欧米原産の常緑針葉樹を「コニファー」と称して売りに出している。
狭い日本家屋の、あるかなしかの小さな庭にも植えられているのをよく見るようになった。
広い大地に根ざしてこその大樹が、鉢植えや玄関脇に植えられているのを見るにつけ
そこまで欧米ナイずされないといけないのか…と、昔人間は思いふける。
公園の見本園などで、景観対策に植えられているのを見てもそう感じてしまう。
侵略的外来生物がどうしたこうした…と言う以前のような気がする。
「ブルー・アンド・ゴールト」とは葉の様子からだろう。
メディア・ビャクシン?、はてさて何のことやら…と思ったら
学名表記が「Juniperus × media 'Blue and Gold'」
何のことは無い。
学名表記をそのままに商品名?として登場させ、それをしっかり植えている。
☆
▲ カイヅカイブキと同じで、強く剪定された場所からは「棘状の葉」が出てくる。▼
メディア・ビャクシン ブルー・アンド・ゴールト Juniperus × media 'Blue and Gold'
ビャクシン(J. chinensis)とサビナビャクシン(J. sabina)との交配種
(2018.02.13 明石公園)
☆
カイヅカイブキ(貝塚伊吹) ヒノキ科ネズミサシ(ビャクシン)属 Juniperus chinensis 'Kaizuka'
(2017.02.28 京都)
【先祖返り せんぞがえり atavism、reversion】
ある個体に、親はもっていないがそれ以前の祖先がもっていた形質が現れることを先祖返りという。
-------------------------------------------------------------
ハイビャクシン(這柏槇) カイヅカイブキ(貝塚伊吹)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます