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琵琶

2011-02-02 08:42:26 | 日記
2月2日(水曜日)やや暖かい。助かる
少し花粉に敏感な私このところ鼻がむずがゆい!


昨日のいきがい大学で琵琶語りで説明を受けた5種類の琵琶。
***一寸調べてみた***

日本の琵琶

日本の琵琶は大きく分けると、5つの種類に分けることができます。
・楽琵琶〔がくびわ〕
雅楽の演奏用で、三尺五寸(約106cm)で日本の琵琶の中で最も大きい。

・盲僧琵琶〔もうそうびわ〕
盲目の僧侶がお経を唱えるのに伴奏する琵琶。携帯に便利なため小ぶりなものが多い。

平家琵琶〔へいけびわ〕
平家物語を語る音楽(平曲)の伴奏に用いる琵琶。
琵琶を手に語り物を演じる琵琶法師が用いた琵琶。

・薩摩琵琶〔さつまびわ〕
薩摩の盲僧琵琶から派生した琵琶。薩摩武士の道徳教育の目的で作られたのが始まり。
琵琶の中で最も大きな撥〔バチ〕を使うのが特徴。
(バチは柘植の木と言っていた)

・筑前琵琶〔ちくぜんびわ〕

明治時代に薩摩琵琶と三味線の要素を取り入れて作られた琵琶。
全ての琵琶に共通して、透明感のある澄んだ音色や、余韻の深い響きを持っています。

雅楽の楽器として伝来

日本の琵琶の起源は西アジアにあると言われています。
奈良時代(7~8世紀)に中国から雅楽の伝来と共に日本に伝来しました。
上記の5種類の琵琶の中で最も古いのが「楽琵琶」と「盲僧琵琶」で、
この二つを基礎に5種類に派生していきました。
現在もっともポピュラーに演奏されている琵琶が、
「薩摩琵琶」・「筑前琵琶」です。


絹の弦を押さえて
胴の裏板は主に栗材・カリン材が使われています。弦は絹のものが使われています。
扇形の撥〔ばち〕を用い、弦を弾いて演奏します。

フレットが高く、ギターのようにフレットの上を押さえて音程を変えるのではなく、
フレットとフレットの間の弦を押さえて音程を変えます。
***
五弦琵琶
五弦琵琶は奈良時代より中国から伝来したが、ペルシア起源の四弦琵琶とは起源を異にし
、インドで発生した楽器とされる。五弦五柱。平安時代前期頃までは演奏する人もいたようで、当時の楽譜も現存しているが、その後断絶した。


「螺鈿紫檀五絃琵琶」(正倉院宝物)

ピーパー
4本の金属弦を持ち、31個のフレットで半音階を演奏できる。
ギターの奏法が取り入れられ、弾奏には右手の全部の指を使用し、
爪か義爪によって音を出す。

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と記載があった。能村先生の講義とほぼ同じ内容であった。奥が深い!
 薩摩琵琶の材質は桑の木だとも言ってた様だったがが、聞き違いか?
又、そんな大きな桑の木があるのかな?


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