6月14日 (土曜日) 晴れ
晴れた! 朝は涼しかった。
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今日の天声人語に・・・
数ある魚偏の字のなかで、もっとも清楚なイメージを放つ一字は
「鮎」だろう。
この魚は優美なうえに涼しげで、さらに香気がある。
はつらつとした少年少女たちを「若鮎」にたとえたりする。
博学な魚類学者で知られた末広恭雄によれば、
アユが「鮎」になったのには一つの説がある。
記紀に伝わる神功皇后(じんぐうこうごう)が、
あるとき戦況を占うために釣りをした。
そのとき釣れたのがアユだったので、
魚偏に占の漢字があてられたという。
日本人とのつきあいは古く、万葉集には魚のなかで最も登場するそうだ。
そのアユのシーズンが今年も始まった。
各地の川に長竿が並ぶが、心配もある。
近年は釣り人や漁師さんから「小さくなった」という声が相次いでいるようだ。
例によって、背後には温暖化が見え隠れする。
川で生まれ、海へ下り、また川へ戻って産卵し、
1年で一生を終える。
だが秋に川の水温が下がらないと産卵は遅れる。
下る時期も遅くなって、海で過ごす時間が足りずに
小型が増えている可能性があるという。
高度経済成長のころ、全国の多くの川からアユは消えた。
ようやく水質汚染が改善され、いまでは首都圏の多摩川をはじめ
各地の川に戻ってくれた。
今度は温暖化、では魚に申し訳ない。
アユとともに万葉集に登場する
ニホンウナギは、国際自然保護連合の絶滅危惧種になった。
何によらず、魚偏の資源が限りあることへの謙虚さが必要なときだろう。
鮪(まぐろ)、鰹(かつお)の両横綱はむろんアユとて同じ。
塩焼きも心して食したい。
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とあった。
また、折り紙のニュースが・・・・
世界中のアーティストが制作した折り紙アートの展覧会が
米ニューヨーク市内で6月19日から開かれる。
折り紙アート展は1959年に米国で初めて開かれて以来、
今年で55年目を迎える。
チェコのデザイナーは折り紙で前衛的な服を製作
=HANA COUFALOVA氏提供
☆どうやったらこうおれるんだろう。
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「折り紙には癒し効果がある。
紙を折る工程は瞑想に近い」と話すのは、
展覧会を企画したユエン・グエンさん。
「折り紙では驚くほどリアルな形が創り出せる。
例えば単に昆虫に似せるだけでなく、
体の各部位を正確に再現した特定種の制作ができる一方で、
美しい抽象的な表現もできる。
科学と芸術の橋渡し的存在といえる」と解説する。
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今回の展覧会では世界のアーティスト88人から集めた
作品130点あまりを紹介。
マレーシアのオルガン奏者が制作した愛らしいウサギの折り紙や、
野ネズミをリアルに再現した米国人アーティストの作品、
ベトナムのアーティストによる剣を持つ天使などの作品が出展される。
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折り紙は1950年代に日本の折り紙作家、
吉澤章さんが発行した図入りの解説書がきっかけとなって人気に火が付き、
世界中に広まった。
現在では多くのアーティストがコンピューターのソフトウェアを制作に活用する。
グエンさんによれば、作風には国ごとの特徴もある。
ベトナムのアーティストは紙を濡らして柔らかい折り目の作品を制作する傾向がある
一方、日本人は計算された精巧で複雑な作品を得意とし、
欧州ではその中間をいく作品が多いという。
折り紙アート展はニューヨークの専門学校クーパーユニオンで、
6月19日から7月4日まで開かれる。
☆折り紙アートの展覧会があるなんて知らなかったなあ~!
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web上からいくつか写真を!
すごいなあ~・・・・。
行ってみたいが。
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