葉が散ってしまったモミジバフウを眺めて、マックロクロスケ…と笑ったのはいつだったか。
もう10年以上前の大船だった気がする。
芝生の上に転がっていた果実を、芝生の端に寝っ転がって撮りながら
ロシナンテさんとふと見上げた梢に残っていた果実が愉快だった。
今年は何もかもが変だけれど
散り敷いたと思っていたモミジバフウの葉がまだ残っている樹があった。
▲ 赤く色づいていたと思った果実も黒くなってきた。
中には種子が詰まっているのだろうか、隙間が見えてた。▼
▲ 果実がぶら下がっている枝先には冬芽。▼
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▲ 一本だけ、まだ葉を残した樹があった。▼
▲ 果実もまだ未熟なのだろう、緑色の部分が多い。▼
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▲ 別の樹ではすっかり葉も散り敷いて、冬芽・葉痕がハッキリしている。▼
▲ 冬芽は芽鱗に守られている。フウと違って芽鱗には毛がなく艶々している。▼
▲ モミジバフウの特徴、枝はごつごつとした翼が目立つ。▼
モミジバフウ(紅葉葉楓 アメリカフウ) フウ(マンサク)科フウ属 Liquidambar styraciflua
(2018.12.24 明石西公園)
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5年前にこの樹の赤味を帯た果実についての推論を立てた。
その時の周囲の観察とほぼ同じような状態になっている。
違っているのは今年の秋は余り風が吹かないために葉が全て散ってはいないこと。
普通に緑から茶色になって落果するものは殆ど種子を零しており、その孔が開いている。
赤味を帯びた果実の方は、種子を零すための孔が開いていないものが多かった。
今年はまだ果実が落ちていないので確かめていない。
推測の概要は下記のページに記した。
モミジバフウ(アメリカフウ)
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▲ 中八木のフウ
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西公園のモミジバフウ 上が池のモミジバフウ 森林のモミジバフウ
モミジバフウ(アメリカフウ) 中八木のフウ(タイワンフウ)
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