、ディミトロフの優勝で決着しました。

前回この大会は特別であり、年間成績の上位8人のみが出場し、贅沢な条件で進んでいることを書きました。錦織が出ていませんので、同世代のチリッチとやや若いゴファンを応援していました。

8人を二つのグループに分け、総当たりのリーグ戦を行い上位2名が準決勝進出となります。Aグループはナダルが筆頭で、ディミトロフ、ゴファンなどが入っています。Bグループはフェデラーが筆頭でジャックソックなどが入っていました。

Aグループは初戦ゴファンに敗れたナダルが棄権してしまいましたが、どうもこの大会前から調子が悪かったようです。代わりに好調だったのがディミトロフで、3戦全勝で準決勝進出を決めました。

もう一人は1勝1敗同士のゴファンとティエムの勝った方が出場となりましたが、若手筆頭のティエムはあまり良いところがなく、ストレートでゴファンが準決勝進出となりました。Bグル-プはフェデラーが圧倒的に強く、3戦全勝で進出しました。

もう一人はやはり1勝1敗同士のソックと若手のズベレフでしたがフルセットの接戦の末ソックが粘り勝ちとなりました。残念だったのは応援していたチリッチに元気がなく、全敗で敗退してしまいました。

準決勝はフェデラー・ゴファンの戦いとなりましたが、ゴファンはそれほど鋭いショットもないのですが、うまさのフェデラーに食い下がり、フルセットの戦いとなりました。さすがのフェデラーも疲れが出たのか、ファイナルセットはややミスが増え、ゴファンの勝利となりました。

もう一試合のディミトロフ・ソック戦はディミトロフが簡単に勝つだろうと思っていましたが、予想外の接戦となりファイナルセットをなんとかディミトロフが取り決勝進出しました。

決勝戦の二人は同じグループですので、すでに予選で戦っており、ディミトロフが6-0、6-2と圧勝しています。決勝戦ですのでゴファンのリベンジを期待したのですが、やはりゴファンは頑張りました。

ともにそれほどサーブが良いわけではありませんので、ストローク戦となりましたが一進一退の展開となりました。1セットは最後にディミトロフが底力を発揮し7-5で取りました。2セットはゴファンが踏ん張り6-4でとり、ファイナルセットへもつれ込みました。これはディミトロフが6-4で取りましたが、本当にどちらが勝つかわからない緊迫した良い試合でした。

ディミトロフは錦織世代の一人として期待されたのですが、昨年一昨年とあまり良い成績が出せず脱落かと思っていたのですが、今年は見事に復帰してきたのです。

今年のツアーファイナルは、独占していたビッグ4から次世代へと代わりましたが、これが世代交代の一歩となることを願っています。