DISPATCH JAPAN: Is Abe an obstacle to the strategic policy underlying the US “pivot” to Asia?
via
mozu
日本の右翼の悲劇というのは、アメリカに対して卑屈なのに、アメリカに一番軽蔑され、嫌われているタイプなんだよね。
GRIMES: Abe is at least a partial obstacle.
From the US perspective, we really don’t want Abe to be Abe.
WWWW
If Abe is politically free to be Abe, he is liable to try to change the Murayama Statement or take other actions that are almost guaranteed to greatly complicate diplomacy in the region.
歴史問題についてはもう触れないだろう。
ただ、右翼の歴史問題、左翼の核廃絶など、国内専用で、国際的にはまったく通用しない議論というのは多い。
In many ways Abe has changed the dynamic in the US-Japan alliance. For decades, Japanese felt caught in the traditional “entrapment vs. abandonment” dilemma common among small nations that are heavily dependent on larger nations. Japanese did not want to be abandoned by the US, but did not want to be ensnared in a US-led war that was outside the bounds of Japan’s national interests.
Today, it is the US that must worry about entrapment. There are real, serious concerns among American policy makers of the US being entrapped in a confrontation in Asia caused at least in part by Japan. In particular, the US very much wants the rhetoric and tension surrounding the Senkakus to subside.
This is not to suggest that Japan should in any way be ceding territory to China. It is to say that the US does not want to be drawn into an unnecessary confrontation over the Senkakus that could lead to a broader war.
Aceface @Aceface4ever 6月25日
@tomojiro @mozumozumozu 結局のところ、アメリカは尖閣問題で対中国関係をこじらせたくないし、北朝鮮政策でも拉致問題を前面に出す日本はジャマ。それが冷遇の構造的背景にある。安倍の歴史認識云々は口実にすぎぬ。
アメリカとしては、そんなところかもしれない。もっとも、実際にやっていること、あるいは、動機は別にして、たてまえ、として、道義を前面に出すのは、アメリカの外交の一つの側面である。
それはそれとして、
大国に頼りすぎて飲み込まれるのもまずいが、見捨てられるのも困る、というのは、小国日本のジレンマだね。
尖閣は日本にとってもアメリカにとっても微妙な問題。
しかし、時代を考えれば、武力による決着というのはあってはいけない。
国際的に正義を説得的に主張するために
、国際司法裁判所で決着を、となぜ、日本のリベラル紙が主張できないのか、それがわからない。
因みに
鳩山氏がまた問題発言 尖閣めぐり「棚上げで合意」と中国に理解
2013.6.27 19:32 [鳩山由紀夫]
中国を訪問中の鳩山由紀夫元首相は27日、北京で記者団に対し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の問題に関し「40年前に棚上げすると(日中両国で)決めたのだから、メディアも理解しないといけない」と述べ、棚上げの合意があったとの認識を示した。日本政府は棚上げ合意を否定している。
鳩山氏はこれに先立ち清華大主催の世界平和フォーラムで講演し「領土問題に関してはそれぞれの国の言い分がある。中国側としては当然、カイロ宣言(の中の日本が盗んだ島)に入ると考えることはあるだろう」と述べ、中国政府にあらためて理解を示した。
安倍政権に関しては「国会議員が大挙して靖国神社に参拝したり、安倍晋三首相自らが(先の大戦での)侵略を認めることを拒否したりした。価値観外交で中国を包囲しようとしているが、中国を孤立化させることはできない」と述べた。(共同)
この人が一時でも総理であったのは極めて危ういことであった。
中国側としては当然、カイロ宣言(の中の日本が盗んだ島)に入ると考えることはあるだろう」
彼が言いたいのは、
中国側が、尖閣がカイロ宣言のなかの盗んだ島に入る、と考えたのは間違っているが、そうした誤解はありえないわけでもない
位の意味か?
価値観外交で中国を包囲しようとしているが、中国を孤立化させることはできない
というのは、
価値観外交で中国を包囲しようとしているが、中国を孤立化させることはできない、中国も、法の支配、民主主義の価値を共有して日本とともに繁栄しましょう
といいたかったのか?
とにかく、鳩山も中国も係争地だと思うなら、国際司法裁判所で決着を、とすべき、また、日本政府がそれを言えないというのは、長期的にみれば日本に不利になるだろう、と思う。
ついでに、
慰安婦問題の事実解明を 維新の参院選公約
2013.6.27 17:40
これも愚かだなあ、と思う。維新もちょっと期待したがいまごろこれでは賞味期限切れか。
嘘をついているとかではなく、すでに亡くなった方も多く、記憶というものが、本質的なあいまいさをもっているため、いま、知られている以上の事実解明などほとんど望めない。維新が勉強不足というだけであろう。
国際社会では、まず、アメリカのように大義を掲げろ、と言いたい。安倍の価値外交、麻生の繁栄と自由の弧外交というのは、国際的にはウケは悪くなかった。
慰安婦問題でいえば、
女性の人権、特に戦時の性奴隷問題の解決である。日本のみならず、どの国の被害者についても救済する、と、アメリカがよくやるように大見得を切りなさい、と言いたい。そうすれば、おのずから、朝鮮やベトナムなどの被害者の話もでてくるし、そのなかで、日本の慰安婦問題についてあらたな照明があてられるであろう。
また、もどって、
We faced this problem with Kurt Waldheim when he was elected president of Austria, after a committee of historians had found he had lied about his activities as a German Army officer at the end of World War II. While he was president of Austria, Waldheim was essentially banned from visiting the United States.
The US might have to consider a similar course of action in the event Abe pursues a repeal of the Murayama Statement or other actions that amount to denial of Japan’s aggression and human rights violations during World War II. Under these circumstances, Abe could be denied access to high US officials – the president, the secretary of state. Critical issues with Japan would be discussed at lower levels.
橋下がアメリカ入国を実質拒否されたように、安倍もかなり嫌われているんだね。
One only has to look at the case of Yukio Hatoyama to see that this is the case. Hatoyama was desperately unprepared to be prime minister. But American unhappiness with Hatoyama had little to do with his incompetence and much to do with his controversial views about restructuring aspects of the US-Japan alliance.
鳩山がアメリカに嫌われていたときのアメリカの態度をみれば、わかる、と。
アメリカというのは、日米同盟を不安定にするものについてもおヒスになるわけですね。
田中や小沢ーー私的にはこれらも好きな政治家ではないがーーーもアメリカ離反組とみられたのかもしれないですね。
アメリカから距離を置く、というのは、かなり慎重にやらないとね。
朴氏、日本が北東アジア対立の原因との認識で新協議体構想を提案
2013.6.27 20:23
日本は嫌がるだろうが、外交としてはわりにうまい。日本のこれまでのやり方だと、中国、韓国、そして米国からも見放され、孤立する。
因みに、韓国は、大義をたてて、国際社会に訴えるのがうまい。竹島問題も、韓国人性奴隷問題も、自分が侵略しておいて、あるいは、自分も搾取しておいて、日本の性奴隷問題にすりかえているだけなのだが、表に、
侵略、
女性の人権侵害、という看板があるから、国際社会は同調しやすい。日本は下手。それはおいておいて、
日本の外交問題では領土問題はネックになっている。自民党は解決する気はない。
領土問題は、すべて国際司法裁判所に任せればいい。対ロシアに関しては、多少の譲歩をして、対中にそなえるべきだ。もっとも、中国とももちろんけんか腰でいいわけがない。アメリカだって、中国の巨大市場は魅力であって、その点では仲良くやっていきたい。米中対立の側面だけ見ていると、足をすくわれることになる。
歴史問題、慰安婦問題でも、
専守防衛ではだめだ。日本の批判のために使われた基準は受け入れて、その同じ基準をグローバルに適用していくべきだ。
同じ基準で、日本も戦争の反省をすると同時に、米中の侵略、人権侵害の歴史まで、含めて、ぐうの音もでないくらいに、やりこめてやるべきだ。
欧米かぶれ、欧米崇拝主義が右翼にも左翼にも大きな壁になっていて、なかなかそれができない。
やれ、内向きだ、とか、国際性、とか、英語教育だ、とか、へったくれ、などというまえに、そうしたことを右翼も左翼もいっしょになってできないものかねえ。
(なお、文中敬称略)