完結

2006-10-30 | 日記
ふと思い出した

   この商売って若い時しか出来へんって思うやん

でもね    案外   やる気さえあれば幾つになっても出来るんやで

こないだ美容院で読んだ週刊誌に60歳のホテトルの話が書いてあった

    今頃   彼女はどないしてるんやろうか?

いつの間にかスッ~と居なくなってしまってた

何度か留守電に伝言は入っていたけれどワテも中々連絡しないまま

思い出して電話したら・おかけになった電話番号はただいま使われて居りませんって

時々ふと思い出すけど・・・元気ならそんでええけど・・・

ホンマ。けったいな子やったな


しかしあの頃は良かった。連絡方法は電話だけやったもん

電報を受け取った事も合ったけど呑みに行く約束を電報してくるアホは少ない

ポケベル当たりから嫌な感じしてた

携帯が出た時はホンマに参った

何処に居ても連絡つくって不便や

連絡がつかないからエエんやんか・色気が無い世の中になったじゃ~ホイや

居場所がバレバレの携帯・あれはホンマにアカン

あんなもんが出来たから遊びがチッコ~クなってしまったんや

ホンマ。ワテは携帯が嫌いだす

第四章

2006-10-27 | 日記
表情・・・・相手に対しての感情が素直に出るもんやって思う

ワテは特にアホやからすぐに顔に出てしまう

作り笑いがムッチャ気色悪いって言われる

当たり前やんな。笑いたくもないのになんで笑わなアカンねんちゅ~わよ

職業柄・顔を作れるって言うか表情をコントロ~ル出来る人もたくさん居てはるやろう

ワテの身近では水商売のオネ~様達

やはり一流どころの人達は綺麗な表情を崩さない

何時もニコニコたまに憂い顔。見事に使いこなしてはる。

やはり女子をはってそれなりのお金を稼ぐって事は半端やない努力の積み重ねやろうと思う

ノンベンダラ~リとやり過ごす遊び半分のオネ~様達には無い緊張感が感じられる

女子をはるのもやっぱ度量やら日々の鍛錬がある無しでは全く違うもんになるんやな

彼女がバイトをくびになったと聞いた

くび?自分から辞めたんじゃ~無くてくびってなんでやろうって思ってた

やっぱり中途半端な子よりも若い子を居れてるほうが客も喜ぶからかな~って思ってた

ある日・久しぶりに彼女が働いていた店に呑みに行った

マスタ~の話になるほど・ふ~んってある意味納得した

そのお店。こじんまり言うか小さな店でカウンタ~に15席。ボックスが3席

女の子は2・3人で十分って店

殆どの客はマスタ~の以前の仕事関係の人達が多くて女子目当てって人は少ない

その店で彼女は殆どの客を食ってたらしい

客同士。寝た女の話は必ずするもんやん・チョンバレになるちゅ~わよ

でもなんで又・って言うのも思った

マスタ~がふと洩らした言葉・これも又なるほどな~って思わされた

彼女・何処と無くだらしないゆるい感じがするらしい

表情が殆ど無い・たまにグラッと目線が流れる瞬間が溜まらんイヤラシサがあるらしい

水商売の子って客の顔色見ながらニコニコしてたりシナを作ったりするけど彼女は全くそれが無い

見事な程に無表情で口元が笑顔の形でも目がボヤ~とあらぬ方向見てる

納得・確かに彼女が顔を崩して笑うとか声を張り上げてはしゃぐなんて見た事ない

常に同じ顔と声のト~ンで冷静でもない。何処か投げやりな感じ

それがそそるのか~・・・ワテには絶対に出来へん芸当や

マスタ~の言うには内の店ではどうも合わん気がして辞めてもらったんや・・・って

無表情・・・そう言えば身体を張る仕事をしてる子で表情豊かな子って見たこと無い

ドヨ~ンとしてる子が多い気がする

何か関係があるんやろうか・・・・・?







第三章

2006-10-27 | 日記
思うんやけど  一体限度ってなんなんやろうって

生まれてから死ぬまでにたった一人しかって人も居てはるやろう

数人って言うのが妥当なのか・・・数人って一体何人なんやろうか

粘膜って鍛えれば強くなるんやろうか・・・

一日に10人以上と何するってどんなんやろう

ワテは一日に男のハシゴは2人が限界やった

あそこがヒリヒリして痛くて無理やったんやもん

同じモノでの回数・・・う~ん・・・朝から晩まで入れっぱなしっ・・・か・・・

別物を入れるよりも同じモノの方がましかも知れんな・・・

忙しい時は10人では済まないらしい。過酷な仕事やな~って感心する

一人・1万として一日に10万。安く見積もってそれやからホンマはもっとやん

ぶっつずけで3ヶ月働きっぱなしやったなんてザラや言うてた

生理はどないするんって聞くとピルで止めてしまうと・・・

出さないと駄目な時は海綿を入れて誤魔化すらしい

海綿・・・ってスポンジ・膣の奥に入れて血を吸わせるらしい

・・・知恵と言えば知恵なんだか・・・

しかしあっという金が貯まるって言うのも納得

昼から晩までやりっぱなし・帰っても寝るだけ・お金使うとこあれへんやん

なるほどな~数年やってりゃ~億貯まってるのもなるへそやな

彼女はその道で10数年。言われて見ればピルの副作用でむくんではるし変な太り方してはる

何時も痰がからむらしくて咳してるし職業病やったんやな

疑問の一つ・なんでスナックでバイトなんかしてたのか?

       暇つぶし?なのか?

彼女が言うてた言葉でおもしろい言葉がある

呑み屋って仕事してても全然おもしろくないわ

ど~せ口説きたくてやりたくて着てる客やん

ソ~プの方が楽やわ・ややこしいカケヒキせんでやる事やって楽しませてあげてるやん

そうか   そんな風に考えるって事もありなんやって改めておもしろいなって思った

    





第2章

2006-10-25 | 日記
溢れ出そうになる質問の量に我ながら圧倒されそうになりながらも何とか自分を押さえつけ

宴会の真っ最中の皆々様方をじっくり観察させて頂いた

ワテが始めて見る感じの人種に思えた

水商売にしては垢抜けて無い

堅気とは全く思えない でも妙にキンキラキ~ンとしてはる

彼女が言いました

私の旦那の店の子らやねん    って

店。店ってなんの店って聞いたらソ~プランドって答えた

ワテにとっては初体験。パンマなら嫌言うほど見てるし知ってるけどソ~プの子は初めて見た

やっぱり違う。パンマさんは勢いって言うか何処と無く開き直った匂いがする

ソ~プの子ってなんかフニャ~としたゆるい匂いがする

ちなみにパンマの説明

今で言うならホテトルになるんかな。

電話一本でホテルのお部屋まで伺って何を致すお仕事

ワテの知ってるパンマさんはたいがい紐付きで謝金まみれやったり薬漬けやったり

裏も裏・ヤッチャンの財布を潤す為にしてはる子ばっかりしか知らんかったし

男は新地で女子はべらして呑んで食ってついでにヤッテるのに文句言わんと銭稼ぐ

ばくち三昧  負けっぱなしで泣く男に上手い事洗脳されて私が居なければなんて思う子

パンマさん達って妙な気甲斐性を持ってはる

それが勢いって言うか訳解らんけど潔さみたいなもん感じさせる

普段から身奇麗にしてはるし知らんで見てたらクラブのホステスさんって風情やし

まっ・パンマさんでもピンからキリまで色々やけど

特にヤ~さんの女でパンマさんって言うから見事な程に割り切って清々しかった

後々に知った事やけどソ~プの子は制服がるらしくお洒落するとこあれへんらしい

それに一日に10人以上を乗せる訳やし服着てる時間なんかほんのわずかやよな

同じ女子を張る仕事でも違うんやな~って感心した

彼女が化粧下手なんも服のセンスが悪いのも仕方ない

風呂に入りっぱなしやし化粧なんか取れ放題やし服着てる時間なんかあれへんもんね

パンマさんは都会で仕事してるけどソ~プの子は割合田舎が多い

垢抜けないのも納得や

でっ最初の質問

   うちの店の子って言う事は旦那はソ~プをやってるって事なん?

彼女が答えた

オ~ナ~からの預かりで2軒やってるねん

その頃。南の繁華街の隅っこにはまだソ~プランドが合った

以前は滋賀で働いていたけれど今回南の店を任される事になったから一緒に出てきたと

何時までも雇われでやってても仕方ないから期限付きで店を預かって一定の金額を渡せば後は自分の取り分らしい

それの為の資金を彼女が出されたと言いなさる

ナンボ世間知らずでアホなワテでも半端やないお金が居るって事は解る

一体如何程でソ~プランドは出来るのか訊ねてみた

   恐るべし・女子の穴から銭が溢れ出てくる言うてた話はまんざら嘘ではないのね~

    では又


胡散臭い子列伝

2006-10-25 | 日記
昔の知り合いの子をふと思い出した

知り合いの店に働きにきてたんんやけど若くも無く話上手でも無く酒が強い訳でも無く歌が上手い訳も無くおまけに不細工

何度か店で顔合わせては居たけれど殆ど話す事も無かったんだけど・・・

ある店でばったり顔を合わせた。

ホストクラブの片隅で彼女を発見した時ははっきり言うてなんで~?って思った

服装も地味。センス無いしもっさりした子

知り合いも店の給料でホスト通い出来る筈あれへんし・・・なんで~?って

ワテはその頃ホスト遊びが好きなツレに誘われるままほぼ毎日行っていた

それとはなしに見ていると彼女もほぼ毎日きている

不思議な子やな~って思ってた

ある日、彼女から声をかけてきた

今夜もあの店行きますか?って

ワテ。今夜はツレが来ないから帰るよって答えた

彼女。店が終わったら会いませんかと言うてきた

ワテ・なんでかな~?って思いながらも会う約束をした

例のホストに行くのかな~って思ってたら別のホストに連れてってくれた

馴染らしく沢山のホストをはべらして上客らしい

それにしても不思議ちゃん。何処にそげな銭仕込んでるんやろうって思ってた

ホストのハシゴ・最後は顔を合わせたホストの店に行った

何度か誘われて遊んだけど一切私にお金を払わせない

不思議。なんで?って思いつつも話さない事は聞かない主義やし・ただ遊んで貰ってた

夏に知り合ったのに気がつけば冬、寒い時期になってた

相変わらず知り合いの店でホステスしながら夜中はホスト三昧。

着てる服は・・・やし貴金属一切つけてるも見た事も無くバックもノ~ブランドやし

毎晩。札の10枚や20枚は捨ててる筈

全く不思議。けったいな子やな~って相変わらず思ってた

年末。家でパ~ティ~をするから来ないって始めて家に誘われた

家に行って腰抜けた。とんでもない高級マンション・半端やない豪華さって言うかケバサ

その時彼女の職業を始めて知った

ソ~プ嬢やった・・・・でもスナックでバイトしてたのはなんで?又・又疑問が溢れ出てくる

後は又明日・・・