一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

イルミネーション

2005-12-18 21:33:47 | 日記・エッセイ・コラム
 ここんとこ忘年会が続いている。
昨日がピークだったせいか、ご主人様の予定はダブルヘッダーだった。
しかも、開始時間は両方とも午後6時。
 まずは会社関係の忘年会へとススキノへ行った。
タクシーを降りるとすでにススキノは人でいっぱいだった。
宴会の料理は仕事柄、魚料理がメーンである。
どれもこれも素材は一級品。調理の腕も良い。
もっとも、これがだめなら仕事上スムーズにいくものもいかなくなる。
ある意味当たり前の事だった。
 そこを1時間ほどでおいとますると、またタクシーに乗って次の宴会場である大通りに向かった。
ところが、ちょっと走り出すとすぐに渋滞につかまってしまった。
すべる雪道をズリズリと、ほとんど歩く速度と変わらない。
やっと大通り公園に近づくと、煌びやかな灯りが目に入って来た。
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イルミネーションだ。
 ご主人様は大通りの手前でタクシーを降りると、公園の中を歩いて宴会場に向かった。
小雪の降る中、葉の落ちた木々が紫や緑にライトアップされている。
「綺麗だ」
久しぶりにそう思った。
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 大通り公園を抜け、宴会場に着くと、いつもと変わらない仲間達の笑顔があった。
 今日の忘年会のメーンはご主人様にとっては当然こっちだ。
SWMAという勉強会の忘年会で、みんなご主人様の人生の先輩だ。
休会中のご主人様にとっては半年ぶりの参加だった。
話に花が咲き、予定時間を大幅に越え、店に迷惑をかけたが久しぶりの再会は楽しかった。
 店を出て、それぞれ帰路につくと、ご主人様はまた大通り公園に行った。
あのイルミネーションをもう一度見たかったからだ。
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 テレビ塔の方を眺めると、おとぎの国のようだった。
もう何年このような雰囲気の場所に来てないだろう。
周りはほとんどがカップルだ。
今度は奥様も連れてこなければ。
そう思って横を見ると、遠くでSWMAのメンバーの一人が同じように写真を撮っていた。
どうやら考えることは同じようだ。


コメント
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