ホクホク あったか メール ぬくもるわ～ん

月に一度か二度
　　　　　　　欠かさずメールをくれる人

以前の職場の同僚

この人から得たもの

生まれ　育ちは　にじみ出るって事

氏素性って言葉　は　ホンマやねんな～って改めて感じさせてくれた


どんなに繕っても滲み出て　染み出すもの　って　ある

私なんか　そりゃ～　もう　大変

あれこれ　のべつまく無く　出る　出る　ほり出す　あふれ出る

悪い根性　性根の意地汚さなんて　半端ない

野猿　放し飼いの狂犬　野放しされ放題　野生児なんて可愛いもんやない

根っから優しい　無条件に素直　信じる　疑う事　マジ　　ホンマに　知らんの？って呆れる

ありがとう　そう言って私の胸にすがって泣きじゃくった人が彼女

大した事　してないのに　泣くほどの事した覚え無いのに

親切にしてくれたって言って泣いた人

　　　私がビックリ
　　　　　　　　　　どなしてえぇのか　サッパリ　解らん
　私が呆然　
　　　　　　　自分の胸ぐらで泣く人にどないしてえぇのか　戸惑う　為すすべ無し

手のやり場にも　困り果てて　突っ立ったままやったのを覚えてる

そんな時にも　性根の腐った私は　大袈裟な演技してるんちゃうん

なにやねん　ガキ臭い　勘弁してよ　って思ってた

なんだかなぁ・・・扱いにくい人かな・・・って

そんな　こんな　日々がダラダラ過ぎた頃

彼女に癌が見つかった

有り難い事に　早期発見　早期治療　で　今は再発の心配は在りながらも健康に過ごせてる

人の顔色　窺う事　得意な私

人が何を言えば喜ぶか　いい気持ちになるか　人よりも上手だと自負してる

ガキの頃から大人の中で生きて来たから　その辺は鍛えられたのかも知れない

その特技を生かして　勿論　彼女を励ました

逢うたんびに　励ましの言葉　顔色　伺いながら言い続けた

笑う顔　はにかむ顔　嬉しそうに目を伏せる顔　etc　ETC　etc

何時頃からか・　本心　・　マジ　・　心からそうしてた

彼女を喜ばせたくって　彼女を笑わせたくて　あれこれ　思案したりしていた

この私が　根性　ひん曲がった私が　自分でビックリ

想った
　　　　綺麗な彼女の心が
　　　　　　　　　　　　　私の心の垢を少しだけ落としてくれたんかも　って

大事に育てられて
　　　　　　　　きちんと愛情を受けて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生きてきた人

人をちゃんと愛せる　許せる　本物の人

私　私が恥ずかしかった
　　　　　　　　　　　　彼女が羨ましかった

そう　羨ましいって事　素直に心から想えた

　　　そんな事に自分でビックリ　そんな気持ち　私に残ってたんや　合ったんやって

そんな事を私に味わわせてくれた彼女からのメール

ひとつ　ひとつ　宝物の言葉

改めて　感じる　想う

生きてるだけで　儲けもん

　　　　あれこれ　あるんは　当たり前　
　　
　　当たり　前田　の　クラッカー

　　　古っ・


　　　　　　　　

削除癖

　　　つい　つい　やってしまう

削除する前から　削除する気満々

困るのが
　　　　　あの人の電話番号知ってるよね
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　教えて・
　　　　　　　　って言われた時

あるやん

　　　　　仲良しや～んって勝手に思い込んでて

そう思ってたのは私だけやったのね

　　　そう密かに気づいてしまう時

あるやん

　　　　連絡する事　無いよな～っ

　　　　　　辞めた人とか
　　　　　　　　　　　　　　私にとって過去の人

同じ職場やからっても　電話番号教えるのって

　　　　　　　　　　なんだかなぁ～　な　私

研修に来る人で　良くあるパターン

　　　ご飯食べに行きましょうね
　　　　　　　　　　　　　　　　　ってやつ
　
研修終わったら　みんなで　ご飯しましょうね

行かないよ
　　　　　行かないで　エェやん　　

だって　友達作る為の職場やないもん

気が合うって事は大事だけど

　　　　　お友達とは違うもん

私　ヘンコツ　ヘン子やかな

聞かれて　
　　　　　その番号知りません

そう答えた時の　相手のリアクションが・・・・気になってしまう

ヘンコツ　ヘン子の癖に　妙に人の事　気になる　気にする　

ケツの穴　ちっこい　オナゴです

あれ～っ～　そうか・・・知らないんだ・・・・って　言葉の音程が気になる

でも　知らんもんは　知らんがな
　　　　　　　　
　　　　　　　　そう　密かに開き直る　なんじゃらほいって

あんた　人の好き嫌い　はっきり見せ過ぎやで

　　　　と　言われる

その人の番号も削除予定

心の中で
　　　　　　ふん　知らんがな　って悪い顔する私

心の声
　　　　聞かれたら　私は　絶対に　袋叩き　簀巻きにされて川にほり込まれるだろう

確信　致す　間違い無い　

アドレス見ながら考える

これも　削除
　　　　　　　あれも　削除

今は　早い　
　　　　　　けど　ちかじか　削除

そんな事　考えてる　私の顔
　
　　　　飛び切りの悪い顔してんねんやろうな

猫舌やのに グツグツ 熱々 の グラタンを ３０分かけて召し上がる人

　
　２Ｌさん
　　　　　　　マジの
ゆるキャラなのか・・・

　　　　　　　演じてるのか・・・・　


相も変わらず　仕事を覚える気が無い

研修が済めば元の職場に帰るんだし

　　今ほどに忙しい職場でも無いし

　　　　　　部屋数だって略半分　駐車場も無いし　勿論　キッチンだって無いし

無いし　無いもん　あれこれ無いもん　って心底思ってはるし

電話対応も　部屋数半分やし　一般のお客様　略来ないし・・・必要無いし

何もかも　無いし　無いもん　あれこれ無いもん

でっ　何度言っても敬語が使えない

外線からの電話と内線からの電話さえ区別つかない有り様

然し　
　　　何故か　
　　　　　　　　部長が来られる時だけは何故かシャキシャキこなすかに見える

トンチンカンな敬語を巧みに　器用に　操り何故か聞いてても違和感は否めないけど・こなしてる

言葉もそうだけど
　　　　　　　　　大袈裟な程に身体を折り曲げ　倒して　対応してる姿が憎い

顔の見えない相手に心底から丁寧って　お辞儀してる　って　見えるから　あら　不思議

そして　緊張を表すシャックリさん

　　　　見てると　けなげに　見えてくる

マスカラで重そうなまつ毛をパチパチさせながら

　　　うるうる　お目めでこなしてる

２Ｌさん　必死やし　頑張ってる人に　これ以上頑張れって言うのも　なんだかなぁって気になってくる

部長
　　　出来ない事　ひとつでも出来る様になるんやで～
　
　　　　ボチボチ　頑張りや
　　　　　　　　　　　　　出来ない事　焦らんで良いから
　　　　
　　　　　出来る人に助けて貰いながらやれるようになればいいかならな～

私と４Ｌさん

　　　　苦虫　何匹　嚙み砕いて　食ったらえぇんやろう～って顔を互いに見合わす

言いたい　叫びたい
　　　　　　　　　　　大声で叫びたい

部長　そんなん　言うて甘やかすからアカンねん

　　　全く　これぽっちも　全然　見事に仕事覚える気おっまへんで～

　　そう叫びたい

４Ｌさんは言っている

どうか　お願い
　　　　　　　　同じシフトは勘弁してください　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と

尻拭いだけはしたくない
　　　　　　　　　　　　　出来るだけ　離れたシフトにしてください

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と

気持ち　良く　解る

私　もし　同僚なら　絶対に　勘弁してほしい

初めから　あてにされて　仕事　丸投げされるのは嫌～　嫌よん

やる気あるなら　許す　出来る様になるまで辛抱強く待つ　待つよ～

そやけど　初めから　やる気無し　覚える気無し　無し　無しやなんて

初めから　お願いのポーズ　しまくりやねんもん

最近じゃ～　パソコン　触ろうともしない

無いもん　私　関係無いもんって　大股広げて開き直ってるもん

オープン予定の日は迫る

果してどないなるんやろう・・・

まっ　何とかなる　何とか出来てしまうちゅうのが　世の常ね

２Ｌさん　と　４Ｌさん　の　その後を知りたいけど・・・・

　　　　まっ　何時か風の噂に聞けるでしょうね

残り　あと２回研修

　　　　　　くわばら　クワバラ　桑原和夫やね　　　古っ～

・・・笑顔に潜む暗闇を・・・

何時もながらも　思わず　やっぱり　　二度見してしまう

４Ｌさんのお食事風景

コンビニの🍙おにぎり🍙さん　二口程で　消えている

何時もながら　私は自分の目を疑ってしまう

あり得ない　そんな筈無い　そげな事あり得へん・・・って

悟られない様に　何気なさを思いっきり　不自然でなく　全く普通に・・さりげなく・・・

横目で見る　しかと見る　見る

パクッ　ヒョイ　モグ　パクッ　ごっくん

　　　御仕舞い

見事だっ～　凄い　じっくり見てみたい・・・それが今の私の願い

そんな４Ｌさん　昨日はお弁当持参

今日は　私　お弁当　作ってきたんです・・・・４Ｌさん

私・・・へっ・何作ってきたん？

ドライカレーのオムレツのせです・・・・４Ｌさん

私・…ドライカレーのオムライスでんな

レンジで温めますね・・・４Ｌさん

ふと　振り返って　我が目を疑った　ごめんな　目さん　疑って

真実を受け入れられなかった私を許して　目さん　ごめんやで

４Ｌさんが手にしてるタっパッ～が・・・・でかい　でかい　でかいんやもん

トイレットペーパー並べて二つは入る　余裕で入る程の大きさのタっパッ～やし

そこに見えるは黄色一色の食べ物　それはさっき言ってたドライカレーのオムレツのせなのね

　　　　私は密かに想った

いくら何でも　あれは一遍には食べれんやろう・・・　

　　　　　　二度に分けて食べるんやろう・・・と密かに想った

２Ｌさん　あれ～　なんかイイ匂い　美味しそうやね

私　　ホンマ　イイ匂いやね

４Ｌさん　早速　暖めたタっパッ～を抱え込んでる

４Ｌさんが持ってるカレースプーンが　何故かチィ～スプ～ンに見えてしまう

ガン見したい気持ちを押さえつけ　なだめながら見る　チラ見　チラ見　チラ見する

アカン　視線が釘付けになりそうや　アカン　打ちつけないで～　チラ見やて～

見る　見る　見る　間に減っていく黄色

　　　　ふと　口元　見るけど　租借の気配が感じれない

　　飲んでる　呑んでる　飲み物とは違うやん

アカン　全部食べはる気やねんや

勢いスゴイ　見とれる　ずっと見てたい
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　動画撮りたい

　　　　～見とれる～

２Ｌさんが言った
　　　　　　　　　あんた　ちゃんと噛んで食べなアカンよ～

そうよ　ホンマ　よっ～言うた　嚙まなアカン　消化悪いでっ～

そう言いながら４Ｌさんの方に向き直ると・・・

　　　　　　　終わり　終わってる　もう終わりなん

　　　　食べちゃったのね　早いのね　ムッチャ早いのね

紙パック入りのミルクティーを飲み干してる４Ｌさん

２Ｌさんが言いました

早食いするから　肥えるんやで　　　　と　　　言いはった

そう　そうや　思いだした

２Ｌさん　食べるん　遅い　そう言えば遅いわ

タコ焼き　ひとつ　２Ｌさん　食べる間に　私　２・３個食べれるわ

そうやん　２Ｌさん　食べるん遅いわ・

納得　２Ｌさんと４Ｌさんの違いは食べる速さなんやね

　　　果して　そうなのか　そうなんだろうか・・・・

もう　そんなん　どうでもえぇわい

こないだ　４Ｌさんが大笑いしてる時に気がついた事がある

　　　歯　歯　奥歯　がアレへん

八重歯の次の歯から奥が暗闇だ

笑ってる口元に違和感　じっくり見て見たら暗闇やった

下の歯は見えなかったけど　上の歯は　右　も　左も　似たような感じやった

だから　呑むのか　飲みこむのか・・・・

解らん　解らない　
　　　　　　　　　聞きたい　聞けない　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だって　大人だもん

ホンマ　私　大人なんか　大人　
　　　　　　　　　　　　　　　　はい
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そう答えられない
研修も残りわずか

　　　　　　　　　　なんか　淋しいな
　　　　　　　　

どでかい 奴 ぶっ飛んで来やがった

先輩に・・・

・・・・仕事辞めます
　　　　　　　　　　　と告げた

先輩・・・

　　　　絶句

・・・・・それに至ったあれこれの事情を告げた

先輩・・・

　　　　　言った言葉にわてが絶句

少しだけ　ひっかき傷出来た

　　　　言葉は怖い　言霊が宿ると凶器になる

この傷が少し癒えたら
　　　　　　　　　　　多分

　それらの事柄を吐きだす事出来るって信じる

だって　わて　強いんだもん

頑丈なんだもん　そこそこへこたれへんもん

ひっかき傷　日にち薬やもん

へ～んだってんだよ